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超私的、簡単ブルガリア語講座-挨拶編-

今回は、ブルガリアに1年間住んだ学生として、早速使えるブルガリア語を超個人的な感覚をもとにご紹介したい。


Здравейте〜(こんにちは)

東ヨーロッパに位置するブルガリア。

公用語のブルガリア語は、あまり日本人に馴染みがないかもしれない。

ということで今回は、「ブルガリアに行ってみようかな」と考えているセンスの良い皆様に、実際に現地で使える簡単なブルガリア語の表現をいくつかご紹介しようと思う。

基礎情報

ブルガリア語で用いられる文字は、「キリル文字
(ブルガリア語以外に、ロシア語等で使われている。)

日本語を用いる人にとって馴染み深い、顔文字( ´Д`)の、口の部分"д"も、実はキリル文字だったりする。

〜挨拶〜

朝・・・「Добро утро」(ドブロ ウトロ)
昼・・・「Добър  ден」(ドバル デン)
夜・・・「Довър вечер」(ドバル ヴェーチェル)

「р」の文字で表される「ラリルレロ」の発音は巻き舌で発音出来るとよりネイティブに近づく。

「3つもあるのかぁ」と感じた皆様に朗報。

店に入った時、注文をする時、誰かと会った時に時間に関係なく使える万能表現もある。

朝昼晩・・・「Здравейте」(ズドラヴェイテ)

日本語でいうと、「どうもー」って感じだろうか。

朝昼晩(より親近感を持たせたカジュアル表現)・・・「Здрасти」(ズドラスティ)→初めて会う人には使わないのが無難

これらの挨拶とセットで使われる言葉がある。

相手の様子を気遣う・・・「Как си?」(カク スィ?)→英語でいうとHow are you?

Как си?への返答・・・Добре(ドブレ)

他のヨーロッパ諸国同様、入店時や会計時には挨拶をするのがマナー。

店員さん等、出会う人には笑顔で元気に挨拶をすると、劇的にその後の対応に差が出る!

英語やブルガリア語が得意でなくても、これさえしたらなんとかなる、と言えるくらい大切。

ブルガリア生活で一番心がけていたことかもしれない。

さようなら・・・①「Добиждане」(ドヴィジダネ)
「Чао」(チャオ)

夜にさようならをする時・・・「Лека」(レカ)

たまに、粋な人が「Всичко е хубаво」(フスィーチコ エ フバヴォ)なんて言ってくれたりする。

意味としては、「全てうまくいきますように」といった感じ。
直訳は難しいのだが、相手の幸せを祈る気持ちを込めて使われているため、これを言われたら笑顔で感謝を伝えたい。

〜ありがとう、ごめんなさい編〜

ということで続いては感謝を伝える表現

ありがとう・・・①благодаря(ボゥゴダリャ) 
②Мерси(メルスィー)→
こちらの方がカジュアル?なので頻繁に使われがち。


①に関しては、文字通りにすると「ブラゴダリャ」とカタカナ表記されがちなのだが、実際に発音するとなると「ボゥゴダリャ」と発した方が伝わる気がする。

優しいブルガリア人が、何か優しいことをしてくれた時には、こちらから強い感謝を伝えたい。

そんな時には、
Благодаря ви много(ボゥゴダリャ ヴィ ムノーゴ)ということもできる。

「ほんっとうにありがとうございます」というイメージ。

これを使うことが沢山あったら素敵

ごめんなさい(丁寧)・・・Извинявайте(イズビニャーヴァイテ)

ごめん(カジュアル)・・・Извинявай(イズビニャーヴァイ)

謝る場面というのは、混雑している場所でぶつかってしまった、などとっさの場面が多い。

そんな時に、口から自然にブルガリア語が出てきた時は嬉しかった。

慣れないうちは、「すみません」と日本語で謝ってしまい相手をひどく困惑させてしまっていた…。

逆に、謝られた際に「大丈夫ですよ」と伝えたい時には
「Нищо」(ニシュトー)と言おう。

大丈夫です、問題ないです・・・「Няма проблем」(ニャーマ プロブレム)

と言っても良い。

〜日常生活編〜

相手を呼びたい時の「すみません」・・・「Извинете」(イズヴィネーテ)

どうぞ・・・「Заповядайте」(ザポヴャーダイテ)
→これが言えるとけっこうポイント高い。
主に、二つの場面で使える。
①レジなどのお会計等で物を渡す時
②通路を譲り合う時

カジュアルに、「Заповядай」(ザポヴャーダイ)と使われたりもする。

お願いします・・・「Моля」(モリャ)
→欲しい物の単語を言った後にこれを加えると、「〇〇をお願いします」という意味でも使える。

「Моля те」(モリャ テ)は、「頼むよ〜」と言った少し大袈裟な感じに聞こえる気がする。友人なんかにこれを使うと、割とウケていた印象。

ブルガリアを楽しんでいただきたい

このままいくと止まらなそうなので、今回はここまでにしたいと思う。

第1回目は、簡単な挨拶をご紹介したが、次回のブルガリア語講座では、コミュニケーションで使えるブルガリア語をご紹介したい。

ブルガリアに旅行を考えている皆さんぜひこちらも。

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