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学術連携協定レポート・茨城大学#2~「茨城学」講義とホームゲーム招待~

こんにちは、アカデミックアライアンス担当の内藤です。

アントラーズでは2005年に茨城大学と学術連携協定を締結し、相互の発展を目指して様々な施策を実施しています。昨年12月の投稿では、研究者の方々とクラブスタッフによる「マッチングミーティング」についてご紹介したのですが、今回は学生の皆さんとの取り組みをお伝えします。

新入生全員対象!「茨城学」講義

まずは、講義のご紹介から。アントラーズでは毎年7月、学部1年生全員(!)を対象とする「茨城学」という講義を行っています。

「茨城学」の紹介はこちら:

www.lae.ibaraki.ac.jp

アントラーズの歴史や現在の取り組みを紹介するとともに、履修学生の皆さんと一緒に「地域の皆さんに、カシマスタジアムへお越しいただくためのアイデア」を考える授業です。今年は7月19日(火)、20日(水)の2日間で計4コマを実施し、約1,700名の新1年生の皆さんに受講いただきました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年以来3年間はオンラインでの実施となっています。クラブスタッフが一通り講義を行った後、受講生の皆さんからチャット欄で意見やアイデアをいただき、ピックアップしながら口頭でお答えしていく形式です。
対面での講義ではないため、受講生の皆さんと口頭でのやり取りができないのは残念ではありますが、チャット欄でのコミュニケーションだからこそ、文字情報としてしっかりと整理された質問と意見をいただけるというメリットもあります。

講義担当のスタッフは、入念に準備をして臨みます

ここ数年は、新加入もしくは在籍歴の浅いクラブスタッフに講義担当をお願いしています。資料の作成と講義の準備を通じて、クラブについての知識と理解をさらに深めてもらうことが狙いです。講義という形で、自分の言葉でアントラーズの歴史を伝える機会はクラブスタッフにとっても貴重なものです。

受講生の皆さん、今年もありがとうございました!

茨大生全員対象!「茨城大学招待デー」

続いては、8月6日(土)の広島戦で実施した招待施策のご紹介です。学術連携協定を締結して以来初となる試みで、茨大生の皆さんをホームゲームに招待しました。

招待といっても、ただ単にチケットを配布したわけではありません。一人でも多くの茨大生にカシマスタジアムに来場していただけるよう、往復の移動手段として大学側にバスを手配いただくとともに、「社会連携センター地域支援プロジェクト」の学生有志メンバーに水戸キャンパスで試合告知のチラシ配布を行っていただきました。

社会連携センター地域支援プロジェクトの紹介ページ:

水戸キャンパスでのチラシ配布の様子

事前告知の効果もあり、試合当日は約200名の茨大生の皆さんに来場いただきました。「茨城学」の講義から約3週間後、前期の試験を終えた学生さんが大半というタイミングの試合ということもあり、初回としては上々の来場人数だったと思っています。

試合後に実施したアンケートでは、こんな回答をいただきました。

・現地でばったりと顔を合わせたり、学生同士も顔見知りになるきっかけになり、団体で観戦するのは非常に良かった。
・サッカーの試合を観るのが初めてだったのでいい思い出になった。
・応援の音が体に響いて、心の底からテンションが上がった!今度スタジアムで応援することがあったらユニフォームを買いたいと思った!

学術連携協定を締結している縁をきっかけに、アントラーズを応援してくださる茨大生の皆さんが少しでも増えていくことを願って、今後も企画を考えていきたいと思います。

ちなみに、「社会連携センター地域支援プロジェクト」の学生有志メンバーの皆さんとは今後も連携し、企画を検討していきます。どんな取り組みができるか、担当としてもとても楽しみにしています!

それではまた、次回のnoteで。