Ksitigarbha-statuen

On the Experience of Rediscovering Self in …

Ksitigarbha-statuen

On the Experience of Rediscovering Self in Panic

マガジン

  • 事物の構成とは

    僕の論じることの根幹であり最重要のもの

最近の記事

  • 固定された記事

パニック時における自己の再発見について~武術の起源~

はじめにこれから、パニック時における自己の再発見という体験について論じていく。はじめに、その論旨の全体の流れを説明する。 まず①では、「パニック時に自分がたった一つの技を出せるかどうかという観点において、自己を再発見する」という手法について述べている。 続いて②では、自己の再発見を体験することで得られる効果を詳述した。 また③では、自己の再発見によって、「虚しさの中で動き続ける心」を捉えることを試みている。 最後に④において、②の中で触れた「より内側に深く己を秘めていく」こ

    • Delicious coffee to drink while breathing in that humid air on a rainy day.

      はじめに 雨の日のあの湿り気を帯びた空気を吸いながら飲むとおいしい珈琲というのがあり、喫茶店で飲んだシグリという豆がそうだった。 柔らかな甘みがあり、香りがよい。 コーヒー豆の説明は、甘み、酸味、香り、コクといった言葉が使われるが、雨に合うコーヒーはいろいろと試して探してみたい。 日没の山里 僕はいつも日没前の頃に帰宅するのですが、その時間だと、山並みと日の輝きがとてもきれいに見えます。 僕は段々畑になってる野原まで坂道を登る。 野原にひっくり返ったカエルみたいに寝転ぶ

      • 毒タイプの魅力

        ポケモン毒タイプ縛りプレイの感想を書いていきます。

        • ポストアポカリプスベーカリー感想

          いずれ書きます 4月明けまでにはちょっと進む予定

        • 固定された記事

        パニック時における自己の再発見について~武術の起源~

        マガジン

        • 事物の構成とは
          3本

        記事

          クーデルカ感想1

          いずれ書きます

          クーデルカ感想1

          学怖感想1

          ゲーム『学校であった怖い話』の感想を書いていきます。 4月明けまでには一ページ書くつもりなのでお楽しみに

          勤労生活を送る上で最低限必要な筋肉の鍛え方

          正座 かかとつけ正座 バスタオルのはさみかた 正しい正座の要件とは、①足首が※接地していること、②足首の回転軸の向きが、地面に対して垂直になっていること の2点である。 ※丈の長いズボンなどを穿いていると、足首と地面の間にすそが挟まって浮いてしまうので、すそをたくしあげておくこと。 この2点を踏まえていれば、かかとが付かなくてもOKだ。ふつうに正座をすればよい(ただし、絶対に親指を重ねないように)。かかとつけ正座とバスタオルを挟んだ正座によって、これらのポイントをつか

          勤労生活を送る上で最低限必要な筋肉の鍛え方

          構築→精錬→観察→構成→集積→構築

          はじめに 人の思考活動における心的形態の移り変わりについて話していく。 流動する心的形態中の五点 まず、この移り変わりの中の一瞬間を仮に五回pointingし、それらの五点を並べてみた。 構築→精錬→観察→構成→集積→構築 もしこの順列が正しく把握されたものであるならば、心的形態はこの中でサイクルを成していると言える。 各点の性質を説明する。 構築と構成との違いは、その思考が線形を成しているか、ただ面形を成しているかどうかということである。構築においては、内部の各要

          構築→精錬→観察→構成→集積→構築

          【HOUSE OF ASHES】生還するために勇気を出して戦う

          はじめにHOUSE OF ASHESとバイオ8とは、共に息子のために頑張る父親が出てくるという点で共通している。必死に生還を目指す彼らは、後者におけるイーサンはもともと主人公なのであるが、群像劇である前者におけるサリムもまた、ほとんど彼を主人公としているかのように、ストーリーの中心を担っていく。 そうしたHOUSE OF ASHESの複数のストーリーを代表して、ジェイソン・ニック・サリムの三者生存ルートを体験した感想を、以下にざっと書いていく。 他者を活用しようとするとき

