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ひとと反応しあっていますか?

先日友人と久しぶりに飲みました。
夕方5時から始まり、11時半まで(笑)
よくもまあ、そんなにしゃべることがありますよね。。
そこで感じたことを書いてみたいと思います。


他愛のない話


私と友人は、お酒が入ると今回のように「長時間」になりますが、
ほとんどが「他愛のない話」です。

あんなことがあった。
こんなことがあった。

結論なんか出ない。
言ったところでどうにもならない。

でも、こう思っているのよ。

こんな「プロセス」の話を出来る相手は貴重です。
仕事じゃないから、結果とか成果報告をする場ではありません。

職場でも「他愛のない話」が出来るなら、
きっと雰囲気の良い職場です。
かといって、延々とするのはNGですよね。

場をわきまえないといけません。

心置きなく「どうでもいい話」が出来る相手同士。
お酒が入れば、さらに心のハードルは下がります。
そんな相手や場所を、持ちたいものです。

ストレス社会
これくらいないと、キツイですからね。


友人のついていなかった話


友人は、久しぶりに忙しさが重なり、
その日は寝不足のまま、朝出掛けたそうです。
病院へ、予約をしていた検査を受けるために。

検査を担当した女性職員の対応は、とてもひどいものだったそうです。

友人が、検査と直接関係のない質問をしたことが、
彼女の気に障ったようだった。

友人が待合室で待っていたら、
中の休憩室で担当女性が、
友人の悪口を言っているのが、壁越しに聞こえた。

検査が終了した後も、待合室に誰もいなくなるまで「放置」された。
病院に、3時間もいる羽目になった。

友人が一番憤っていたのは、知らないから聞いただけなのに、
まるで「クレーマー」扱いされたことでした。

クレーマー扱い、私も憶えがあります(笑)

担当女性にとって、仕事の邪魔をする人は「敵」なんでしょうね。
忙しさなのか、職場のストレスなのか、そもそもの性格なのか。
何が彼女をそうさせるのでしょう。

友人は普段、めったに怒ることのない人です。
「他人に殺意を抱いたのは初めてだった(笑)」と。


早く寝たら?


ついてない日ってありますよね。。

彼女は家に帰り、娘(社会人)にその顛末を話したそうです。
すると、こう言われたそうです。

「ママ、疲れてるんだよ。早く寝たら?」

「そんな風に言ってくれる娘がいてよかった。」
もし誰もいなかったら、いつまでもくすぶっていたかもしれない、と。


話せる相手が家にいなくなる


たびたび起こる事件。
怒りを爆発させ、全く無関係な人へ刃を向ける。
そういう人も、特別ではない気がします。

「ちょっとしたこと」を話せる相手がいないだけなのかもしれません。
孤独は、人を蝕みますよね。

こんな失敗しちゃった。
こんな嫌なことがあった。
こんなびっくりしたことがあった。

誰かに話すだけで、
聞いてもらえるだけで、
「そうなんだ」と言ってもらえるだけで
、良いんですよね。

私も今は、家に娘がいます。
しかし、もうすぐ一人立ちする予定です。
「こんなことがあったのよ。」
と話せる相手が、家にいなくなります。

友人も「今は娘がいるけど、そのうちいなくなるよね。」と。


反応しあうだけでも良い


先日、東京マラソンが開催されましたね。
私も応募しましたが当たらず、今年も応援でした。
いつかは出てみたい!
ラン仲間が15人くらい出るのに対し、10人くらいで応援に行きました。

私たちの隣には、ケニア人の大応援団がいました。
ケニアの選手が来るたびに、大盛り上がりでした。
楽しそうな様子に、こちらまで楽しくなりました。
明るいって、良いですよね(笑)

自分が大会で走っているとき、応援は本当に力になります
沿道の一人一人の表情や声は、きちんと届いています

私は、元気なうちは、手を振ったり、
ありがとう!と答えながら走ります。

ちょっと恥ずかしい気持ちはあるんです。
でも、今回応援に回って、「返す」ことの大切さを改めて感じました。

手を振ってくれたり
ありがとうと言ってくれたり
会釈したり、うなずいたり、
目を合わせてくれるだけ
でもいい。

「わかっているよ」と「反応」するだけで、
元気がこだまになって返ってきます。
じんわりと、心に温かいものが広がります。


自分が壁にならない


東京マラソンでのサブ3のペースメーカーです。
ペースメーカーの周りには、たくさんの「一緒に走る」人がいました。

マラソンは孤独なスポーツに見えて、そうではありません。

自分を孤独にするのは、自分自身なのかもしれませんね。

「知らない誰か」と「一緒に」何かをするだけでも良い。

なんだって良いから、
行動する
自分から加わる
一緒に何かをする

マラソン大会に出れば、誰かと一緒に走れたり、
「応援」で、知らない人と「反応」しあえたり。

人は壁ではないし、ましてや敵ではない。
まずは、自分が壁にならないこと。

そうしないと、生きてる間中、
ストレスだらけになっちゃいますよ。

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