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50代からは上がる!人生の「幸福度」曲線
今、あなたは幸せですか?
新興宗教の勧誘じゃないですー(笑)
田舎から出てきたばかりの頃、
西新宿あたりでよく声をかけられたことを、私は今思い出しました。。
「幸せ」の尺度はそれぞれです。
しかし、年齢によって「幸福度」の傾向がある。
そんな話を、書いてみたいと思います。
年齢による「幸福度」
こんな話を聞いたことはありませんか?
加齢と幸福の関係性について。
近年はU字型を描くことが徐々に明らかになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1708052022768-eLMsZDce0n.png?width=800)
アメリカのダートマス大学のデービッド・ブランチフラワー教授は、世界132カ国における幸福感と年齢の関係を調べました。
その結果、人生における幸福感が最も薄れるのは先進国で47.2歳、発展途上国で48.2歳となりました。
中年クライシスは、みんなに訪れる
なぜ40代後半に幸福度が下がるのでしょうか。
幸福曲線と40歳から50歳の間に感じる不満の説明には、現実的な人生観、より多くの責任、それに伴うストレスの増加などが含まれている。
「中年の危機」と呼ばれるこの状況は、職場の状況、達成できなかった目標、または健康に関連する問題にも影響を受けることがある。
中年の危機は自分だけにやってくるものではなく、全ての人が経験することです。その倦怠感をまずは受け入れることです。
決して悲観的になるのではなく、当然の気持ちとして納得することが大切です。
50代以降は幸福度が上がる
なぜ50代以降になると幸福度が上がるのかについて、
このように触れられています。
U字型のカラクリ
「The Happiness Curve」の著者Jonathan Rauch氏は、なぜ50歳を過ぎると人生は好転していくのか明らかにしました。
若い時は人生の満足度よりも期待が多いですが、50歳を過ぎると現状の満足度が期待を超えていきます。
歳を重ねると「思ったよりは人生は幸せだな」と思えるようになるのでしょうか。
(40歳から50歳へ)徐々に個人の満足度は回復し、50歳になると再び幸福に向かって飛躍する。なぜなら、私たちは適応し、より強靭(きょうじん)になる傾向があるからなのだ。
年齢を重ねることで得られるスキル
身の回りに起こっている「イベント」はそれぞれ。
しかし、「“心の成長”が、自分自身を幸せにする。」
中年クライシスで葛藤を経験し、
期待するよりも現実を受け止め、
幸せを感じるようになる。
また「適応し、より強靭(きょうじん)になる」。
「適応力」が幸せに通じると言えます。
「幸せを感じる」コツ
神経心理学者のリック・ハンソン氏によれば、私たちの脳には「ネガティビティ・バイアス」(物事をマイナスに捉える傾向)があり、ネガティブな気持ちになりやすい生き物だそうです。
ネガティブな感情は私たちが生存するために本能として一瞬で定着されていきます。
しかし、ポジティブな出来事は、短期記憶を経て長期記憶に保存されることで記憶に定着されていくようです。
ネガティブバイアスにかからないためには、この三つを噛み締めるべきだと主張されています。
三つのきづき
「安心感」:今日は〜をして安心できたな
「満足感」:今日は〜をできて満足感を得ることができた
「絆」:今日は〜との絆を再認識できた
良かったことを思い出して反芻する。
すると、ポジティブなことが脳にインプットされる。
マインドは習慣で変わるんですね。
幸せは誰かにもらうものではなく、自分で作り出すもの。
幸せをつくり出すスキルは、自分自身で手に入れられる。
「幸せを感じるスキル」
年齢を重ねる経験から生み出されるのなら、
歳をとることは悪くないですね。
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