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アカデミークラウドファンディングが3億円を募る理由

こんにちは、広報チームの加藤です。

9月3日(金)、アントラーズは昨年に引き続き、ふるさと納税型クラウドファンディングをスタートしました。すでに多くの方々にご支援いただいており、大変感謝しております。ありがとうございます!今回のクラウドファンディングの目的は、アカデミー専用グラウンドの建設です。目標金額は昨年の同プロジェクトの目標金額だった1億円を大きく超える3億円。

“... 3億円?グラウンドを建てるのに、そんなにかかるの?“ という反応も少なからずありました。そこで今回のnoteは、どのようなグラウンドを建設予定なのか、詳しくお伝えします。

本当に3億円もかかるの?

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まず最初に伝えたいのは、3億円、かかります!土地の整備、建設、水道の配管、照明などの設備設置、ご支援いただいた皆さまへのリターン、クラウドファンディングサービス利用料などを足していくと、実際は3億円でも足りないくらいの見積もりになっています。

グラウンド建設地は鹿嶋市平井、クラブハウスから歩いて5、6分の場所です。写真を見てもおわかりいただけるように、もともとは緑に覆われた林でした。28,000平米もの広さがあります!

画像22021年2月1日撮影

まずは、今年2月から重機を入れて土地の整備をスタートしました。その後は、しばらく林の伐採が続きます。

画像32021年5月2日撮影

少しマニアックな話になりますが...。当初はこの伐採した林を全て廃棄する予定でしたが、さらに数千万円というお金がかかることから使用できる幹の部分は引き取ってもらい、枝、根、葉などは土に混ぜて整地する工法を取り入れました。

画像42021年5月6日撮影

約3ヶ月かけて整備された土地がこちらです。土地を整備するだけでもかなり大掛かりなことでした。土地の整備や建設の申請は順調に進んでおり、9月中にはグラウンドや周辺設備の建設がスタートします。

画像5グラウンドの完成予想図

そして、グラウンドの完成予想図がこちら。グラウンド2面を用意できる広さの土地ですが、まずはコストも考慮して①の1面のみの建設となります。黄色で囲ったエリアに更衣室やトイレが配置される予定です。将来的に②のグラウンドも建設しようと計画しています。

画像7グラウンド左が駐車場、グラウンド右が更衣室やお手洗い

アカデミーの子どもたちが、高いレベルで練習に励むことができるように、芝生の品質にもこだわっています。将来Jリーグで活躍することも見据えて、天然芝に近いクオリティのFIFAとJFAの製品認証取得した人工芝を使う予定です。JFA基準以上の耐久性で業界最高レベルの芝になっています。

いつ完成するの?

クラウンドファンディングのリターンにもなっている完成セレモニー(鹿島神宮の祈願祭などを予定)を12月25日(土)に実施予定です。それまでには完成する見込みです! 当日はセレモニーのほかに、今回の企画を中心となって進めている柳沢敦ユース監督、小笠原満男T.A、中田浩二C.R.Oとのサッカー交流もこの新グラウンドで実施します。気になる方はアルファベット”I” のリターンをチェックしてみてください。

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また、アルファベット”U”のリターンでは、記念パネルへのお名前&応援メッセージ掲載をいたします。上のようなデザインのパネルを検討中で、駐車場に設置予定です。こちらも、ぜひチェックしてみてください。

より多くの人の思いが込められたグラウンドを作りたい

実はかなり大掛かりなプロジェクトだったことがおわかりいただけたでしょうか...?

今回のプロジェクトは3億円という大きな目標を達成することもゴールのひとつではありますが、それ以上にアントラーズアカデミーの未来のため、多くの人の思いでできたグラウンドを作り、アカデミーの強化へつなげていくことが最も大切なゴールとなります。
将来、このグラウンドを使うアカデミー生が多くの人に応援されていることを感じながら練習に励み、一人でも多くの選手がトップチームで活躍し、アントラーズを強くしていってくれたならば、とても素敵なことですよね。また、アカデミー専用とうたってはいますが、地域の子どもたちも利用できるグラウンドにもする予定なので、みんなで作ったこのグラウンドを通して、フットボールを愛する子どもが増えたらそれもまた嬉しいなと思っています!

アントラーズの未来をみんなでー

そんな思いを感じながら、改めてクラウドファンディングページをチェックしていただけると嬉しいです。それではまた次回のnoteで。

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