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気になる新書を読んでみる

不安定な時代がやってくると叫ばれて久しい今日。
自分の専門性を上げるような独学に自己投資として注目が集まっているように思います。

その中で「大きく学ぶ生徒」と書いて、「大学生」の自分はかなり勉強している方だと自負がありました。研究にもちゃんと取り組んでいるし、基礎知識も平均的な大学生程度にならある。

でも、勉強ってそれだけではないということにやっとのことで気が付くようになってきました。

アニメ・ゲームに対して比較的近い位置に生息するライアンは日々新しい創作に触れています。特に今年2020年はこれまでにないほどの豊作で日々刺激を受け続けています。

・劇場版 ヴァイオレットエヴァーガーデン
・Fate stay night Heaven's Feel
・鬼滅の刃
・FGO
・Burn the witch
・Great Pretender

これまでなら1年に一本というレベルの作品がここに挙げた以外にも身近にあふれています。

たぶんそうした創作における幹となる部分を考えている人は、学問的な分野にこだわらず、「自分の好きなもの」「気になって仕方がないもの」を日々追い求める。

そして、自分の中に取り込んだそれらをアレコレと門外不出のレシピで以てブレンドして、練りに練って世を驚かせる作品に仕上げるのだと思います。

そうした創作者たちにあこがれを抱く自分が、大学の専門(生物)だけで満足していていいのか。
もっとどん欲に、色々な興味関心を湧き起こすものを吸収したい!
と強く思うようになりました。


そうして得た情報をアウトプットする先はまだまだ未定です。
これからしばらくメインに据えようとしている植物の研究で生かせるかもしれないし、もしくは全く別の分野に進んでいくキッカケになるかもしれない。


ともかく、そうした「気になって仕方ない!」という知識を詰め込んだ自分
というのは世界でただ一つの存在になって、どこかで必ず人財になれることでしょう。

そうした人材になるうえで、たいへん頼りになるのが
専門家が一般の人をメインターゲットに書いている「新書」だと思います。

今まで知らなかった知識を専門家の見識で以てまとめてくれているため、
そのことについてたくさん調べるキッカケ、
本で知った別の分野を調べるキッカケ、
創作のキッカケ

などなど様々な道へとつながることでしょう。

SNSなどで、自分好みの情報にズブズブつかりやすい今だからこそ、気軽に新しい扉を開いてくれる存在の価値は大きくなってきています。
分野横断的に、広い視野を持つ意義は大きいでしょう。

とにかく、最初の一歩は図書館・本屋で気になった新書に手を伸ばすのがいいと思うのです。

・・・ただし、今のメインに据えている部分(僕なら研究)に直接関する情報集も忘れずに同時に行うことも大切です。
僕はまだそこをいいバランスにはできてないですが()

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。