夫婦別姓とご飯の話　〜マッチングアプリde婚活もどき日記31〜

婚活向けアプリを使っていると、「結婚」に思いを馳せる機会も増える。

選挙関連の報道で「夫婦別姓」についての記事もよく見かけるし。

なぜ女性ばかり改姓の負担が　夫婦別姓を求め、事実婚を選んだ夫婦の思い｜社会｜地域のニュース｜京都新聞

自分はと言えば、全力で「夫婦別姓」を希望する。

人間が決めた制度のために、片方が不利益を被るのは明らかにおかしい。しかもそれが９：１の割合で偏っているならなおさらだ。
ということで、「夫婦別姓」を進めようとしているかどうか、も投票の基準にしている。

もし今回の選挙の後も制度が変わらず、その間にもし誰かさんと「一緒に暮らそうぜ」みたいな話になったら——まあ、自分も上の記事みたいに事実婚を選ぶだろうな。とは思う。

ただし、例外が２つ。

「相手にベタ惚れしてしまった場合」
 もしくは
 「相手の姓に変えたほうが、字面や響きがかっこよくなる場合」。

もちろん字画とか運勢も見るが、その上で問題なければ。

（親戚つながりの知り合いで、幼少期に病気がちだった「一也かずやくん」という人が、読みはそのまま「和也くん」に漢字を変えたら一転、健康になった……という話があって、漢字は大事だと思う。
　
これまたあまり関係ないが、高校時代の部活仲間に「菖蒲しょうぶ」って苗字の男子がいてな（下の名は覚えていない）……珍しくて風情があっていいなと思ってたんだよな……真面目そうに見えて、ギャル系の先輩女子と付き合い始めて「所詮チャラ男か」とがっかりしたけど。

あと、大学時代の友人が外国人とのハーフで、日本に１つしかない苗字の家の男子と結婚しようとして「純日本人以外不可」と男子側家族に反対され、泣く泣く別れた……いう話もあり、名前の引き起こす問題は色々とク○だなとも思う。）

今LINE上だけで「お付き合い」っぽいことをしているHさん（仮）は、下の名前しかわからないのでアレだが……というか会ってみないとフィーリングが合うかどうかもまだ未定の状態だが……少なくとも今の自分の苗字よりレア度が高いやつじゃないと、名乗りたくはない。

「鈴木」は数が多くてもちょっと字面がお洒落やなと思うのだが（地元にはほとんどいなかった）、「山田」とか「田中」とかは死んでも嫌だ（※個人の感想です。前職の教員時代にパワハラセクハラしてきた連中がこの苗字だったのもある）。
あと多数派でいうと「佐藤」もときめかない。ただし「佐藤」以外の「藤」が入っている姓なら、刀剣乱舞の推しは藤モチーフが多いからちょっといいかもしれないな……。

そんな感じで考えている。

一方、そのHさん（仮）であるが、LINEでやりとりして３日目、

「○○ちゃんの家にご飯食べに行きたいな！」

とか言い出した。

「うっわ」と思った。具体的な日時などは出してこなかったから、

「ご飯の前に、一度お茶して色々話したいですね〜」

と返したら「そやね」と話は一旦終わった。
そこで下手に粘ってきたら、もう切るところであった。

女性＝飯作ってくれる、みたいな短絡思考は一番ぶっ飛ばしたい。

だからといって、いざ一緒に暮らすようになったらと考えて「ご飯を交代で作る」みたいな方式も嫌なのだが。

なぜなら潔癖症なので……一人暮らしが長く外食習慣もあまりないために、最近は、プロ以外が作る料理に抵抗を覚え始めている。
（休日出勤の時は、会社の上司がお弁当作ってきてくれる時もあって……いやそれ自体はすごくありがたくはあるのだが）
　
ファストフードや居酒屋ならまだしも、カラオケとかの、食が本業じゃないアルバイトとかが作るものは怖くて食べたくない。もちろん中には調理にプライドかけてるカラオケ店アルバイトの人もいるかもしれないが。
実家の母親の手料理すら受け付けにくくなっていているくらいだ。
（そもそもそれ以前に、実家はもう「猫が食卓で寝る」環境なので飯にしょっちゅう毛が入る。私はたとえ帰省しても食卓で飯が食えないのである——そもそももう帰らないし、もし葬式で帰る時はホテルに泊まる予定だけど）

一番いいのは、プロの料理人と住むことだな……たとえ一流レストランでなくても、調理でお金を得ている人ならまだいい。

もしHさん（仮）のような「ご飯作って」系の人間と共に生活することになったとしても、
「私は週３〜４くらいで適当に作る。ついでに食いたきゃ食っていいが、残りの日は、冷凍ラップご飯＋イオンのパウチ惣菜（肉じゃがうまい）＋インスタント味噌汁とか納豆で」
みたいな感じでやっていければと思う。
　
作りたい時は作る。疲れたなら作らない。
「飯は作るから、部屋の掃除と衣服以外の洗濯はそっち担当で」ならまだいいな。
（服の洗濯方法もこだわるほうなので、人に任せたくはない）

そんな調子でやっていきたいものだな。