Hitoshi Imaizumi

二児の父。27歳。会社員。デイリーポータルZでライターをしています。noteでは主に子…

Hitoshi Imaizumi

二児の父。27歳。会社員。デイリーポータルZでライターをしています。noteでは主に子どもに関することを書いています。

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最近の記事

【随時更新】子どもの発想

子どもの発想には驚かされることが多い。あえて言わせてもらうと自分は他の人に比べると変わった着眼点を持っている方だと思うが、子どもの発想や着眼点には全く敵わない。 やはり固定概念のない自由な発想に勝るものはない。そんな発想をいつまでも持ち続けてほしいし、自分自身もそうありたいと思う。 この記事はそんな子どもの発想に驚かされた瞬間を随時更新しています。 ーーーーー 22/3/21 長女 4歳 普段見ない相撲中継の取り組み後のインタビュー見てた娘がいきなり「ここお寿司屋さん

    • 2021年はココカラファインで始まる

      元日の朝、年越しなどという節目には目も暮れず大晦日もいつものように早く寝た3歳の長女が俺よりも先に目を覚ました。 とはいえ横で寝ているので娘が起きれば必然的に俺も目を覚ますわけでほぼ一緒に新年の朝を迎えたのだが、起き抜けに娘がある歌を口ずさんでいた。 「エビデ、エビデ、ココカ〜ラ」 歌といってもこの一節だけなのだが、これはまごうことなきココカラファインの店内放送「ココロ、カラダ、ゲンキ」である。我が家から一番近い薬局であるココカラファインの店内で流れているBGMだ。

      • 怖いと可愛いだけの世界

        長女は怖いものが多い 鬼、おじいさん、ゴリラ、ゾウガメ、笹、ダダンダン、海、裏返した靴下、ワッペンの裏側、お風呂に入ってシワシワになった指先、自分が漏らして足についたウンチ あげればキリがないが、でかいもの、いかついもの、見た目や肌触りが気持ち悪いものなんかはだいたい怖いという認識になるようだ。 では彼女にとっての怖いの反対は何かというと可愛いである。 ちょうちょ、ペンギン、キティちゃん、うーたん、赤ちゃん、パン こちらは怖いよりも分かりやすくて小さいものや愛らしく

        • 道を尋ねられがちな人は知らない子から遊ぼうと誘われる

          先日、家族4人で箱根に旅行に行ってきた。 箱根は昨年の台風による土砂崩れの影響で箱根登山鉄道が長期運休していたり、コロナの影響で外国人観光客が激減していたりとけっこう可哀想な状況だが、それでも観光客はそれなりにいてさすが箱根という感じだった。 箱根湯本駅では運休の登山鉄道が臨時待合室として使われていて、動かない車体からはそこはかとない哀愁が漂よう。 小さい子どもを二人連れているので基本的には温泉に入ってゆっくりするだけのゆったり旅だったが、まぁせっかく箱根に来たんだしと

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        • 子育ての記録
          11本
        • 今日のビル
          7本

        記事

          ピーマンには肉を詰めろ

          最近長女が粘土にハマっている。100均で安い粘土を買ったらすごく楽しそうに遊んでいたのでちゃんとした粘土を買ったのだ。 「お米のねんど」という乾きにくい粘土で12色がセットになっている。こんだけ色があると子どもの横で遊んでいる大人もけっこう楽しい。 娘はまだ2歳なので自分で造形して何かの形を作ることは出来なくて基本的にずっとコネコネして遊んでいる。 ただいろんな色を使いたい気持ちはあるようで1色だけでなくいろいろな色の粘土を出して遊んでいる。でも色の使い分けも出来ないの

          ピーマンには肉を詰めろ

          ただいまとおかえりを間違えない

          もうすぐ2歳4か月になる長女が数日前から本格的にトイレトレーニングを始めた。 今までずっとオムツに垂れ流していたものをトイレでするように変えるってかなり大変なんじゃないかと勝手に思っていたが予想以上にすんなりトイレで用を足すことを覚えたようで、昨日も日中は一回もオムツを替えずに過ごしたようである。 まぁここから完全に外れるようになるまでは険しい道のりであろうことは分かっているがそれにしても成長具合がすごい。単純にびっくりしてしまう。 昨日からは用を足せたらシールを貼って

