初めて割れた風船をゴミ箱に捨てた日
娘は最近「ゴミ箱」を覚えた。
いらないものはその箱に入れるということを親の姿を見て学んだらしい。「ポイポイしてきて!」と声をかけるとゴミを持ってゴミ箱まで歩いていって、得意げにゴミを捨ててくれる。「偉業成し遂げましたけど?」という顔でこちらを見てくるのでこちらもいちいち拍手を浴びせてしまう。
いま感じているであろう捨てる悦びを忘れずにぜひ断捨離のできる大人になってもらいたいものだが、それが捨ててよいものなのかという判断はまだ一人ではつきかねるようで、こちらが「ポイポイ!」