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【日々これ #13】正解と本質って無意識に間違っちゃってることあるよなぁ〜べき・かも論(?)〜

最近、自分には睡眠が不可欠で、でも寝過ぎても寝溜めできないので、睡眠の質を高めるグッズが欲しい Anzaki です。

「いくら寝ても眠い」「寝過ぎて疲れた」「なんかちゃんと寝れてない」が最近多くて、やんなっちゃってます。

ぼくの場合、ちゃんと寝れないと、

1.機嫌が悪くなる
2.思考が整理されてにくくなる
3.集中力がなくなる
4.いろんなことが非効率になる

一言でいうとパフォーマンスが落ちるので、なんとかしたいなぁと思っています。

で、これとは全く関係ない話をしまーす

もしかしたらぼくの世代に多いことかもしれないですが、でも多分全世代に関わることのような気がいる話で、
本質と正解を無意識に間違えたり、混同してしまったりしてることあるな、と思っています。

この2つの言葉、感覚的に違うことはわかると思いますが、順番にお話しします。

まず、正解とは、正しく解く、と書きます。正しいとは、道理や法に沿っていることを言うので、
一般的に認められる解答のことを正解と言います。

一方、本質とは、本当の質、本来の質。そのものが持つ本当の価値のことを言います。
そもそも「本」という漢字は、木の根本に一本の線を引いてできており、「物事のおおもと」を表している、と聞いたことがあります。おおもとの質、核心という言葉にも言い換えができます。

なんとなく、本質の方が大事そうですよね。

たぶんそうなんです。
意味を考えれば全く違う次元の言葉だと思うんですが、ふと混同して考えちゃってることがあるような気がしてます。

本質を見ようとして、つい、正解探しをしている自分に気づきます。
物事を考えるとき、何かを決断するとき、「これはこうあるべきだよね」という「べき」を使う瞬間、これが正解を見ようとしているときだと思います。
「べき」とは、「なければならない」、「Must」で、「一般的に認められるもの」であり、つまりは“正解”です。

怒られるとき、指摘を受けるとき、逆に怒るとき、指摘をするときにも「べき」は使われがちだと思います。
たぶん、当人は「本質」だと思って話しているのですが、いつのまにか「べき」という正解の話をしてしまっているような気がしています(よくやっちゃう)。

こうやって混同されちゃうので、「正解なんてないんだから」ということばに、しばしば苦しめられます。
あらゆるもの、サービスがあって、もう一般的に認められる正解というものは、ほとんど出尽くしちゃってる感がありますし、なにより「みんな違ってみんないい」という金子みすゞさんの時代になって久しいです。

で、大事になってくるのは、「本質」。物事のおおもとに立ち返って、「これを他に応用できないかな?」とかんがえ、より良く生きていくことの方が求められているように思います。
前田裕二さんの「メモの魔力」がまさにそれ。

なんで間違っちゃうのかなー、と思って少し考えてみました。
そしたら、本質を考える過程の中で、正解と同じ性質のものがあるからかもなと思いました。

どういうことかというと、、、
物事の本質を捉えるときには、必ず「抽象化」という思考を行います。

抽象化とは、汎用性の高い(他のものにいかせる)形にする作業のことです。
この、「汎用性の高い」という部分が、正解の「一般的に認められるもの」という性質と近い印象を与えるな、と思います(決定的に違うんだけど)。

ここで本質を正解という言葉から切り離すのは、本質は「他人認められているかどうか」は関係ねぇ、という事実だと思います。
汎用性を高めて、「これってこういうことだから、あれにも使えるんじゃない?」みたいな視点を持てる人が「本質を捉えられる人」なんだろうなと。

あともう一つ、「べき」という言葉の対象は「一般的にみとめられている」ので、「仮に失敗しても俺のせいじゃないよ」の感情が混じっちゃってる気がします。
言霊とはよく言ったもので、思考が言葉を生みますが、またその言葉が自分の思考を決めてしまうこともよくよくよくあるものです。べきべき言ってると、正解人間になっちゃうかもしれないので、言葉には気をつけたいなと思います。

本質を捉えると、物事を汎用性が高いレベルで捉えられるので、他にも応用できる「かもしれない」という「可能性」の話ができるようになります。

ということで、

「べき」という他者に責任を押し付けた正解の話ではなく、
「かも」という本質を捉えた可能性の話ができる人になりたいなぁと思いました、な話でした。

ここにこれを「べき・かも論」と命名します(なんそれw)。

本質を捉えることは、責任を持つことになるかもしれないですねー。

手始めに、「睡眠の本質を捉えて生活を有意義にする」ことを目指したいと思いました。

ではまた。

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