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皆さんとともに。アントラーズ・コミュニケーション担当の思い

こんにちは、コミュニケーションチームの内藤です。

今シーズンも毎試合、熱いサポートをありがとうございます。声出し応援が日常として帰ってきた日々を喜びつつ、不甲斐ない結果が続く悔しさともどかしさを抱えながら過ごすシーズン序盤、スタジアムをはじめ、SNSなどでもファン・サポーターの皆さんから様々なご意見やお声をいただいています。結果を出せていないからこその厳しい声も多々いただいている中で、だからというわけではないのですが、私たちコミュニケーション担当がどのようなスタンスで、どのようなコミュニケーション戦略をもって情報発信を進めていこうと考えているのかをご紹介したいと思い、筆をとりました。

新チームで始動。アントラーズのメディア部隊が目指すもの

2023シーズンを迎えるにあたり、アントラーズの情報発信を担当するチームは組織改編を行いました。広報(PR)、映像中継、デジタルメディアをそれぞれ担当していた3つの部署が統合されて「コミュニケーションチーム」となり、さらに新たに2名のメンバーが加入。新たな体制で、スタートを切りました。

そんな私たちのチームが情報発信を進める際、2つの軸を意識しています。

「ファン・サポーターの皆さんに、アントラーズをより深く、より様々な角度から楽しんでいただける発信をすること」

「ファン・サポーターの輪を広げるために、これまでアントラーズやJリーグに触れてこなかった方々が興味を持つきっかけになるコンテンツを展開していくこと」

2023新企画!「MATCH DAY」

選手たちの息遣い、ピッチのリアルをお届けしたいということで今シーズンから始めた新企画が「MATCH DAY」です。DAZNで配信されている試合ハイライトとは異なる、クラブオウンドだからこその距離感と視点で、臨場感あふれる映像をお伝えしていきます。

試合当日、チームに帯同する広報スタッフがロッカールームやピッチサイドでカメラを回して収録すると、SNS担当が短尺の動画をTwitterやInstagramで即時配信。そして試合後は映像中継担当のディレクションの下、撮影された素材の中から「MATCH DAY」を構成していきます。

広報、映像中継、デジタルメディア担当が同じチームになったからこその、シームレスに連動した形でコンテンツ展開が具現化した一例です。

昨年に続いて大好評!「デジタルサイン会」

アントラーズのホームゲームで撮影した選手の写真をInstagramで投稿すると、選手がデジタルサインを入れてお返しするという、この企画。ファンサービスが制限されていたコロナ禍ならではのアイデアで、2022シーズンから開始しました。

クラブハウスでのファンサービスは今年3月より再開されましたが、今後も「デジタルサイン会」は継続していきます。サインのお戻しは抽選での決定となりますが、デジタルでのファンサービスとして、引き続きお楽しみいただければと思います。カシマスタジアムにご来場の際はぜひ、ルールの範囲内でSNSおよびインターネット上に写真や動画を投稿していただき、アントラーズやカシマスタジアムの魅力を発信してください!


「デジタルサイン会」の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.antlers.co.jp/news/game_info/91604

こうした企画のように、ファン・サポーターの皆さんが楽しくSNSで投稿できるきっかけを増やすことで、皆さんそれぞれがメディアとなってアントラーズの存在と魅力を広めていただければと思っています。

皆さんの声と向き合いながら

当然ながら、私たちの視点だけでコンテンツを展開していってしまっては、独りよがりのものに終始してしまうと思います。ホームゲームご来場の方々にご協力いただいているアンケートなど、皆さんからいただくご意見に絶えず耳を傾けながら、あらゆる領域でより良い施策を追求していきます。

今シーズン開幕にあたり、クラブハウスやスタジアム、ホームタウン各所に設置している大型看板のデザインを試合スケジュールに戻したのも、皆さんのご意見を反映させた一例です。地元の方々から「日程がないと困る」「いつ試合があるかわからない」といった声をいただき、コロナ禍前の形を復活させました。

日頃から熱くサポートしてくださっているアントラーズのファン・サポーターの皆さんと、ともに戦って勝利の喜びを分かち合うこと。それが最大の恩返しであることは、改めて言うまでもありません。アントラーズのファン・サポーターの皆さんは本当に熱量高く、様々な発信に対してリアクションしてくださるので、その声と向き合いながら情報発信を進めることがやりがいであり、コミュニケーションを司る担当の難しさでもあります。

「結果が出ていないのに」という声は当然で、“そう言われなくなったら終わり”という危機感を個人的にも持っています。一方で、「興味を持つきっかけになるコンテンツ」を増やしていくために、インフルエンサーとのタイアップ企画など、カジュアルなコミュニケーションへの着手も並行しています。両者のバランスは非常に難しいのですが、アントラーズを知っていただくきっかけ作りとして、今後もチャレンジしていきたいと思います。

鹿島、国立 5.14

5月14日(日)に国立競技場で開催される「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」まで1か月を切り、RADWIMPSライブパフォーマンス実施をはじめ、高橋由伸さんと中田C.R.Oのスペシャル対談(4月25日配信予定)など、クラブ公式メディアでの様々なコンテンツ展開をお知らせしています。

「ファン・サポーターの皆さんに、アントラーズをより深く、より様々な角度から楽しんでいただける発信をすること」

「ファン・サポーターの輪を広げるために、これまでアントラーズやJリーグに触れてこなかった方々が興味を持つきっかけになるコンテンツを展開していくこと」

冒頭にご紹介した2つの軸は、このスペシャルマッチでも変わりません。今までにお知らせしたもの以外にも、このタイミングだからこそ展開できる様々なコンテンツを今後、お届けしていきます。各企画についての思いや経緯は、また改めてご紹介したいと思います。

最後までお読みいただいた皆さん、ありがとうございました。まずは明日、アウェイ新潟戦。クラブ一丸で勝利を掴みに行きます。ともに戦いましょう。

それではまた、次回のnoteで。


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