渚、ふたりで。 30 青木詠一 2019年5月20日 08:07 渚で若い二人が海を見ている。こんな風景に言葉はいらない。見つめる心さえあればいい。 離れてゆくものは何だろう。手ですくえない海のように、こぼれるものは何だろう。 ハトがふたりのことを見守っている。そこに確かなものがあるかのように。ただ、見つめている。 別の若いふたりが渚を歩いていた。どこへゆくのだろう。でも、とても幸せそうだ。 この先も二人が幸せでありますように。その願いを、ハトがまた、届けようとしている。 そして、人生は続いてゆく。 #エッセイ #写真 #詩 #ふたり #渚 30 最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一 サポート