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噛むことで脳は活性化するよ

ちっちゃい頃はよく爪を噛んでました、どうも吉良吉影です。

今回は噛むことで脳が活性化するという話をしていきます。


認知機能の向上

前頭前野は額の裏側にあり、大脳皮質の約30%を占める大きな領域です。コミュニケーション、感情の制御、記憶のコントロール、意思決定など高度な働きを担っています。
その前頭前野の活性化が、しっかりと意識して噛むことによって誘発されるのです。それは、高齢者において顕著で、特に右側の前頭前野の活性化は、認知力の向上につながるといわれています。

記憶力の向上

噛むことは、脳の中心に近い場所にある「海馬」という部分も刺激します。
海馬とはタツノオトシゴの別名で、形が似ているところからその名前がついています。脳に入った情報はいったん海馬で整理され、その後大脳皮質にファイルされていきます。海馬は「記憶の司令塔」と言われる重要な部分です。
また、海馬には、位置や場所、方向などを把握する空間認知能力もあります。海馬の機能が落ちると空間認識能力も低下するため、自分がどこにいるのかわからなくなります。
そのような海馬の機能が、噛むことで活性化されるのです。ガムを噛んでもらいながら記憶テストを行うと、高齢者の海馬が活性化され、ガムを噛まないときよりも記憶テストの成績がアップしました。

ストレスの軽減

脳内には、扁桃体と呼ばれる、視覚や聴覚など五感から入った刺激が、快か不快かを判別する部位があります。ガムなどを噛むと扁桃体の活動が抑えられ、不快という信号が大脳に送られにくくなり、ストレスを感じにくくなります。
ヒトを対象に、嫌な音を聴いてもらいながらガムを噛んでもらう実験があります。嫌な音を聴くと、血中のストレス物質が増え、扁桃体の活動が上昇しました。
ところが、嫌な音を聴きながらガムを噛んでもらうと、血中のストレス物質の量が減少し、扁桃体の活動がガムを噛んでいない場合に比べて低下したのです。

幸福感の増強


『幸せホルモン』とも呼ばれ、心の安定に欠かせない脳内物質「セロトニン」は、咀嚼により増加することがわかっています。分泌量が減少すると、不安になったり落ち込みやすくなったりするほか、目覚めも悪くなり、集中力も低下します。「セロトニン」は、一定のリズムで同じ動きをくり返す『リズム運動』を行うと活性化します。物を噛むという行為は、誰でも日常的に行うので、最も手軽なリズム運動が、“咀嚼・噛むこと”といえます。

頭の回転

よく噛むことは、脳にとって素晴らしいエクササイズです。 咀嚼の動作は脳の血流を促進し、認知機能を向上させると言われています。 新しい情報の処理がスムーズになり、頭の回転も良くなります。

自律神経が整う

かむことによって、自律神経も整います。 よくかむと副交感神経が優位になり、脳の血流量が増えますから。 1987年、順天堂大学医学部卒業。

咀嚼以外にも噛む習慣を付けてみよう

私は噛む力を強化するグッズを歯磨きの後によく使っています、脳の血流をあげられるので。

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