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会社を辞めて3か月経っての変化

私は2022年3月末で、13年間勤めていた会社を辞めました。
3か月余り経った生活の変化を、書いてみたいと思います。


買い物依存


以前は、ちょっとすると買い物依存ぎみだったかもしれません。
ヒマさえあれば、洋服のサイトを見ていました。
「あれとこれを組み合わせて」
考えることが、とにかく好きでした。

正直、新しい服を買っても、
着ていく頻度より服の数のほうが断然多くて、
「順番待ち渋滞」が起こっていました。
それでも買いたかった。
私の現実逃避だったのです。


怒りを抱える


以前の私はどことなく、イライラザワザワしていました。
いつも心の中に「怒り」を抱えていました。
もちろん、それを誰彼かまわずぶつけるわけではありません。
しかし、常に自分の「怒り」を抑えて生活していたと思います。


その原因


どちらも簡単に言うと、
会社という「環境に適応出来なかったからでした。
仕事は問題ありませんでしたし、上手くやっていた方ではありました。

しかし、大手で「お役所よりお役所」と言われる組織体制の中で
常に矛盾を感じていました。

イノベーション」を掲げる割には、
「新しい事」をやろうとすると
組織ってそういうものじゃない」と言われる

何層にも重なる階級
そのそれぞれが「上がどういうかしら」と
上司の顔色を予測して、チェックを入れる

いつまでもはびこる「上意下達

肝心なところでは、自分の功績にしたいと躍起になる

上が決めたとなれば、
現場で使えないものでも、
ニーズがないと明らかなものでも、
そのまま下りてくる

まともに仕事をしようとすればするほど、辛くなっていきました。

上司のため?
会社のため?
自分が会社で生き残るため?

その自覚があればむしろ、まだ救われます。
何ひとつ疑問を持たないほどに、慣れきれるものなのか?

会社ってそういうもん、大人ってそういうもん。
ほんとに?ほんとにそうなの?

まあ、よく頑張ったと自分で思います。
決して仕事のできるタイプではありませんでしたが、
幸か不幸か、
当然ながらパフォーマンスの下がる一方の現場に甘んじる
「適応」はどうしても出来ませんでした。


新生活スタートして


今までが嘘のように、買物をしなくなりました。

今も商品を見て、
「どんな風になるかな」
と想像するのは好き。
でも、買いません。

「欲しいから買う」
のではなく、
本当に必要になったら買えばよい。
と思うことができるようになったのです。
当たり前なんですけどね(汗)

今はユニクロのキャミソール一つでも、
気軽に買わなくなりました。

また、いつもイライラザワザワしていた気持ちも、
つき物が落ちたように無くなりました。

以前よりずっと忙しいし、使えるお金も少ない。
それに反して、心の余裕は随分できたのです。

例えば、こっちで買った方が安かったのに!
ということも悔しくなくなりました。
何か手続きに行って時間がものすごく掛かっても、
前のようにイライラしなくなりました。
お金も時間も、前よりずっと無いのに。

以前はお金も時間も浪費しながら、「無駄」を悔しがっていた。
心の余裕が無いって、こういうことだったんだなと思います。

適応できない場所にいるのは、心に負荷が掛かっています。

違う場所を探した方が良い。
生きづらい場所で、自分をすり減らす必要など無いのです。

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