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子育てに必要なことは「信じる・見守る」そして親は待つこと

こども朗読劇「えんとつ町のプペル」大阪平野サクエバ公演が終わりました。

今回は4歳から9歳のこどもたちと8人で公演を行いました。

最後は、みんなとっても良い笑顔で輝いていました!本番中はうらで私もウルウルしちゃっていました。

今回4月公演が延期になったので、トータル半年くらいみんなと関わってきて私もたくさん学ばせていただいたなと思っています。

そこで、改めて子どもを成長させるために必要なことは、「信じる・見守る」ということ。

そして、どれだれ親が待ってあげれるか。

だなと思ったのです。


子どもの夢中になる時間を奪わないように

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私も4歳の娘をそだてているので、よくわかるのですが、時間を効率よくつかおう。なんて全く考えていません笑

今やりたいことに夢中になっています。

幼稚園にいく直前でも、友達にお手紙をかきたい!と思ったら書かずにはいられません。

歩いて10分でいけるところも、途中でお花をみたり、かくれんぼをしたり、だいたい3倍の時間がかかります。

それを予測しておかないと、ママのほうがイライラして怒ってしまうことになるので、今に夢中になる時間をたいせつにしてあげるために余裕をもった行動は必須ですよね。

子どもの時に「夢中になった経験・集中した経験・没頭してやりとげる経験」それらが大人になったときに、研究したり、諦めなかったり、勉強や仕事、そしてスポーツにも関わってくることなので、小さなうちに夢中になる経験を奪わないことが大切ですね。


子どもの才能をのばすには信じる・見守る・待つ・伝える

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子どもたちの時間の流れをわかってあげる、ということを前提において。

「信じる・見守る」ことが重要になってくるなと改めて思ったことを書きますね。

小さな子どもたちは、まだ力もないし、経験もないので、できないことがたくさんあります。だけど、最初からできないだろうと思って、手を出してしまったり、やめさせてしまっては、何も得ることはないです。

もっと静かにしてほしい。

ふざけないでほしい。

しっかりしてほしい。

ちゃんとしてほしい。

ついつい、そう思ってしまいます。私もよく思います。
だけど子どもにとって親は絶対的な安全基地になってあげてほしいです。

ルールやマナーをおしえるときは、怒るのではなく、真剣に伝えること。

そして、何度も何度も繰り返し、伝えるだけで良いんです。

怒って言われたことは反発したくなるけど、何度も真面目に話ししたことはあとからじわじわと染み込んでいきます。

大人も自分の言葉に自信をもつこと。そして、子どもの才能も信じること。

そうすると、言葉が届いていくんですよね。

親が、「どうせ分かってくれない」「まだできない」と子どもに対して信じていなければ、「どうせ分からなくてもいい」「自分にはできない」と思わせてしまいます。

だから、すべて信じることを忘れないでほしいです。

信じていると、予想外のことができたり、急に成長したり、驚くことがよくあります。


そして、あせらず、見守ること。

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見守っているつもりでも、つい口や手を出したくなるのがお母さん。

愛情があって可愛いから、失敗してほしくない、傷ついてほしくない、うまくやってほしい。と思ってしまうのですが、子どもたちの経験を奪わないのが親の役目であって、なにかあったときに安心して帰ってこれる場所でいてほしいなと思います。

社会にでると、厳しいことやつらいこともあります。

私は、社会は厳しい方が良いなと思っています。そこで人との関わりや、仕事の楽しみを教えてもらえるので。

だからこそ、親は信じて見守る存在であればいいなと思います。

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今回、朗読劇の練習をしていると、8歳でも本を読んで自分で考えてきてくれました。登場人物の複雑な感情をよみとろうとしてきてくれました。

そのときに答えを渡すのではなく、自分で考えることやみんなで考えることの時間が大切だなと改めて感じたのです。

親ができることは、答えをおしえることではなく、「信じて見守る」ことが大切なので、あせらず待ってあげて欲しいです。





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