          【HOUSE OF ASHES】生還するために勇気を出して戦う

          大原御幸・おつう伝説の悲憤

          はじめに御霊伝説の類型的パターンとは、 「遺恨を持った相手に、眼前 (顔の見えない相手に対する誹謗中傷などの間接的な手法でなく、最もシンプルな形式で互いの命を脅かすことのできる位置) にいる自分を脅威として認識されないとき、己の存在すべてを無視されたように感じて、内から外に怒りを噴き出す」というものであると、noteで述べた。 これを鑑みたとき、平家物語の大原御幸のくだりと、京都大原のおつう伝説との間に、奇妙な共通点がみられることに気づく。 大原御幸 おつう伝説 『寂

          大原御幸・おつう伝説の悲憤

          北方謙三『楠木正成』における芸能とは

          はじめにときは鎌倉末期。幕府の命数すでに無く、乱世到来の兆しのなか、大志を胸にじっと身を伏せ力を蓄える男がひとり。その名は楠木正成―。街道を抑え流通を掌握しつつ雌伏を続けた一介の悪党は、倒幕の機熟するにおよんで草莽のなかから立ち上がり、寡兵を率いて強大な六波羅軍に戦いを挑む。 湯川豊氏が藤沢周平の文体を、「抑制されていて、むだがない。透明度が高い。しかも、不思議な柔らかさをもつ」と書いているのだが、俺はそれと同じものを、北方謙三の『楠木正成』にも感じる。僕の所見では、故意に

          北方謙三『楠木正成』における芸能とは

          散歩とメモとによる心の納刀術

          はじめに 以下の文に共感するところがありましたので、その感想を書きます。 ①散歩は取材の手段である〈散歩をする中で様々な外界の刺激に身をさらして色々な情報に触れますと、心が動かされるものが1つや2つは必ずあるはずです。 心が動かされた出来事や情報(事実)に触れた時、それに対してなぜ自分は心が動いたのかについて、その理由を考えてみると良いでしょう(解釈・意見)。〉_戦略マスター頼朝_ 日常生活の中でも、ふらり外を出歩いてみたとき、ふとした(意外な気づきというのではないので

          散歩とメモとによる心の納刀術

          動機を訊くことと目的を訊くこととのちがい

          はじめに 基本的に、行動者自体に対して人格的理解を深めたければ、その動機を訊くべきであり、その行動が何に繋がっていくのかについて知りたければ、今している行動の行動目標(行動目的)を訊くべきである。 この動機と行動目標との違いを以下に詳しく述べていく。 動機とは何か動機…人間がある状況のもとでその行動を決定する意識的・無意識的な原因。 おわりにいずれ続きを書きます。

          動機を訊くことと目的を訊くこととのちがい

          事物を説明する際にどのような方法で記述していけば、観測者に内容を伝えることができるのか

          はじめにある本を読むには、ただ本を読むより、ペンや鉛筆で字を書いたり、キーボードを叩いて文章を書いたりする作業を中心にする方が捗るということがある。これは、意指(こころばせ。考えの方向)を筆記することで、意会(一字一句の解釈をこえて文章全体の意図がはっきりつかめること)に至りうるということを示している。 これは自分の考えの全体図を自覚するという段階の話であり、よって次に、その考えを他者にどのようにして伝えるのか、という問いが生まれる。 この問いに対するにあたっては、『スポー

          事物を説明する際にどのような方法で記述していけば、観測者に内容を伝えることができるのか

          自分の基盤を作りたいという思いを行動で表す人

          はじめに 自分の基盤を作りたいという思いを行動で表す人には、目標を達成していくために、自分が立てた計画を着々と構築していく安定感がみられる。①ではそうしたキャラクターを2人抜粋して、比較してみた。②では、その比較の最中に発見した「看取り」の概念について、とある作品を例にとって詳しく述べている。 ①INTJ二者の比較無惨という男(鬼滅の刃)は 「私は弱そうに見えるか」 「黙れ。何も違わない、私は何も間違えない。全ての決定権は私に有り、私の言うことは絶対である。お前に拒否する権

          自分の基盤を作りたいという思いを行動で表す人

          推薦『バキ、モハメド・アライJr.編』

          バキの28巻~31巻については、モハメド・アライJr.編というくくりになっており、モハメド・アライJr.を主人公にストーリーが進んでいく。 板垣恵介の描きたい人間像が描かれた話集「格闘技の強さを追い求めるマンガの中で、戦いではなく、キャラクターを盛り上げたのちにありきたりにやられさせるというチャチな人間模様を描いている」 このことに、世間では、『作品全体の論点からそれているように感じる』と、批判的な声も多いモハメド・アライJr.編である。 確かに、この話集においては、バ

          推薦『バキ、モハメド・アライJr.編』