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初心に返る旅。やっぱり私は長野が好き。

皆さんこんにちは😊
長野県出身、チュウブチームの池田です。

アナザー・チュウブも残り3日間となりました、、、。2か月間早すぎる!いよいよ始まるねと話していたのが一週間前くらいに感じますが、まずはこうして無事に企画展を終えられそうなこと、感謝の気持ちでいっぱいです。関係者の皆様、ご来店くださったお客様、いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。
自分の集めた商品ともお別れの日が近づき、寂しさもありますが、チュウブの魅力をお客様に届けることが出来たのではないかという嬉しさもあり、本当に色々な気持ちです。

そして今回は、1/11-12の2日間、年越しシーズンに大人気だった「信州戸隠そば株式会社」様と協賛企業である東京センチュリー様が運営している「ホテルインディゴ軽井沢」様を訪問していたので、その出張の際の話を綴りたいと思います。
12/7からスタートしたアナザー・チュウブも気づけば折り返し地点、12月度の月次報告会を迎えていた頃、アナザー・キュウシュウ、ホッカイドウトウホクと比較すると、来店客数の低迷が続いており、正直なところ売上が落ちてしまっていました、、、。来店客数減少問題は今でも私たちの大きな課題です。店内施策として、セット商品を販売してみたり、試食会を開催してみたりなど様々な施策を打ってきましたが、なかなか長期的には上手くいかず、頭打ち状態。
そんな中で、私自身は何のためにアナザー・ジャパンに休学してまで注力しているのか、そのモチベーションの源泉を考えてみると、それはやっぱり「地元長野のヒトやモノが好きだからだな」と初心を思い返します。
目先の数字も大切ですが、商品を売ることが目的になっていないか、ゴールは商品を通じて作り手さんの想いをお客様に届けることではなかったのかと。もう一度原点に立ち戻ることにしてみました。
再び地元長野に向き合う機会が欲しいなと感じていた時に、「アナザー・チュウブ」を最高の締めくくりで迎えられるよう、協賛企業の東京センチュリー様が手がける「ホテルインディゴ軽井沢」様を拠点として、特例で地元長野への出張の機会をいただきました!
今回のnoteでは、その時に感じたこと・考えたことを丁寧にお話しできればと思います。

▶︎信州戸隠そば株式会社

信州戸隠そば株式会社様は担当の専務取締役 本多さんがいつも優しく温かく迎え入れてくださります。初めて商談にお伺いしたときも事前にお送りした資料を丁寧に印刷して、アナザー・ジャパンについてもめちゃくちゃ調べてくださっていたのが印象的でした。
 
信州そばといっても、そば殻まで引き込んだ田舎そば、実の中心部を使った更科そばがあったり、高遠そば、とうじそばがあったりと、同じ長野県でも各地域に伝わるご当地そばがあります。そのなかでも広く知られているのが戸隠そばで、島根県の出雲そば、岩手県のわんこそば、と並んで日本三大そばに数えられています。
 
そんな戸隠そばを作る信州戸隠そば株式会社様のお蕎麦は、アナザー・チュウブでも大人気!時期的に年末年始があったことからも沢山のお客様が年越しそばとしてご購入くださりました🙌

年越しの需要や、他にお取り扱いしている「くるみ味噌つゆ」とセットで購入いただくお客様が大変多いこと、地元長野県の地方紙でもご紹介したことなどをお伝えすると大変喜んでくださり、沢山のご協力をいただいている分、商品の魅力をお客様に届け、少しでも多くの恩返しをしていきたいと強く思います。

本多さんからもクラウドファンディングにご協力してくださったことや、アナザー・ジャパンのInstagramを普段から見てくださっていることをお聞きして、私が想像していた以上の事業者様からのご支援・ご声援をを強く体感することができました。

