幸運の女神は前髪しか生えてない
こんばんは、南極観測隊員志望のライアンです。
今日は、自分が人生で一番勉強していた中学3年の高校受験直前のころに塾のいとぺ先生から聞いた話をしようと思います。
師曰く、(論語っぽい? 笑)「幸運の女神さまには前髪しか生えていないし、超高速で移動している。だから、こっちに向かってくる瞬間に捕まえないといけない。通りすぎた後からは捕まえられない」という話。
あれから6年以上たっても記憶に残っていることから、当時の自分としてもかなり響いた話だと思うのですが、その意味について最近再び考えさせられることが多くなっています。
前、レジリエンスについて書いたnoteでも触れたように
人間だれしも、生きていれば「今これやったほうがいいかも」と思う瞬間はあると思います。
それは、駅で路線図をずっと見ている訪日観光客を見た時かもしれないし、バイト先の床に紙ごみが落ちているのを見かけた時かもしれない。
もしかしたら、街中できれいな人を見かけた時かも (笑)。
その瞬間、とっさに脳裏にひらめく「あ、やろうかな。でも・・・」という考え。
なんでも、人は6秒以上経過するとやらない理由を探し始めるそうです。
そうしているうちに状況自体変わるはず。
訪日観光客は別の人が声をかけたり、ゴミが飛んで行ったり、きれいな人もお店に入ってしまったり。
それは問題が解決したともとれるし、幸運の機会を逃したともとれる。
「やろうかな」と思った以上、その出来事と自分は何かの縁があったはず。
だったら、そのチャンスを掴んでみたら自分が潜在的に望むところに導いてくれる縁が手に入るかも。
僕は南極という簡単に行けない場所を目指している以上、そういったチャンスを逃したくないです。
だからこそ、出会った瞬間の「でも・・・」に打ち克つ心の強さがほしい。
だからこそ、自分の限界を超えようとする約束を守り続けたいと思うのです。
この道を5往復すると決めたら、しんどくても3往復で辞めたりせず、走り切る。
その経験とそこから生まれる自信が明日を切り開く。
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