僕が南極行きを決心した背景−まずは自分が楽しむ−

こんばんは、ジャーナルクラブの準備にある程度の目処が立ったライアンです。
ただ、ポスドクさんから直すべきところは死ぬほど指摘されたので今後そこをなおしていく所存です。

論文に書いてある結果全てをしっかりと自分で解釈するという話を指摘されて、
大学院に行っても今と同じことが続くんだろうと思っていました。

でも、それが自分のやりたいことだとも。

南極行きを志す前のライアンは就活をしようと思っていました。
見ていた業界は「コンサル」「人材」
どちらも誰かのために頑張る仕事だと思って 志していました。

その考えの裏にあったのは
「誰かに尽くすことで、自己承認要求を満たしたい」

「自分はもうダメだから、自分以外の頑張っている人を応援しよう」
というもの。

めちゃくそネガティブ 笑

そんな時に、大学のキャリアセンターにいる元人材コンサルの人からこんな話を聞きました。

「人材業界にライアンのように、誰かのためになりたいといって入ってくる人は多いよ。でもそういう人たちは誰かに尽くすことで、自分もリターンを欲しいと思ってるの。」

ワイやん。

そこから色々なことを考えるようになりました。
例えば、僕が憧れた人のこと。
彼は彼自身が思った道を突き進んだ先で僕に道を示してくれた。

一方自分は、同じく人を導く道に進みたいと思いつつも、自分の道を歩くことを諦めたあとじゃないか。

そんな奴が発する言葉にどんな力があるんだろう。

まずは、自分が望むことをしっかりと満たしてやる必要があるんじゃないか。

そのあとは好きにしたらいい。

そう思ってからも、「博士をとったあとはどうしよう?」など記事にしてきたような悩みを抱えました 笑

でも、あの時「自分を満たすところから始めよう」と思ったことが大きな転換点だったことは間違いないです。

皆さんは、今の自分・未来の自分の望むことを叶えてあげられていますか?

一度きりの人生。まずは、自分が満たされることを考えてもいいのではないでしょうか?

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。