          ただいまとおかえりを間違えない

          カメラロールの知らない写真

          ふとスマホのカメラロールを見ていると撮った覚えのない写真がたくさんあった。 昨日食べた肉まんの写真である。 知らないうちに2歳の娘がスマホを勝手にいじって写真を撮っていたのだ。 これまでもスマホをいじってて待ち受け画面からスワイプして思いがけずカメラになってしまい、わけも分からず写真を撮ることはあったが、何かの被写体がきちんと写っていることは初めてだ。 もちろんきちんとした操作はできていないので意味もなく連写しているだけなのだが、その一連の写真が妙に味のある仕上がりに

          カメラロールの知らない写真

          マティスとクリスマス

          我が家のトイレにはいくつかの絵画のポストカードが飾られている。 その中にアンリ・マティスが描いた『大きな赤い室内』がある。 2歳の娘が興味を示すので妻が「マティスだよ」と教え続けていた。小さい子は赤や黒などはっきりした色に興味を示しやすいらしいのでそれもあって娘にとっては気になる絵だったのだろう。 そんな娘がクリスマスのイラストを見て言った。 「マティス!」 なるほど確かにこれはマティスのあの絵だ。僕はこれを見てマティスの絵は全く思い浮かばなかったので、娘の発言を聞

          マティスとクリスマス

          初めて割れた風船をゴミ箱に捨てた日

          娘は最近「ゴミ箱」を覚えた。 いらないものはその箱に入れるということを親の姿を見て学んだらしい。「ポイポイしてきて!」と声をかけるとゴミを持ってゴミ箱まで歩いていって、得意げにゴミを捨ててくれる。「偉業成し遂げましたけど?」という顔でこちらを見てくるのでこちらもいちいち拍手を浴びせてしまう。 いま感じているであろう捨てる悦びを忘れずにぜひ断捨離のできる大人になってもらいたいものだが、それが捨ててよいものなのかという判断はまだ一人ではつきかねるようで、こちらが「ポイポイ!」

          初めて割れた風船をゴミ箱に捨てた日

          オチにたどり着けない絵本

          娘が生まれてから毎月1冊、娘のために絵本を買っている。 それ以外にも妻が子どもの頃に読んでいた絵本や人からいただいた絵本もあるので、娘は弱冠1歳にしてそれなりの蔵書家である。 俺も妻も読書は好きなので娘にも本が好きになってほしいという想いがあるわけだが、そんな親の想いを知ってか知らずか娘も絵本を読んでもらうのはけっこう好きみたいだ。 もちろんまだ字は読めないので読みたい絵本を渡してきて、読めとせがんでくる。 そういうわけでよく娘に本を読んでやるのだが、中には子どもそっ

          オチにたどり着けない絵本

          言葉なき調教

          1歳を過ぎた頃から娘はいないいないばあを理解し始めた。 一緒にお風呂に入ると、俺の手を自ら掴んで俺の顔の前に移動させて、いないいないばあやって!と喋れないながら訴えてくる。 最初のうちは俺の「いないいない〜」という声に合わせて手を自分で開いていたのだが、そのうちに俺の顔の前に移動させるだけで満足したのか、そのまま放置されるようになった。 うん、文字で書くと分かりにくい。 絵にしてみよう。 この状態で放っておかれるのだ。 もう飽きたのかなと思って俺が自分で手をどかそ

          言葉なき調教

          子育てについて書いていく

          先日、マイナビニュースで子育てについてインタビューをしてもらった。 https://news.mynavi.jp/kikaku/20190124-756157/ 友人のツテで受けたインタビューだが、改めてこれまでの子育てを振り返ることができてとても良い機会になった。 逆にこんなこともないとなかなか子育てを振り返るタイミングがないということにも気付いた。上司に詰められることもないので四半期毎にPDCAを回したりしない。 んで振り返って分かったのは子どもを育てる中で感じた

          子育てについて書いていく

          スノビズム

          俗物根性。知識や教養をひけらかす見栄っ張りの気取り屋。社会的地位や財産などのステータスを崇拝し、教養があるように上品ぶって振る舞おうとする態度。他人との差別化、差異化だけを意識した教養主義、貴族趣味の態度。 →スノッブ効果 大衆に何かが流行ると、他人とは違うものが欲しいという作用が働き、誰もが簡単に手に入れられないもの(希少なもの、高価なもの)の需要が増し、誰もが手に入れられるようになると需要が減る消費現象。