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【ANRI 社員紹介 #1 元島勇太 】震災をきっかけに導かれた新たなキャリア

こんにちは!ベンチャーキャピタルANRI 広報の柴沼です。
これから、ANRIで活躍するメンバーをおひとりずつ紹介していきたいと思います!

第1回目は、ベンチャーキャピタリストとしてディープテック領域の投資担当をしている元島勇太さん。
社内や投資先では『本当に困った時につい相談しちゃう』頼れる兄貴的存在
そんな元島さんが、どのようにしてベンチャーキャピタリストとしてのキャリアをはじめられたのか。

お話を伺ってみると、元島さんの"強い志"が全てを導いているような、そんなお話を伺うことができました!

ANRIベンチャーキャピタリスト 
プリンシパル   元島 勇太(もとしま ゆうた)

山形出身。東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了。株式会社リサ・パートナーズにて経理・企画業務に従事後、科学技術振興機構(JST)でのベンチャー出資事業の立ち上げを経て2019年ANRIに参画。

【主な投資先】
Zip InfrastructureHarvest XCARESPACEエニシアKiQ RoboticsProvigate


ー本日はよろしくお願いします!まず最初に、自己紹介をお願いします。

ANRIでベンチャーキャピタリストをしています元島 勇太です。2019年からANRIに参画し、大学発ベンチャーのディープテック領域の投資担当をしています。

具体的には、自分が注目する研究内容の研究室やコンタクトいただいた大学の研究室を訪ねて、ベンチャーの立ち上げを支援をしたり、起業したシード期のベンチャーに出資をしていく。起業後は、起業家をサポートをしていく、というのが仕事です。

ー投資先として、特定のテーマなどはあるのでしょうか?

強くこの領域と絞ってリサーチしているわけではないのですが、『こういう最先端技術ができ始めているから、こういうサービス領域ができるだろうな、あるいはこういう課題があるから、こういう技術が必要だな』という双方向の意識を持って動いています。

今注目しているのは、広い意味でのセンシング技術です。AIの進化や工学技術の進展により、センシング技術が高度化しているのにまだまだ社会で活かしきれていないなと感じています。

特にヘルスケア、ロボティクスの分野はスタートアップの出番だと考えていまして、私自身も、センシング技術を活用した、ロボティクス2社、ヘルスケア2社への投資をしています。

計測し、認識することは対象を知ることでもあるので、人間や社会を解像度高く知るという意味でとても興味深いですし、これを深める方向に社会あるいは技術の関心は進むのではないかなと思っています。新しいことは現状を知ることから始まると思うので。

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 (2019年入社時に撮影)

東日本大震災がベンチャーキャピタリストになるきっかけを与えてくれた


ーANRIに入社する前はどのようなお仕事をされていたのですか?

大学院修士課程を卒業したのですが、修士号を取る過程において、研究は好きだし、楽しかったのですが、研究者の凄さを痛感して、自分ではこれを職業としては続けていけないとキャリアチェンジを決めました。どうせ研究者を諦めるなら、メーカーで研究するより、ビジネスサイドに回りたいと思い切って金融の世界に入り、結果的に投資会社で経理や経営企画業務に携わりました。

とにかく目の前の仕事に必死だった社会人3年目、2011年に東日本大震災が起りました。その時にアカデミアと世の中との距離を強く感じてしまったんです。

同じものを見て、こんなにも解釈が違う。それがきっかけで研究者がしっかりと尊重される社会のために、その溝を埋めるような仕事がしたいと思うようになりました。

考えた結果、産学連携の推進が一番だろうということで、国立研究開発法人 科学技術振興機構(以下、JST)へ転職をしました。

JSTは、すごく簡単に言うと、国からの研究開発費を大学や研究者へ出している団体です。研究テーマの立案や基礎研究から実用化開発まで広く支援しています。いい研究をしっかり支えて、社会実装することが一番研究者と社会の距離を近づけることになると考えての転職でした。

ー前職の「国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)」ではどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

実は国の機関なので、入職の直前まで所属がわからなかったんですよね。産学連携の部署だといいな、というくらいの気持ちだったのですが、蓋をあけてみると、面接時には存在しなかったベンチャー出資事業の部署が立ち上がっており、そこに初期メンバーとして配属されました。

それが私がベンチャーキャピタル業界に足を踏み込んだ第一歩です。

恐らく、ANRIメンバーの中で唯一、ベンチャーキャピタリストになろうと思っていなかったのになってしまった人なんじゃないかな(笑)。正直、自分との距離がありすぎて、当時は自分がVCになることなど想像もしていませんでした。

でも、右も左もわからないながら必死に走り始めてみると、思い描いていた理想に近い形で研究者を支援できる環境で、この仕事だ!という感覚がありました。

運の良さに生かされている自覚はあるのですが、これはその中でも本当に運が良かったなと思っています。

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(2019年入社時に撮影)


ANRIとの出会い、起業家に寄り添った理想的な支援スタイル



ー元島さんがANRIに参画したきっかけや経緯は?


