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LWM「『矛盾論』についての(大気圏外心理学的)覚え書」

◆作品紹介

毛沢東はエイリアンである。そして、マオ・フューチャリストたちもエイリアンである。彼らはマルクス・レーニン主義によってネットワーク化された情報生命体として、時代を超えて、惑星間を航行している。そうした着想は単なるバカ話として片付けられるものではなく、一定のリアリティを感じさせる(われわれはそういう時代に生きている)。共産主義が、マルクス・レーニン主義が、あるいは毛沢東主義がなぜ何度も亡霊のように再帰するのか? 答えを知りたいと言うのなら、あなた自身でいくらかのデータの相関係数をとってみればよい。それらの思想に関する言及数や出版点数とUFOの目撃情報には強い正の相関が見られるはずだ。そこから得られる結論はもはや、言うまでもないことだと思う。(編・樋口恭介)

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