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詩作

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詩はきっと魂が漏れ出て、言葉になってしまったもの。
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#大学生

よかぜ〈詩〉

せっかく横になったのに、

眠りにつけない夜がある。

そうとわかれば戸を開けて、

サンダル履いて、散歩する。

夜の散歩。夜のおでかけ。

電車はとっくに走らない。

車はちょっと走ってる。

ちらちら光る街明かり、

川辺の虫に、月明かり。

不意にぴゅうっと音が鳴る。

風が吹いた、夜風が吹いた。

タバコの煙が巻き上がる。

思わず身体を翻し、夜風を背中に受けるのは、

夜風が嫌いだから

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こんばんは〈詩〉

こんばんは、が、無い。

「こんばんは」と誰も言わない。

ご近所さんには、会釈でおしまい。
友達との挨拶は、きっといつも「お疲れ様」だ。
家族に挨拶、最後にしたのはいつだろう。

そういう日々を生きて、こんばんは、が、
無くなっていることに気づく。

先生に、こんばんは。
ご近所さんに、こんばんは。
久々に会った親戚に、こんばんは。

こんばんは、は、今晩は。

今晩は、良い月を見ている。
今晩

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