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サバイバー短歌紹介✨<はろさん>

こんにちは、あの風プロジェクトメンバーのayaです☺️
セミの鳴き声が賑やかな夏がやってきました。

今年はコロナに始まり豪雨災害と、人が生きる上で試練だらけの年に感じますが、気がつけばもう8月も後半。
どうかこの暗い雰囲気を来年にまでは持ち越したくないと願うばかりです。。

さて、今日も
恒例の"あの風"チャレンジの作品紹介にまいりましょう😊

アセット 1

はじめての入院経験治療より患者を楽しむ医療従事者  
  作:はろさん

はろさんに短歌についてのエピソードもお聞きしました✨

初めての入院では、普段医療従事者という立場の私が、お世話される側になって楽しむ気持ちで過ごしました。
特に私は風邪をひいても病院に行かないくらいの人間だったので、もちろん癌だと言われた時は、相当なショックでしたが、それから後は患者体験が出来ることが嬉しくてたまらなかったのです。その理由は、プライベートでも仲良しの看護師さんが働いている病棟に入院できて大きな安心感があったから。
そして、自分の職場と同じ機構病院なので、なんとなく仕組みがわかる事などから、入院することに不安を感じず、手術も全身麻酔なので痛くないし、どんな感じなんだろうと全てに興味津々で過ごしていました。

どちらかというと、人のお世話をする方のタイプの人間だったので、何もしなくてもご飯が出てきたり、いつも誰か来てくれるし、個部屋は綺麗で病院臭さのしない入院生活でした。

はろさん、貴重なエピソードをありがとうございます。

普段、助産師さんとしてお仕事されているはろさん。
ご自身は入院や手術を楽しんだと仰っていますが、何事も前向きに捉え、医療従事者としての貴重な経験として考えられるはろさんは、すごく勉強家だなぁと感じます。。

見方を変える事で、今の自分の状況の見え方もガラリと変わるのだと教わった気持ちになります✨

患者のために日々一生懸命お仕事されている医療従事者の方々。

災害が起きても、コロナ禍でも、患者の命を優先して医療に携わってくれる医療従事者の皆さんもひとりの人間なんだと改めて気づかされます。
医療従事者も、家族やそれぞれの事情を抱えるひとりの人間であり、私達患者を救うためだけに生きているのではないということを、忘れてはならないと感じました。


そして今回の作品の写真ですが、
はろさんがまさに助産師としてお仕事をされている真っ最中のお写真とのこと!お友達の出産を担当され、新しい命が誕生する瞬間のお写真です。
優しくも真剣な表情がとってもとっても、カッコいいです!

サバイバーになっても産婦人科で働き続けるという決意をされ、今も一生懸命お仕事されているはろさんにたくさんのエールを贈りたいと思います✨


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さてさて、

このような形で、「あの風チャレンジ」ではいただいた短歌や写真を当時の作者のエピソードとともに紹介していきます✨
サバイバーならではの写真は、参加者以外の方でも大歓迎ですので”あの風”公式インスタグラム(@anokaze31)のDMよりお送りください!
お待ちしています☺️

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