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anon future magazine

未来を複数化するメディア〈anon press〉のマガジン。SFの周縁を拡張するような小説、未来に関するリサーチ、論考、座談会等のテキストを配信していきます。更新頻度は月4回程度…
〈anon press〉ではビジネスとフィクションを接続することを目指し、SF作家・文筆家・エンジ…
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記事一覧

ニック・ランド、ホワイト健訳「ハイパーウイルス」

◆作品紹介  超現代性が記号の支配下に置くものは――それが何であれ、ポストモダニティはウイルスでもって破壊する。文化が部分的な=(自律的な生殖システムを欠く)機械へと移行するにつれ、記号論は感染症的技術に沈んでゆく。  001010101101110010110101010100110010001000101010111010000101011001010010100011001001110010001000000000100111111000100100101010101

anon press 2周年+『anon press best of the best vol.1』発売記念座談会

(粘性のある大気はその流動の軌跡を空間に残し、距離感を失った闇に奥行きを思い出させていた。爆発の残像を灼きつけた網膜は吐き気のように記憶を再生し、それはある種の懐かしさへと変質していく。舞台中央から幽かな水の音が響き、巨大な湖の中にいることに気づく。気化したアルミニウムの風。沸騰する人工皮革が存在しない犠牲の夢を生成する。霧の甘やかな香りが流れ込み、それは闇の中で音と区別がつかなくなる。) ——なんか、すごい良い本とか読んだあとってさ、作者が生きている人だったとしても、死ん

染水翔太「Gメン」

◆作品紹介

¥500

【結果発表】「よいこのanon press award 2023」受賞作品発表

「よいこのanon press award 2023」は、15歳以下の児童が書いたSF小説などを対象とし、令和5年9月1日~令和6年2月10日まで募集を行いました。先日、下記の審査員4名により審査会が開催されました。 【審査委員】 青木 竜太(芸術監督・社会彫刻家) 渡邉 英徳(東京大学大学院 教授) 森 竜太郎(アノン株式会社 代表取締役) 樋口 恭介(SF作家)  つきましては、審査結果について、下記の通り受賞作品(2作品)及び選外佳作(6作)を発表します。 大賞(

岡田麻沙「ムードメーカー」

◆作品紹介

水町綜「グレイ・ウォールズ」

◆作品紹介

(Lemon-2℃)「ここで生まれたことがある」

◆作品紹介

伊藤なむあひ「燃えていない小屋」

◆作品紹介

『anon press best of the best vol.1』受注生産のお知らせ

anon press 初の physical matter となる『anon press best of the best vol.1』を限定受注生産いたします。 本書には、2022年6月から2023年5月までの1年間で anon press に掲載された作品のうち、編集部が厳選した11作品が収録されています。 anon press は2022年6月に活動を開始して以来、週1作のペースで、さまざまなジャンルの作品(小説・詩歌・漫画・座談会・怪文書etc……)を紹介してきま

匿名潟嬢姫「射精うなぎ・発光する犬」

◆作品紹介

今井新「Get Born!!!!」

◆作品紹介 なお、本作を含む今井新の漫画作品は、以下から紙版を購入可能です。

『anon press best of the best vol.1』

Coming Soon @ NOISY ZINE & BOOK

伊藤なむあひ「鹵」

◆作品紹介

染水翔太「金玉」

◆作品紹介