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ブルガリアの首都ソフィアの交通事情(2022年5月更新)

ブルガリアの首都ソフィアは、公共交通網が発展している。

本記事では、ブルガリアの首都ソフィアを旅する上で必要な公共交通についてまとめていく。

ソフィアシティカード


まず、ソフィアで生活する以上必須とも言える「ソフィアシティカード」についてご紹介したい。

日本でいう「定期券」のような存在。

日本で発行する定期との違いは、
1、ソフィア市内であれば、区間に関係なく使える
2、電車、バス、トラムが乗り放題
3、旅行者でも作れる

といった感じ。

わしのソフィアシティカード

発行出来る場所

ソフィアでこのカードを発行するには『Sofia Urban Mobility Centre’s cash desk
に行く必要がある。

おすすめは「セルディカ駅」のデスク。

旅行者なら必ず訪れるであろう「アレクサンドルネフスキー大聖堂」の最寄駅なので、これから観光しようというときに発行してしまえば便利だろう。


Sofia Central Station


https://goo.gl/maps/kZhNURSPnQgVupNbA

セルディカ駅の近くにある大通り、ヴィトシャ通り

必要なもの

筆者が発行した際は、パスポートを掲示した。

留学中のため、大学で発行されるを証明書も持って行った。

チケットの値段

ソフィアシティカード・・・21レヴァ *ひと月

1回券( バス、地下鉄、トラム)・・・1.6レヴァ
10回券(バス、地下鉄、トラム)・・・12レヴァ
1日券(バス、地下鉄、トラム)・・・4レヴァ
                          (2022年、5月現在)

1日で2回以上交通機関を利用すれば元がとれるので、一日券を購入するのが圧倒的にお得。

ちなみに、一日券は駅にある自動改札機で買えないことがあるので、その際は窓口の係員さんから直接購入する。

また、現金のみでの支払いであることも留意していただきたい。 

「エディン ビレット ザ エディン デン」(Един билет за един ден)と言って4レヴァを渡せば購入出来るだろう。

最近では、改札にクレジットカードをタッチすることで決済できるので必ずしもチケットを購入する必要はないが、コストパフォーマンスの観点から一日券の購入を強くお勧めする。

バス 

この写真を撮影していたら、ニコニコ運転手さんが手を振ってくれて、少し長めに停車してくれた。

通常ブルガリアのバス停には、電灯掲示板がありあと何分でバスが来るかを知ることができる。

動いていなかったり壊れていることも多い。

ブルガリアの公共交通機関の正確性について

よく、海外では電車の遅延は当たり前と言われるがブルガリアに住んでいて、遅延が多いなと感じたことは無い。

基本的には、地下鉄はスムーズに動いている印象。

しかし、時々起こるストライキによって一定の間、公共交通機関が動いていないことはあるようだ。(9ヶ月住んでいて一度も経験していない)

治安について

ソフィアの公共交通機関の治安は比較的安全だといえる。

夜遅くの女性一人での利用は出来るだけ避けたほうが良いだろうが、今のところ危険に感じたことは無い。

しかし、「セルディカ駅」「ソフィア中央駅」の駅周辺はあまり雰囲気が良いとは言えない。

また、НДКと呼ばれる「National palace of culture station」(国立文化宮殿駅)周辺で、以前ブルガリア人の女性が集団で暴行される事件があった。

この近くには大きな公園があり、夜でも若者で比較的賑やかではあるが、同時に酔っぱらいもいるためは午後9時以降に1人で行く際には念のため注意したほうがいい。


街前代が小さく、歩きながら主要な観光地を巡ることも十分可能なソフィア市内。


この記事が誰かのブルガリア観光に役立てば幸いです。
何か気になる点があれば是非お気軽にコメントで教えてください。
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