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『最新版』 アメリカの2020〜2021年新規起業申請数
こんばんは、本日もみなさまお疲れ様でした。
日本では暖かくなってきて、花粉も飛び始めてしまいましたね。大変な時期ですが皆様が健康であることをお祈りいたします。
本日のトピックは「アメリカの2020〜2021年新規起業数」
グローバルパンデミックが始まった2020年頭から現在(2021年1月時点)でアメリカでの新規起業登録数を見てみましょう。
U.S. Census Bureau によると2020年1月からYear to Year の2021年1月末までの新規企業数が492,133件を記録し1年で73%も上昇いたしました。
もっと詳しく州別でみてみると....
青色のドットが上昇値の州です。
更に分かりやすくした票がこちらです。
特に新規企業登録数は12月から今年1月にかけて多く、ワクチン認証や不景気脱却の光が見えてきたタイミングとも取れるでしょう。
アメリカではパンデミック以前、企業登録数が減少傾向にありましたが、今回、コロナ禍で上昇へ向かった理由として
・インカム減少などへの対策として自己資金企業
・The Fed (連邦準備銀行)が去年6月にゼロ金利政策を提案、新規貸付などの難易度が低下し銀行からの貸付で新規ビジネスを開始する人々
など、要員はいくつか挙げられますが、エコノミストはこれをCreative Distructionと呼びます。Creative Distructionとは何かが破壊された後、人々がクリエイティブになり、新しいものを生むことを指します。
現在、数多くの起業家の進出や難易度低下により、競争が激化されています。またパンデミック中の企業はとてもリスキーといえますが、アメリカ商工会議所は「パンデミックフレンドリー」な企業アイデアとして以下を推奨しています。
・Digital marketing
・App development
・Fitness and wellness services
・Box subscription services
さて、アメリカをみた次は日本の全国新設法人動向をみてみましょう。
東京商工リサーチによると
2020年1-8月の全国の新設法人は8万4,718社(前年同期比3.0%減)で、前年同期を下回った。 by 東京商工リサーチ
速報値ですが全国での前年比で3%の現象がみられ、減少傾向にあります。
内訳では、プラスチック生産業や宿泊業などのコンシューマーや流動型の産業での起業件数の現象がみられました。
なお、上記のデータでは1−8月比の為、完全にはアメリカの起業申請件数とは比較できませんが、日本は全体的にダメージを受けているととっても間違いないと思います。
以上、アメリカの起業申請数についてでした!
ご質問、ご指摘等あればコメントでよろしくお願いいたします。
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