▶︎ホテルインディゴ軽井沢

私たちアナザー・ジャパンには、日本全国で仕入れ活動をするための交通費や宿泊費、備品関係費用等の資金をサポートいただいている協賛企業の方々がいらっしゃいます。
私たちがこうして現地に商談へ行くことが出来ているのも協賛企業の方々のお力添えがあるからこそです。本当にありがとうございます😭
そして、協賛企業の東京センチュリー様が運営を手がけるホテルインディゴ軽井沢様には、軽井沢のクラフトビール「KOKAGE BEER」をご紹介いただいており、現在アナザー・チュウブでも大人気のビールとなっています!🍻

 そんな協賛企業様の手がけるホテルにてセールス & マーケティング ディレクターの玉置さんより丁寧な館内ツアーをしていただきました🙇‍♀️
大学で観光学を専攻している私にとって、当ホテルのホスピタリティやコンセプトからは大きな刺激を受けました。
ホテルインディゴ軽井沢様は、その街の魅力・文化や歴史を「ネイバーフッドストーリー」として表現するというコンセプトのもと、館内には軽井沢を身近に感じられる仕掛けが沢山隠されています。

例えばこちら!

館内に沢山並ぶランタン。
1世紀以上前、避暑地として軽井沢を訪れた宣教師たちはランタンの灯りで暮らし、街を照らしていました。そこから着想を得て、ロビーやお部屋には様々な形をしたランタンが飾られています。

また、こちらでも軽井沢らしさを感じます。
実は軽井沢はモータースポーツ発祥の地。日本のモータースポーツの幕開けといえるレースは、北軽井沢で開催されていました。ロビーには、車に関係する興味深い本や洗練されたモーターカーの置物が置いてあります。

 このように置かれている一つ一つの物やアートには軽井沢と結びつく意味が隠されていました。知れば知るほど軽井沢を身近に感じて軽井沢が好きになって、これがホテルのコンセプトであるネイバーフッドストーリーなのか!と新しいホテルの楽しみ方に心躍ります。

▶︎KOKAGE BEER DINNER

先程もお話ししましたが、ホテルインディゴ軽井沢様には現在アナザー・チュウブでお取扱している軽井沢のクラフトビール「KOKAGE BEER」をご紹介いただきました。
今回はスケジュールが合わず残念ながらKOKAGE BEERの事業者様に直接お会いすることは出来なかったのですが、ホテルインディゴ軽井沢にて素敵なお食事と共にKOKAGE BEERをいただいてきました。
実は、KOKAGE BEERをお料理と一緒に楽しむことができるのはこのホテルインディゴ軽井沢様のレストラン「KAGARIBI」だけだそうで、今回は特別にKOKAGE BEERに合わせたビールのペアリングディナーコースをご用意いただけました。本当に美味しくて美味しくて感動しました。

今回のディナーコースでは、アナザー・チュウブでお取扱しているKOKAGE BEER3種類(黄:ピルスナー、赤:ヘルス、緑:スタウト)を含めた計4種類のKOKAGE BEERにピッタリのお料理とデザートをいただきました。

ディナーメニュー
各ビールにペアリングされたお食事

清涼な水と空気に育まれた軽井沢の新鮮な食材を使ったお料理は、野菜ってこんな味してたっけ?と自分の中で革命が起こるほど。

例えば長野県産のポロ葱。ポロ葱、食べたことありますか?
ポロ葱は、長ネギによく似ていますが、長ネギよりも太いのが特徴的な西洋ネギです。日本のポロネギはまだ少量しか生産されていませんが、寒さに強いポロ葱は寒い長野県の冬を越えることで甘さが増します。火を通すことでさらに甘みが強くなるそうで、食べてみて衝撃。パリパリしたネギの食感と甘さが新感覚。

