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女性にとって50という数字は特別な意味を持っている

「みんなのキョンキョン、誰も知らない小泉今日子」

2016年に50歳になったキョンキョンが
丸ごと一冊主役の雑誌。
この頃40代前半だった私は、
この中で語られたキョンキョンの言葉で
50歳への心構えができた気がします。

「女性にとって50という数字は
特別の意味を持っている。」

その中で印象に残った言葉の一つがこれ。

「50歳になったことは
女性として一つの区切り。
それは、子供がいる人生は
もう私の人生の中でないということ」

女性であれば
とてもよく理解できる感情だと思う。
女性の妊娠率は35歳をすぎると
一気に少なくなると言われていて、

そうは言っても
30代後半〜40代で出産する女性も
まだまだ多い。
妊娠する確率が限りなく少なくなっても、
生理がある限り妊娠の可能性を
生物的に感じるのが女性というものだ。

そして
そろそろ閉経を迎える50歳はいよいよ、
妊娠、そして出産の可能性はないだろうな、
という生物的な身体の声とともに
心理的に覚悟を決める年齢。

もう一つ印象に残った言葉、
「白髪染めだって二週間に一回とか、
三週間に一回とか面倒くさいな
と思う時もあるけれど、
うちにいるかわいい猫たちに
毎朝毎晩えさをあげるように
自分にも手間と時間をかけなきゃって
思ったらいいよね」

白髪という一見ネガティブな現象も、
手間をかける対象として捉えていた
キョンキョン。

50歳になって
以前より
不調も加齢も感じるようになった最近ですが、

「あの」キョンキョンにだって色々あるんだから
しょうがないよね
と、自分より少し先をいく彼女の言葉は
この数年、だいぶ私の支えになっている気がする。

このNoteは10年前の私へのレポートでもあり、
これから10年後私のための忘備録でもあり、
同じ年代のあなたと
あんなことやこんなことを
共有するような場所になったらなと思ってます。
どうぞよろしくお願いします。


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