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【Museum⑥】NTTドコモ歴史展示スクエア@両国

退職に伴う有給消化期間の楽しみとして、
都内の博物館・美術館を巡ってみることにしました。

気になっていた「ぐるっとパス2024」を購入したので、
その対象館が中心となります。


第6回:NTTドコモ歴史展示スクエア

携帯電話の歴史を展示した企業博物館。

前述のぐるっとパスとは関係なく、
誰でも入館無料です。


最寄り駅は両国駅。

すみだ北斎美術館から、
再び北斎通りを歩いて来ています。
(大江戸線両国駅にぶつかる東西の通り)


北斎通りから見えていた、
円筒形(実際は楕円)のビルの 1F でした。



墨田区では「すみだ小さな博物館」として、
各所で産業や文化に関する展示を行っています。

町工場などの小規模な場所での展示が中心ですが、
超巨大企業 NTT も参加しています。


展示

船舶通信からはじまり、自動車電話、ポケベル、
携帯電話、スマートフォンまで、
無線電話の歴史が時系列で展示されています。


みんな大好きショルダーホン

重要科学技術史資料の認定は、
科博が行っているんですね。


普通の充電器も、博物館に展示されると
特別感があります。


2000年の時点で、メール専用端末もあったんですね。

発売当時のテクニカルレポートが
Web で閲覧できます。

https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/technical_journal/bn/vol8_3/vol8_3_042jp.pdf

カメラやタッチパネル式など、
時代を先取りしすぎている感がありますね。


20世紀の動画配信者の必携アイテム、eggy(エッギィ)。

Web ブラウザ機能もついていたそうなので、
ほぼスマホですね。



ソーラーパネル内蔵のガラケー、SH-08A。

職場の S さんが使っていましたが、
全然充電されないと言っていました。

これもサステナブルな時代を
先取りしすぎた逸品だと思います。

ペロブスカイト太陽電池などが進歩しているので、
これからワンチャンあるかも…?


実際に触れるガラケーも用意されていました。

ガラケーを閉じる音の懐かしさよ。


ショルダーホンの体験・記念撮影コーナーもあります。

「しもしも」の意味が
英語でちゃんと解説されてて愉快でした。

うろ覚えですが、entertainerによって、
2016年に popular になったとか書いてありました。

電源スイッチはこんなところについてました。


その他写真

当館の北には、横網町公園・東京都慰霊堂があります。

関東大震災・東京大空襲の犠牲者の
遺骨を納める霊堂です。

内部には、震災・空襲の惨禍を伝える展示もあります。


なんか謎動物がいると思ったら、
案の定、伊東忠太の設計
です。

築地本願寺や湯島聖堂などを設計した、
謎動物を設置することに定評がある名建築家。

調べてたら、大倉集古館も伊東忠太作品でした。


同公園内にある、東京都復興記念館も伊東忠太設計

今回は時間の都合、中には入りませんでした。


おわりに

規模は大きくはありませんが、
展示の密度はなかなか濃いです。

2000年台の多様な通信端末を眺めているだけでも
いろんなものを作ってたんだな、と私は楽しめました。

自分が子どもの時に使っていたようなものが、
今や歴史的資料として博物館に
展示されている事実に、年齢を感じますね。


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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。