マガジンのカバー画像

「夢・虎の巻」

63
私たちは、古代シャーマニズムに始まり、フロイトやユングを経由して現代に至り、さらにそれらを超越する「夢の教え」を継承する者たちである。「夢の教え」は優れた意味で「サイエンス」であ…
運営しているクリエイター

#無意識

夢学的6段階発達論(夢の学び40)

前回、「夢の4つのチカラ」についてお話ししました。 復習のために、以下に簡単にまとめてお…

7

夢の4つのチカラ(夢の学び39)

■「目からウロコ」体験が出発点今回は、「夢のチカラ」についてお話しします。 「夢のチカラ…

3

夢に対する私のスタンス(夢の学び38)

■私の専門分野 私は「職業は何ですか?」と問われるのがいちばん困る。 しかし「専門は何で…

10

人生を真の成功へ導く4大法則(夢の学び32)

■人を健康にする意欲と不健康にする意欲誰もが、自分の人生を「成功」に導きたいと思っている…

2

「気になる“夢”しゃべり場」第一回参加報告(夢の学び31)

一昨日、「夢学」のわが師である大高ゆうこ氏が、「気になる“夢”しゃべり場」の第一回を開催…

2

夢を「登場物」の視点から語り直す(夢の学び29)

8月5日の投稿で、多重人格障害者のみる夢について書きました。 いわゆる多重人格障害(解離…

2

集団ドリームワークでしか味わえない連帯感(夢の学び28)

私たちが人間として成長・発達するとは、どういうことなのでしょう。 近代までは、簡単に言うと、子どもが大人にまで成長すれば、肉体の成長がそうであるように、心の成長もそこでほぼストップする(以降は下り坂?)という考え方だったようです。 しかし近代以後、「発達心理学」の「発達」により、人は死ぬまで心を成長・発達させることができる、ということがわかってきました。いわゆる「成人発達論」です。 これこそ、近代以後(ポストモダン)の、つまり「ポスト・フロイト」「ポスト・ユング」の心理学的成

無意識の願望を知るドリームワーク

あなたが意識のうえで感じている願望と、無意識の中にある願望とがくい違っている場合、無意識…

3

ドリームワークショップのご報告(夢の学び22)

昨日、「サンノハチ」にてドリームワークのワークショップを開催いたしました。 同会場での開…

5

あなたはどこまで見えている?(夢の学び19)

あなたの思考力あるいは内的視力は、何キロ先まで、あるいは半径何キロぐらいの範囲をカバーし…

1

昼の国と夜の国(夢の学び18)

私は「インテグラル夢学」をまとめるにあたり、まず「夢の王国憲法全十二条」というのを制定し…

1

フロイトやユングを超えて(夢の学び13)

心理学、精神分析、夢分析と言ったら、まずフロイトとユングというダブル・ビッグ・ネームが思…

12

夢と魂とマインドコントロール(夢の学び12)

前回、『夢にとって魂とは、「夢・製造工場」の工場長のようなものである』というお話をしまし…

2

「私はこうして夢を学んだ」(その8)

人は、生涯をかけてどんなことにこだわりを抱き、どんなライフテーマを追究していくのでしょうか。それはいくつぐらいのとき、どんなかたちで暗示されるのでしょうか? 私は子どもの頃からイルカの夢をちょくちょくみています。自分自身が大海を自由に泳ぐイルカになっている夢、あるいは何かのトラブルに巻き込まれたイルカを自分が救う夢など、シチュエーションも様々です。それでも、イルカというシンボルは、私の夢のレギュラーメンバーであることは、昔も今もかわりありません。 私にとって、イルカとはどん