新しいことに挑戦してみる
昨日とは違う今日　今日とは違う明日
昨日の自分にさよなら
昨日の痛みにもさよなら
つらい気持ちも形を変えて
そのうちなかったことになるかな
　

君が教えてくれた新しい景色
君が見せてくれた新しい世界

知らなかった気持ち　知りたくなかった想い
見たくなかった気持ち　
見ないふりが出来なかったあの日

それなのに君はただ　何もかも放り投げて
何もなかったかのようにあとは知らんぷり
その中に置き去りにされて途方にくれている

君といると眠くなるのは
それだけ君に心を許してるから
それなのにそんなこと
君はちっとも気付かないんだね
「いつも眠そうだね」だなんて笑ってるけど
みんな君のせいなんだよ

昔は月のない夜は
とても暗くて何も見えなかったから
大好きな人にも逢うことは叶わなかったと
なにかの本で読んだ

今は夜でも明るくて
いつでも会えるはずだけど
こんなに月が綺麗な今日
こんなに君に会いたいのに

月が綺麗ですねの一言でさえ
君に伝えられない　こんな夜や

君のいない毎日
ついこの間まで当たり前だった日常
嫌いになりたいのに君の笑顔がついて回る
何をしても何を見ても
君のことを考えてしまう
どうしたら消えてくれるの
ただ時の経つのを待つしかないのかな

君にもらったものを指折り数えてみる
楽しい時間　優しい言葉　居心地のいい空間
好き勝手に吐く言葉　眠たくなるくつろぎ
たくさんの優しさ　

切ない気持ち　狂おしいほどの想い
見ない振りが出来なくなったあの日
こんな気持ち　
気付かないでいられたらよかったな

無自覚な人たらしの博愛主義者のくせに、超断捨離修行僧なお兄さんへ。

人が最高に弱ってる時に優しくして､ こっちの心臓握っといて、「僕は何もしてませんよね？」なんて冷酷なのにもほどがあるでしょ？
バカバカ、徹底的にいじめてやる〜。

だから言ったのに。何もしてなくても、何もしてないからこそ、傷付けることだってあるんだよって。ちゃんと最初に訊いたでしょ、口説かれてくれる気あるって？　絶対無いっていうから、どんなに苦しくても大人しくしてたよ、べた惚れでも知らないふりしてたよ。今さら心、揺らしたりしないでよ。

いじわるな神様へ

会いたいけど会いたくない。透明人間になって、こっそりのぞけたらいいのに。

よりによって、わたしのお気に入りの通りに、なんであなたの分身なお店はあるんだろう。

あの通りには美味しいお店がたくさんあって、通るのも楽しいところなのに。絶対あなたに会っちゃうから、しばらく通れないじゃないか。

きっとばったり会っちゃうんだ、わたしは本当にタイミングの悪い人間だから。
あなたがお客さんを見送りに出たその

今日もあなたのそばを通り過ぎました。
そのくらいは許されるよね？

人って本当に相手次第で見える顔が違う。
どれもわたしで、どれもあなた。
そこに正解はないんだろうなあ。
大好きな人の違う顔、全然知らないあなたを見るのはちょっと怖い。

夜の闇の中ではいつもと違う景色が見える。今夜は月夜で明るいけれど、それでも昼間見るのとは違う景色がそこにある。

木々の匂いもより冴え、静かな空気の中に遠くの音が聞こえる。

忙しい毎日、すり減った気持ち、たくさんの不安、やりきれない想い、そんな気持ちが少しだけ浄化される。