有休がとれないなんて

会社に勤めている人が「有休がとれない」と言っているのをよく聞く。
権利なんだから使えばいいと思うけれど、周りの人の目や負担が気になったり、そもそも上司にとるなと暗に言われていたりする場合がある。
ここでものすごく言いたいのは、有休が取れないのは上司や会社が無能の証ではないか?ということだ。
周りの人の目や負担が気になることに対しては、上司のマネジメントの問題になる。上司や会社に有休をとるなプレッシャーがある場合は、そもそも会社として法律に沿った運用がされていないということに他ならないのではないか。
「有休がとれない」と言う社員が一人でもいたなら、上司として会社として恥ずかしいという風潮になってくれればもう少しいい環境になっていくのではないかと思う。すぐには難しいと思うけれど、労働者の環境をよくしていかないと「有給バッチリとれる」ような、上司のマネジメント能力が高くて労働者を大切にするような会社にしか長く働いてくれる人はいなくなる気がした。
「若者が三年もしないで辞める」のようなことも少し昔から言われるようになっているけれど、若者が問題なのではなく会社や上司に問題があった場合も大いにあると思う。「自分たち(会社)のやり方は変わっていない。昔はもっと根性があった」という声も聞こえそうだが、昔と今は違うのだから、今を生きる若者に昔を強要することがおかしい。良いところで変われない会社は衰退していってしまう。
「有休がとれない」と言っている社員がいるならば、今の時代に合った会社の運用になっているか見直してもいいと思う。

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