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イベント中止での心温まる対応

稲穂が美しくなってきた今日この頃。市が主催のイベント、親子で稲刈り体験とおはぎづくりをする企画に申し込みをしたのはいつだったか。

コロナの影響でイベント中止のお知らせが届いて、娘と残念だねと言いながらもすっかり忘れていた。
そして今日、突然の荷物を受け取り驚く。

届いたのは、イベントで使用する予定だったはずのおはぎの材料たち。
もち米、きなこ、すりごま、あんこ、ご丁寧に農薬不使用の抹茶まで入っていてた。

手紙をよく読んでみると、市内の若手お米農家から構成される「稲作青年部」による提供らしい。主催の方々はたくさんの準備をしていただろうに、イベントが中止になってしまったことが悔やまれる。
さらに手紙にはおはぎの作り方が書かれた紙と、なんと作り方の動画まで添付されていた。

卵パックを使って丸める斬新レシピ。これは娘が張り切るやつだ。
動画を再生してみると、娘は食い入るように見ながら「いつ作るのー?」と楽しみにしている模様。

今は軒並みイベントが中止されていて主催や運営側はその判断やタイミングにとても気を揉むことだとは思うけれど、その中でもただ中止するのではなくこういった対応ができるって受け取る側は素直にうれしい。

稲作青年部の方々や市の方々はこの記事を見ていないかもしれないけれど、届けてくださって本当にありがとうございました。
「このお米で何個おはぎが作れるかな?」とすでに楽しみにしている娘と、大切に頂きたいと思います。

生産者さんのお話を直接伺えたりつながることができるのは貴重な機会。来年は開催できることを心から願います。

頂いたサポートは、私を通してさらに巡っていくような場所や人に使わせていただきます!