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旅は時代を行ったり来たり【前編】:旅&ラン 京都

マラソン大会に行くついでに観光。
今回は、京都と大阪を回りました。

秋に金沢に行った時もそうでしたが、
京都も外国人の観光客で、とっても混んでいました。

「歴史的な街や建物」は、貴重な観光資源ですよね。
私たちは、普段の生活で「歴史」を感じることはあまりありませんよね。
外国人に限らず、私たち日本人にとっても、
旅は歴史に触れる良い機会です。

いろんな時代へのタイムマシーンの旅に、皆さんをお連れしましょう。


江戸時代へ


京都へ行ったのは、高校の修学旅行と、20代だった30年前です。
今回は、ずい分久しぶりの訪問でした。

なかなか行くきっかけのないところへ、
マラソン大会で訪問するのは、とても良いです。
毎回私は、大会の前泊、後泊、もう一泊と3泊しています。

今回宿泊したのは、祇園にあるホテルでした。

私は、修学旅行では、お寺は見すぎてよく憶えていませんが、
祇園のお土産屋さん通りは、よく憶えています。

JK女子で夜出かけられて、とても楽しかったです。
舞妓さんを見つけて記念写真を撮ってもらったことも、憶えています。

このあたりだったのかな。。

祇園:花見小路

祇園の歴史はこのようです。

祇園はもともと鎌倉初期八坂神社の門前町として発達した街。
江戸時代になって参詣人が多くなるにつれ茶屋が軒を並べるようになった。
江戸時代初期に行われた鴨川の護岸工事により新しくできた土地の活用がきっかけで、四条通沿いとその北側に爆発的に花街が広がる
江戸末期には7百件のお茶屋が立ち並び、芸子さん&舞妓さんは3千人以上と日本有数の超巨大な花街となる。

https://earthtime-club.jp/column/history/053-2/

元吉町

鴨川沿いの建物

5月初めから9月末までは「納涼床」が敷かれるようです。

https://www.vmg.co.jp/restaurants/magazine/kawayuka/

二条から五条にかけて90軒ほどの店が並び、薄闇に浮かぶ川面に面した床のもとで、川の流れと川風に涼みながら昼げ・夕げのひとときを楽しむことができる。

https://earthtime-club.jp/column/history/053-2/


鎌倉時代へ


京都には、本当にお寺や神社が多いですよね。
今回は時間も限られるため、絞って見ることにしました。
東福寺に行ってみました。

東福寺とは

摂政九條道家が,奈良における最大の寺院である東大寺に比べ,また奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で,「東」と「福」の字を取り,京都最大の大伽藍を造営したのが慧日山東福寺です。嘉禎2年(1236年)より建長7年(1255年)まで実に19年を費やして完成しました。

https://tofukuji.jp/

しかし、たびたびの火災で消失、再建を繰り返しています。

元応元年(1319年)、建武元年(1334年)、延元元年(1336年)と相次ぐ火災のために大部分を焼失しました。
延元元年8月の被災後4ヶ月目には早くも復興に着手し,貞和3年(1346年)6月には前関白一条経道により仏殿の上棟が行われ,延元の火災以降実に20余年を経て,再び偉観を誇ることになりました。
建武被災の直前にはすでに京都五山の中に列せられていましたから,再建後の東福寺は完全な禅宗寺院としての寺観を整えることとなりました。

明治14年12月に,惜しくも仏殿・法堂(はっとう),方丈,庫裡(くり)を焼失しました。
その後,大正6年(1917年)より本堂(仏殿兼法堂)の再建に着工,昭和9年(1934年)に落成。明治23年(1890年)に方丈,同43(1910)年に庫裡も再建され,鎌倉・室町時代からの重要な古建築に伍して,現代木造建築物の精粋を遺憾なく発揮しています。

https://tofukuji.jp/

私たちがいま目にしている姿には、
並々ならぬ苦難と再建の歴史があるんですね。

全体像はこちら

東福寺の周辺はとても静かで、お土産屋さんの並ぶ参道などはありません。

広い敷地の中には深い谷川が通っています。
周りに庭があり、その上を回廊が通っています

通天橋への入口(左側に受付あります)

通天橋

紅葉の時期はとても美しいようです。

https://co-trip.jp/article/594123

回廊を渡った先にある開山堂

いくつかある建物のうちの一つ「方丈」は、中に入ることが出来ます。
方丈
から眺める石庭

本堂(仏殿)
大きな、荘厳な建物です。

三門

時には、こんな心の洗われる場所で、
「800年前」に思いをはせてみるのも良いですね。


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