【第七回】株価の分析

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の基本

株価分析には大きく分けてテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の二つのアプローチがあります。今回の記事ではその違いについて紹介していきます。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析は、企業の基本的な財務データや経済状況を分析することに重点を置いています。主に次のような点を考慮します:

  • 財務諸表: 企業の収益、費用、利益、資産、負債など。(PBRやPSRもこちらに含まれます)

  • 経済指標: 金利、インフレ率、失業率など、市場全体に影響を与えるマクロ経済の指標。

  • 業界の動向: 特定の業界の発展、規制の変更など。

  • 経営の質: 企業の経営陣の経験や実績。

実例: 投資家は、Apple社の財務諸表を分析し、売上高の成長、利益率、負債の状況などを評価します。また、スマートフォン市場の成長見通しや競合他社の動向も考慮に入れるでしょう。

テクニカル分析

テクニカル分析では、主に価格の動きや市場のトレンドを分析します。これには次のような要素が含まれます:

  • 価格チャート: 過去の価格変動をグラフ化したもの。

  • トレンドライン: 価格の上昇傾向や下降傾向を示す線。

  • テクニカル指標: 移動平均線、RSI(Relative Strength Index)、MACD(Moving Average Convergence Divergence)など。

実例: 投資家は、Bitcoinの価格チャートを分析して、特定のパターンやトレンドを探します。たとえば、ある期間内の移動平均線が上昇していれば、強気の市場を示唆している可能性があります。

まとめ

  • ファンダメンタルズ分析は企業や市場の経済的基盤を重視。

  • テクニカル分析は価格の動きや市場の心理を重視。

  • 両者は相補的で、多くの投資家は両方の方法を組み合わせて使用します。

この二つの分析方法は、どちらが優れているというものではありません。異なる視点から市場を見ることで、より効果的な投資判断を下すのに役立ちます。

最後に

まだ株や投資のことはよくわからないけど、とりあえず新NISA枠を活用したい!という方には自動で分散投資をしてくれる【WealthNavi】がおすすめです!

WealthNaviは、世界約50カ国12,000銘柄への分散投資を、スマホやPCで自動で行うことができる「おまかせ資産運用サービス」です。

一般的な運用成績例を見てみると、
投資額累計664万円→資産評価額1196万円
と+80.06%の成績で運用されておりかなりの好成績をおさめています。マイナスになっている方の話も聞いたことがありません。

興味がある方はまずはこちらから口座開設をしてみてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?