見出し画像

吉田棒一「キルマンデイ」

◆作品紹介

月曜日。
七つある曜日のうちで、労働者や学生たちが最も憂鬱を感じる日である。エミール・デュルケムもそんなようなことを言ってた気がする。我々は、完璧な日曜日の午後が続くことを祈る。そうなれば、キルマンデイしか選択肢はない。吉田棒一による唯一無二のドタバタSFのお通りだ。ウィー・アー・キル・マンデーズ。月曜日を殺せ、日曜日を讃えよ。やるしかねえ。
anon pressよりリリース予定のアンソロジー『東京サイバーパンク』より先行シングルカット。(編・平大典)

Illustration by aratanagara 

ここから先は

7,770字
〈anon press〉ではビジネスとフィクションを接続することを目指し、SF作家・文筆家・エンジニア・研究者・デザイナー・アーティストといった多様な方々のテキストを配信していきます。マガジンを購読いただくと過去の記事を含むすべてのテキストをお読みいただけます。

未来を複数化するメディア〈anon press〉のマガジン。SFの周縁を拡張するような小説、未来に関するリサーチ、論考、座談会等のテキスト…

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?