📕怖がらないでアンラーニング📕

ひょっとこ斎

2024年5月28日 07:00

▶️はじめに

どうも〜、ひょっとこです。
今週も始まってしまいましたね。
６月終わるまで祝日がないので億劫に感じている私がいたりします。

今日は何について記事にしていこうかなと迷ったのですが、アンラーニングについての記事を投稿していこうと思います。

▶️記事を投稿しようと思ったきっかけ

🔨建設業界と関わってみて気づいた問題

前職で建設DXの導入コンサルタント（筆者が経験した感じだとカスタマーサクセス）をしていた時期に建設業界の根本的な問題に気づきました。
それがなにかと言うと、アンラーニングをする習慣を建設業界の人が持っていないことが根本的な問題でした。

IT導入が遅れているとか、人で不足とか建設業界で叫ばれていたりしますが、根本的な問題ってそこじゃないんですよね。
根本的な問題はアンラーニングの習慣がないため、新しいことを自主的に学ぶという文化や習慣がないことが問題なんです。
だから、IT導入が遅れたり、若者が古い業界文化に馴染めず辞めていくという背景があったりします。

建設業界の問題について紹介しているページがあるので、あまり詳しくない方がいれば読んでいただければと存じます。

国土交通省の情報が一番信頼度が高いと思うので、一番上にリンクを貼っておきます。

👩‍🎓アンラーニングの習慣がないことが問題だと感じた経緯

アンラーニングをする習慣がないことが、根本的な問題だとなぜ感じたのかと言うと、私が担当していた工務店10数社でシステム導入がスムーズにいく会社とそうではない会社があり、比較的に若い人がいる会社では導入が上手くいく傾向があると気づいたことがきっかけでした。

導入がスムーズにいく会社は２０代前半くらいの若者がいる会社で、導入がスムーズにいかない会社は５０代以降の年配の方が多い会社でした。

今時の若い人って、ITツールを触ってわからないことがあれば当たり前に自分で試したり調べたりして使い方を学ぼうとするんですよね。
知らないこと・やったことがなければ、０からでも学び試そうとしてくれるので、導入を進めていてもスムーズに行く傾向がありました。

若者はスマートフォンで知らないアプリやツールを触った際に、自分で調べる・学ぶことがあたりまえになっており、それが習慣として根付いているから導入がスムーズに行くんだろうなと考えています。

それに対して、年配の方は知らないので教えて欲しい、やったことがないからわからないと言う人が多く、自分で学んでいく・学び直すという姿勢があまり感じられませんでした。
年配の方全員というわけではないと思うのですが、知らないこと・やったことがないことを0からでも学び直そうという姿勢がない人が比較的に多かった印象が強いです。

上記については、世代ではなく個人の資質も関係していると思うので、一概には言えないと思いますがね。

システム導入をしながら上記のような体験をしたきっかけで、建設業界の根本的な問題はIT導入が遅れていることではなく、アンラーニングする習慣がないから自分たちで新しいことを学べる人が少ないことが根本的な問題なんじゃないかなと感じました。

▶️これからの時代ではアンラーニングが重要になる

📕そもそもアンラーニングって何なの？

アンラーニングって何？という人もいると思いますので、定義を調べてみました。

簡単に言うと環境に適応するために古くなった知識を廃棄しつつ、環境適応に必要な新しい勉強を進めることだと私は解釈しております。

「アンラーニング」とは、「学習棄却」と呼ばれ、これまで学んできた知識を捨て、新しく学び直すことを指します。激しい環境の変化に対応するためには、新しい勉強を進めるだけではなく、従来の知識を捨てることも重要だとされています。

カオナビ

参考にした記事を以下に記載しておきます。

❓なぜ重要なのか

昨今はグローバル化やITの進歩スピードが早いことが原因で、変化が早くなってきています。
ですので、知識やスキルが陳腐化しやすくなってきていることから、学び直すサイクルを早める必要があるんです。

２年前の記事ですが、HarvardBusinessReviewの記事があったので紹介しておきます。

変化が早い時代で生き残っていくためには、自分自身が環境に適応するため変わり続けていく必要があるのだと思います。

ですので、アンラーニングをする習慣を持つことが今後の時代で重要だと私は考えています。

🏫建設業界でアンラーニングをしない人が多い理由

今まで建設業界以外で働いた経験がある人が少なく、学び直すという経験をしてこなかったことが原因だと推測しています。

私が携わってきたコンサルやSIの仕事だと、顧客によって業界・業種がコロコロ変わること、技術がどんどん新しくなるため学び直すことが必然と必要になります。

それに対して建築業界では転職や職場が変わったとしても業界知識が変わるわけでもなく、技術もそこまで大きな変化がないため改めて何かを学び直すという経験が発生しないせいで学び直すいう経験が得られない環境だったのではないでしょうか。

そのため、アンラーニングが習慣化されている人が少なく、業界全体としてIT導入が遅れて行ったのだと思います。
あとは、業界の体質的に労働時間が長いとかもあるかもですが、それを言いだしたらIT業界もそんなに変わらないので言い訳にはできないですね。

▶️社会人・学生の皆さまへアンラーニングの勧め

学び直すことを億劫に思わないでほしいです。
アンラーニングをすることで、自分が知らなかったこと、できなかったこと、できたことへの理解度が深まる、色々と得るものが多いと思います。

学び直すことは本来楽しいことなので、自分が興味ある分野とかでもいいので、アンラーニングに少しでも取り組んでくれたら嬉しいなと思います。
（学校の知識を詰め込む勉強スタイルを経験していると面白くないと感じるかもしれませんが…）

直近で中国旅行に行ってきたのですが、中国の方は貪欲に学習していて経済的に発展した理由は学ぶ意欲の差が根本にあったのではないかと感じました。

学び始めるのに遅いということはないと思います。
これからの人生を豊かにするために、私もアンラーニングを習慣的に行っていきますので、この記事を読んでくださった方もぜひアンラーニングを習慣化して少しでも人生を豊かにしていただければ幸いです。

▶️おわりに

いかがだったでしょうか？
前職の時にふと思っていたことを記事としてまとめてみました。

アンラーニングって本当に大事ですよね。
人って年齢を重ねるたびに年齢に見合った知恵が必要になってくると思うんですよね。
なので、ひょっとこは年齢の増加が止まるとき（つまり、死ぬとき）まで学び続けていきます。

最後にとある人物の言葉で記事を締めさせていただきます。
では、次回の記事でまたお会いしましょう！！

人生死ぬまで勉強、死ぬまで成長、死んだ瞬間が人生の終点で成長が止まる。
死んだ瞬間の自分をより理想に近づけられるように日々学び続けよう。

ひょっとこ

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