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anon future magazine

未来を複数化するメディア〈anon press〉のマガジン。SFの周縁を拡張するような小説、未来に関するリサーチ、論考、座談会等のテキストを配信していきます。更新頻度は月4回程度… もっと読む
〈anon press〉ではビジネスとフィクションを接続することを目指し、SF作家・文筆家・エンジ… もっと詳しく
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記事一覧

【展示】文喫 六本木「あなたのディストピア展」に anon press が参加

六本木の書店「文喫」で開催中の企画展「あなたのディストピア展」に anon press が参加し、4/29(月)までエントランス空間にて展示を行っています。 本展では、これまで anon press に掲載された100作以上の中から編集部がテキストを選定し、壁面を覆うイメージと床面に散らばる瓦礫を制作。 そこでは anon press の作品たちが既存の文脈を離れ、自在に泳ぎ回りながら、新たな繋がりを結んではほどけていきます。無数の物語が切り刻まれ交雑する混沌の中から、鑑

イシュマエル・ノヴォーク「陽気な孤児たちの、たかが一本か二本の腕によって拵えられたもの」

◆作品紹介

灰都とおり「文学少女生成デスゲーム」

草間小鳥子「Phygital Hallucination」

◆作品紹介

水町綜「蝿の姫君」

◆作品紹介

永良新「時間少女《タイム・メイカー》」

◆作品紹介

十三不塔「三枚つづきの地獄絵」

◆作品紹介

伊島糸雨「微睡む塔のエフィジー」

◆作品紹介

青島もうじき「エンジェル・メーター」

◆作品紹介

anon records スタート記念! anon pressレコメンド音楽座談会

MON/KU「Long, Long, Long October」 KYLE MIKASA「Trash Metal Gabber」 メンバー紹介平大典(以下、平):今日は、anon recordsの開始を記念して、編集部メンバーで去年の音楽で印象に残ったものやレコメンドなどをざっくばらんに話せればと思います。まず、12月から始まったanon recordsについて、てーくさんから紹介をお願いします! てーく:てーくです。編集部内で音楽の話することが多くて、いつかのミーティ

惑星ソラリスのラストの、びしょびしょの実家でびしょびしょの父親と抱き合うびしょびしょの主人公「壁尻」

◆作品紹介

anon press 第1期ベスト作品集読者投票 エントリーリスト 50作(2022/6~2023/5公開作)

anon pressでは、このたび2022年6月の創刊から2023年5月まで(第1期)の発表作品について、ベスト作品集の制作を企画しています。 つきましてはX(旧twitter)にて、読者投票を実施します。 投票される方は、①「#anonpress」のタグと ②「作品名もしくは以下のリストの番号」を記載して、③X(旧twitter)にて投稿してください。 一人一票まで、投票受付期間は2月3日12:00〜3月3日23:59とします。 投票の結果にもとづき、上位3作程度を掲載

bioshok『AIのもたらす深刻なリスクとその歴史的背景』

anon pressから緊急ドロップ。AIの最新動向をウォッチし続ける謎のネット・マスターbioshokが放つ、15万字のデジタル・モンスター。 21世紀の加速し続けるテクノロジーは、とっくに陳腐化したかと思われたとある未来の解像度を極限まで高めつつある——人類を絶滅に導くAI、という凡庸な悪夢を。19世紀後半から続く、AIによる存亡リスクの歴史を紐解きながら、その技術的解決策としてのAI AlignmentやAIガバナンスの可能性と困難に光を当てる。 ターミネーター? 

天沢時生『Uh-Oh』

 ヤバい小説が間もなくリリースされます。  著者自身、とても気に入っている作品で、これまで出版各社に掛け合ってきたのだけれど、なかなか快い返事をもらえませんでした。編集者が口を揃えて言うことには「めっちゃ面白いけど色々ヤバいので商業出版はハードモード」とのこと。  掛け合っておいてなんですが、俺もそう思う。  なので、さすがに塩漬けかなあ、といっときはあきらめかけていたのですが、anon pressの樋口恭介さんに相談したら「とりあえず出すことは決定で」とソッコーで返事が来た