好きな事=多様性の発露

こんにちは、南極観測隊員志望のライアンです。

最近考えることの多い「好きな事」について。
好きな事って、色々定義づけのやり方はあると思うのですが、「自分がやりたいと思うことかつ、無理なく継続できること」って言えると思うのです。

よく世間で成功者とされる人が「努力をしたつもりはなかった」なんて言葉を口にしますよね、それがまさに真実だと思うのです。

難なくできること(好きな事)は人それぞれ違っている、生物学的にも多様性のある種が生存してきていることが知られている。それに、自分の好きなことがその時代にとって当たり前、マス的であるとは限らない。

おんなじような強みと弱みをもった生物の集団は、環境が変わっただけで絶滅してしまう。
でも、集団の中で強みと弱みが異なっていれば、一部は死んでも、残りが生き残って繁栄をしていく。

現代に名を遺す人の中にも、存命中に価値を周囲から認めてもらえない人も多かった。例えば、ゴッホ。現在なら彼の絵画は一枚数億円で取引されるものの、当時彼は極貧生活をしていた。

活躍と社会的名声までに時間があった人なら、最近のノーベル賞受賞者の大隅教授。オートファジーの研究も当時は全然目立ったものではなく、もっと他のことが分かってきた今だからこそ評価がされ始め、遂にノーベル賞にいたったわけで。

こうした事例があるからこそ、今を生きる僕たちも自分が好きだと思うことをやりきったらいいと思う。たとえそれが世間的に”今は”評価されないとしても。

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