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地味で目立たないくらいがちょうど良い

こんなことを書くと怒られそうですが、、
26歳の娘の彼は、私から見ると「ちょっと頼りない」人です(笑)
娘と話して感じる、
昔と今の「相手に求めるもの」について書いてみたいと思います。


ちょっと頼りない


私は今、娘と二人暮らしていたマンションを出て、
addressを利用し、ホッピング生活をしています。

マンションには、娘と結婚未定の彼が住んでいます。

私と娘と娘の彼で、ちょくちょくご飯を食べたりしています。

私が、娘の彼を「頼りない」と感じるところはどこだろう?
「気がきかない」ところかな。
先回りしてあれこれやるタイプではありません。
気を使わない感じは、こちらも楽といえば楽です。

彼が私に遠慮しているのは当然なのですが、
娘も、例えば家事を
「言えばやってくれる」けれど、それ以上はない。
「言わないと、気が付かない」
と、よく怒っています(笑)

家事に関してはあなたに、私もずっとそう思っていたけどね。。


結婚相手に求めるもの


「結婚相手に求める条件」
私たち50代の、若かりしバブル時代は、、

バブル全盛期 「3高」
3高とは、「高学歴」「高身長」「高収入」を指す言葉です。

https://bestchapel.jp/media/marriageconditions/

ありましたねー。
中身は問題じゃない??
身長とか、結婚生活に関係ないですけど(笑)

あと「男らしい」とか、
「頼りがいがある」とか。
「甲斐性」なんて言葉もありましたね。


地味なタイプ


私には、今も仲の良い幼なじみが2人います。
3人とも結婚し子供がいますが、
うち2人(私を含む)は、すでに離婚しています。
残る一人(A子)は、結婚して30年以上経つ今も、
とても夫婦仲が良いです。

20代でA子が結婚した時の、A子の夫の印象は、
「(いわゆる)地味
「クラスにいたけど、一度も話したことない」というタイプ。
わざわざ結婚相手に選ぶ??
(これほんとに怒られる、、笑)

しかし、今なら分かるんですよね。。

私の元夫と、もう一人の離婚した友人の元夫は、
「地味」なタイプではありませんでした。
クラスに居たら目立つタイプだったと思います。
(ちなみにどちらも「3高」では無かったです。)

私の元夫は依存体質だったし、
友人の元夫は、自己中の塊のような人でした。

それとは対照的な、A子の夫。
私の家に飲みに来たA子を、何時になっても車で迎えに来ていたし、
子供たちの勉強も、とてもよく見ていました。
本当に愛情深くて、子供のこともA子のことも、
今もとても大切にしています。

だからこそ、仲の良い家族でいられるんですよね。

こういうことって、「3高」なんて言っていた頃には、
わからなかったですよね。


同窓会で


12年ぶりに出席した、高校の同窓会で会ったS君。

高校時代に、私の友人(B子)にずっと片思いをしていました。

しかし、B子がS君に振り向くことはありませんでした。
B子に「なんでSじゃダメなの?」と聞いたら、
「なんか惹かれない」と(笑)。。

S君は、いつもニコニコしている、
いわゆる「良い人」タイプでした。

S君は今はもう結婚し、子供が二人いて、単身赴任中です。
「退職したらどうする?」という話から、
「長い単身赴任生活で、家に居場所ある?」という話になり、
「家に戻って、奥さんと二人の生活はどう?」という話に。

すると、S君は
「俺はずっと一緒にいたい」と言いました。
「Sって、昔から愛情深いよね。」

ニコニコして怒ることがなくて、愛情深い。
それ、A子の夫だわ!


いかに自然でいられるか


今の時代の「結婚相手に求めるもの」

令和「YSK」
YSKとは、「優しさ・思いやり」「自然体でいられる」「価値観の一致」を指す言葉です。

同上

私が、娘に「彼のどこか良いの?」と聞いたところ、
第一に「優しい」と答えました。
娘の友人や周りの人を見ても、
「みんな優しい人を選んでいる」と言います。
そうじゃないと、一緒にいる意味が無いんだそうです。

次に、「気を使わなくていいところ。」
そして「気が合う」と。

令和時代の今、経済的な問題や、働くことに生きがいを感じる女性など、働く女性が多いからこそ、家庭内でのYSKはとても重要視されているのでしょう。

同上


若い人は賢い


娘が母(娘のおばあちゃん)に「彼と暮らす」と言ったところ、
母は開口一番「(彼は)次男か?」と言ったそうです。

いつの時代(笑)?

「3高」でも、「男らしく」もない。
「頼りがい」もない。

娘の彼もおそらくクラスで、
地味で目立たないタイプだったと思います。。
でも、どうやら「良い人」そうです。

「優しさ・思いやり」がなければ、結婚相手に限らず友人、仕事関係者とも上手く行くことはないでしょう。

同上

結婚生活に一番大事なことは、
一見「魅力的に見える」ものとは違うのかもしれませんね。
若い人は賢いのかも。

私に関しては、気づくのが遅すぎました(笑)。

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