きっかけは、一般財団法人日本ベンチャーキャピタル協会の研修で一緒だった鮫島昌弘さん(現ANRI ジェネラル・パートナー/当時UTEC)です。VC同期なんですよね。そして同い年ということもあり、時々ご飯に行ったりしていました。

JSTでの仕事は、組織柄、研究者や起業家の側に立って支援ができ、堅い組織の中でスタートアップとの翻訳人材としてのバリューも出しやすく、とてもやりがいを感じる環境。そういった環境でベンチャーキャピタリストのキャリアを始められたのは、自分にとってよかったと思っています。一方で、公的機関ゆえの限界も感じはじめていて、このままでいいのか、という葛藤も生じていました。

そのタイミングで、当時ANRIに入社されていた鮫島さんから、「新しいファンドを立ち上げるので、一緒にやりませんか?」とお声掛けいただいたんです。

民間のベンチャーキャピタルとして高い利益を求められるなか、自分に研究者や起業家に寄り添った支援ができるのか不安もあり悩みもしたのですが、ANRI代表パートナーの佐俣アンリさんや中路隼輔さん、河野純一郎さんの話を聞いて、その不安が払拭されました。

ANRIでは、ANRI Wayで示されるように、不確実性を受入れたうえで、誠実に『起業家のことを考えて決める』というのが徹底されている。このメンバーとなら自分でも理想の支援を継続してやっていけると感じました。

また、鮫島さんが熱く語ってくれた、今後ANRIでやっていきたいことと自分がやりたいことが完全に一致していて、これはご縁だし、運だなと(笑)。

これから、もっと大学発ベンチャーへの支援の規模を大きくしていきたいし、その必要があると思っています。それができる組織をつくっていく。非常に魅力を感じました。

ベンチャーキャピタリストは贅沢な仕事


ーベンチャーキャピタリストとしてのやりがいは?

『世にないものを作る』
もちろん起業家が主役ですが、その一部を何度も味わえるのは、とても贅沢な仕事だなと思います。

そして、応援している起業家や会社の成長を見れるのが嬉しいです。信頼して出資した起業家が“経営者”になっていく、友人の集まりが会社になって、開発したプロダクトが世の中の影響を生み出していく、そういう過程が見れるというのは、非常に面白いですね。

会社も経営者もグッと成長すると応援して良かったなって強く思います。

プロダクトが世に出てて、世の中の人に喜んでもらう時の起業家と、近い気持ちなのかもと思っています。大きな結果が出るまでの時間軸が長い仕事なので、出資先ではまだプロダクトが大きく世に出ている段階ではないですが、最初に商品がローンチしたり、良いフィードバックもらえると一緒になって嬉しく思いますね。

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 (2020年1月撮影・初詣)

研究者がもっと自由に研究できる世界に

ーこれから挑戦したいことは?

将来的には、研究者になりたい人あるいは博士課程に進む人を増やしたいです。

もっと研究者から起業する人を増やしたいですし、研究者がもっと自由に研究できるようになってほしい、もっと言えば、もっと尊敬される職業になってほしい。

また、前職の公的機関からスタートアップの中に入ってみて、強い親和性を感じています。今までは縁遠かった行政や大学等の公的機関などの世界とスタートアップを近づけていけたらと思っています。

その第一歩が、大学発ベンチャーを支援することだと思っています。大学発ベンチャーで起業した研究者の研究が世の中へ出ていき、その資金が研究に還元されるというフローを作っていく。基礎研究も含めて、研究にはお金をかける価値があるんだということを色々な形で証明していきたいですね。

そして、もっといろんな人がスタートアップに入ってきたら面白いと思ってます。スタートアップにいた人が行政にいったり、研究者いた人がスタートアップいったり、その逆もあったり、そういう世界にしていきたいです。

ーありがとうございました!


------✨ここからはちょっとおまけ✨------


ー最近の元島さんの趣味や好きなことなど教えてください!

Twitterでもよく話しているんですが、改めて「サウナ」にハマっています!

といっても昨今のサウナブームよりはるか前からの銭湯ユーザーで長いこと通っているので、流行りに乗ったわけではなく(ここ強調したい!)時代がやっと追いついたってところですかね😎 

この前、出張にかこつけて念願のサウナの聖地「しきじ」に行ってきました!とても感慨深かったです。緊急事態宣言が終わったら、熊本の有名サウナにも行ってみたいですね〜。

風呂好きが高じてアイスランドの世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」にも行きましたが最高でした。

ブルーラグーン


実は先日ワーケーション的に大きなサウナのある舞浜ユーラシアから参加していたのですが、仕事があると全然入れず無念でした・・・当たり前ですけど笑。でも、終わってすぐサウナに行けるのはとてもよかったので、いつかサウナのある家に住みたいなという夢ができました(笑)。

ー最後に元島さんのシメのお写真をいただきたいのですが・・・

やっぱりこれですかね。

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(左:HarvestX 市川友貴さん、右:元島勇太さん、photo by 出川光 さん)
「10年後の当たり前に君がなる」ANRI×HarvestX 対談記事も公開中!

ー元島さんの代表作!(笑)

これもあったな。

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(左:元島さん、右:鮫島さん、2019年合宿にて)

ー全力少年!? ありがとうございました!


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