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【Museum⑤】すみだ北斎美術館@両国

退職に伴う有給消化期間の楽しみとして、
都内の博物館・美術館を巡ってみることにしました。

気になっていた「ぐるっとパス2024」を購入したので、
その対象館が中心となります。


第5回:すみだ北斎美術館

墨田区ゆかりの
葛飾北斎の作品を紹介する美術館

常設展 400円が、ぐるっとパスで無料に。

特別展+常設展のチケットの場合は、
2割引 (1,500円 → 1,200円) になります。

事後変更はできないのでご注意を。


最寄り駅は両国駅。

今回は、たばこと塩の博物館から
徒歩で向かいました。

大横川親水公園を南下して
北斎通りを西に進めば着きますが、
37℃ の中で歩くにはちょっと過酷な距離でした…


美術館の北を走る「北斎通り」。

特に北斎のオブジェとかがあるわけではなかったです。


こちらがすみだ北斎美術館。

和風建築を期待してたら、
太陽光を反射してる感じのモダンな建物でした。


常設展示室 (AUROLA)

※常設展示は、すべて高精細の複製で、写真撮影可です。


北斎の作品が時系列で並べられており、
作風の変化が感じられるのが特徴。

北斎は引っ越し魔で有名ですが、
画号や作風もコロコロ変わります。

それぞれの時代ごとに趣が異なり、
そのいずれもが一級品。


晩年、魔除けとして獅子の絵を描いては
丸めて外に捨てるのが日課
だったらしく、
現在それらは重要文化財になっています。

達人の手習いは、凡人からすれば宝物ですよ。


私が興味をそそられたのは、
日本全国の Cool な橋をシリーズで紹介した
「諸国名橋奇覧」
です。

テーマ選びが渋い。

有名な「冨嶽三十六景」のみならず、
「諸国瀧廻り」など、
北斎はご当地名所シリーズを結構作っているようです。


コンパスで絵が描けちゃうんだぜ指南書

指南されても、
普通の人は描けませんぜ、と感心するばかりです。

作品の構図などを考える上で、
幾何学的な目線も持っていたのかも、と思いました。

レオナルド・ダ・ヴィンチの人体図と重なりますね。


北斎は、櫛やキセルの図案集も描いています。

才能がマルチすぎますね。

ちなみに、北斎デザインのキセルが
たばこと塩の博物館に展示されているそうです。

訪問の順番が逆だった…


その他写真

リニューアル中の江戸東京博物館

ビッチリと建材に囲まれていて、
謎の威圧感があります。

江戸博のホームページを見てたら、
なんか楽しそうなアプリがリリースされてましたが、
私のスマホでは対応していないらしくインストールできず…


おわりに

常設展示室はコンパクトで、
期待していたよりもあっさりめ
でした。

ケチらずに企画展も見ればよかったなー、
というのが正直な感想です。

https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/


正面に展示されているのは作品とタイトルのみで、
細かい説明や背景はタッチパネル端末を
操作して表示する形。

訪れたのは平日の昼間でしたが、
外国の方が多くてそれなりに混雑しており、
端末内の情報をすべて熟読するのは骨が折れそうです。


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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。