地元の野菜にこんなに美味しいものがあったのか!とまだ私の知らない地元の魅力にまた気づきます。
ビールのペアリングというのも私にとっては初めての体験です。

・苦みとカラメル麦芽の甘みのバランスがちょうど良い「ピルスナー」
・オーガニックホップを贅沢に使用した爽やかで薫り高い味わいの「オーガニックビール」
・香ばしい麦芽の風味とほんのりとした甘みがある力強い味わいの「ヘルス」
・ロースト麦芽の香ばしさと甘くフルーティーな香りと芳醇で上品な苦味のある「スタウト」

4種それぞれの味の甘みや苦みの特徴をつかみ、お料理もビールも主役になれるようなディナー。試しに組み合わせ以外のお料理でビールをいただいてみましたが、「うーんやっぱりこっちだよね」とお食事に合わされていることを実感し、ペアリングの凄さを感じます。
そのまま飲んでも当然美味しいKOKAGE BEERなのですが、お食事と合わせることでまた違った味わい深さを感じるディナーでした。
今回いただいたお食事は通常メニューにはないお料理なのですが、今回をきっかけにビールのペアリングコースディナーをメニュー化するかもしれないとのこと!
是非みなさんにもこのディナーを楽しんでいただきたいし、またこのディナーをいただけるチャンスがあるのならこれ以上に嬉しいことはありません!!

▶︎出張を通して、、、

ホテルの案内をしてくださった玉置さんは、お客様がホテルの建物や内装に感動してもらうこと以上に、スタッフとの会話や、軽井沢にまつわる話に少しでもインスピレーションを受けて帰っていただく事を大事にしているとお話ししてくださいました。
私自身実際に訪問してみて館内の一つ一つのアートやデザインに込められたストーリー性を知る度にホテルのことが好きになったし、また絶対軽井沢に行きたいと感じています。

 アナザー・ジャパンの商品一つ一つにも作り手さんの想いや私たちがそれを仕入れたストーリー性があるように、それをお客様に伝えることの大切さを改めて実感した出張となりました。私たちのコンセプトである「いらっしゃい、おかえり、いってらっしゃい」の“いってらっしゃい”の先にあるのがこのような素敵なホテルであること、雄大な自然のエネルギーを感じられる地域であることが心から嬉しく思うと共に、是非お客様にも実際に現地へ訪れて欲しいです。1期生の任期中では難しいかも知れませんが、いつかはアナザー・ジャパン主催の「いってらっしゃい旅企画」を実施出来ればと強く感じました。

訪問後は改めて接客の見直しを行い、入り口付近でのファーストアプローチを徹底したり、上手くいった接客体験や商品情報をまとめた「接客トークシート」に記入し、メンバー間で共有しやすくするなどの工夫を凝らしてみました。その効果もあってか信州戸隠そば株式会社様のお蕎麦は年明けも継続して販売数を伸ばすことができ、当店では完売御礼となりました👏

出張に出向き、改めて長野県のヒトの暖かさ、雄大な自然を感じると共に、事業者様や協賛企業の方々からの熱い応援と期待を実感しました。
この想いを忘れず、チュウブ地方に「好き」を見つけていただけるよう残り3日間全力で駆け抜けます!当店でしか手に入らないアナザー・チュウブ限定の商品もございますのでラストスパート、皆様是非ご来店いただきたいです!お待ちしております😊

信州戸隠そばは完売、KOKAGE BEERは在庫わずかですが、まだ販売しております。
企画展終了後も、各事業者様のホームページにてご購入することが出来ますので、こちらも是非チェックしてみて下さい👀

また2/8(水)からは次の企画展アナザー・カントウが始まります!
(2/6(月)、2/7(火)は企画展入替えのため物販は店舗休業となります)
アナザー・カントウでは、東京からの地理的な近さを活かしてもっともっと事業者様を巻き込み一緒にカントウ地方を盛り上げていけるような企画展に出来たらいいなと思います。それでは、アナザー・カントウもお楽しみに👋

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

今回のライター:Ikeda Satsuki (チュウブ)
#アナザー・ジャパン #地方創生 #学生経営

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