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220317 夢の差出人
今日はなんだか切ない気持ちだった。昨日夢を見たせいのような気がする。内容は全く覚えていないが、高校時代の友人が出てきた雰囲気だけ脳内に残っている。
姿勢よく、ありたいよなあ。
仕事と自宅の往復ばかりで、仕事モードと家族の前の自分以外の私を忘れかけている。あれ、わたしこんな人間だったっけ。千と千尋の神隠しみたいな。
どんどん人間味が薄れている気がして、あれ、このきつい性格、これ独身女まっしぐらじゃない、って恐れおののく。
友人に、何気ない会話で、かささぎには元気でいてほしいよと言われた。
この人のために生きなければ、と思った。
やっぱり時々死にたくなる。電車を待っているとき頭がぼーっとなって、もし、もしこのまま飛び込んだらどうなるだろう、などと考えた。実行に移したいだなんて思ってないのに。
私には死なない理由が必要だ。生き続けるために。
熱狂的なアイドルオタクをやめて数年。別のアイドルのライブ会場をパソコン越しに見た。
暗い会場。ペンライトの海。美しいスポットライト。キラキラ輝くアイドル。
涙が出そうになった。
私もそこに行きたい、できればあのときの熱量で。そう思った。
でももう叶わない。あのときと同じ熱を持つことはきっともうできない。
私はアイドルの応援をやめて、生きる喜びを少し失った。
大きな地震があった。最近、震度6くらいの大きな地震が発生しても、「〇〇地震」と名付けられないのが恐ろしい。名もない地震。
生活圏内で大きな地震が発生したことがあるんだけど、たまたまその場所を離れていて難を逃れた。
だから、恥ずかしいことに、私は地震に対して未だ他人事に捉えていると思う。
ニュースで見れば「ふーん」で終わるけど、今自分の住んでいる地域で震度6強の地震が来たらと想像するだけで、ぞっとする。どこまでいっても他人事なのだ、人間。当事者であることはすごく難しい。
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