NZ留学体験記🇳🇿#5 島に取り残された編
タイトル見て、!?ってなった方すみません、、
そんなたいした遭難話ではないです😂
ただ私の記憶に鮮明に残っていて、きっと一生忘れないだろう出来事なので、noteにも残したいと思います。
ランギトト島でハイキング
学校で出会ったクラスメイトと、オークランドから船で約30分の距離に位置するランギトト島で、ハイキングすることになりました。
*ランギトト島:600年前、大規模な海底噴火により突然出現した火山島で、オークランド一帯では最も若くて大きな火山。
ハイキングコースは2つあります。
① サミットウォーク(約1時間)
② ライトハウス/マッケンジーベイコース(約3時間)
私たちはじっくり観光するタイプだったので、②のコースを選びました。
しかしこの選択が、後に悲劇を呼ぶことになります。
朝10時半のフェリーに乗って、お昼前11時くらいに島へ着きました。
ほんとに無人島って感じ。
でも私たちみたいな観光客で多く賑わっていました。
そして、コース選択の看板が現れます。
迷わず②を選びましたが、
「あれ?みんな①のコース?」
②を選んでる人が全然いなくて、がちのハイキングの格好をした方数名だけでした。
「みんな体力無いなあ」
なんて笑いながら話していましが、なんで①を選ぶ人が多かったのか、後に理由が分かります。
さて!ハイキングのスタートです!
溶岩でできた道やTHE ハイキングって感じのでこぼこ道、夏の始まりの時期だったため気温も暑くて、正直きつかった。笑
でも溶岩道なんて普段歩けないし、道の途中には見たこともない虫?がいたり、洞窟があったり、冒険しているみたいで楽しかったです。
歩いている途中には、こんなきれいな景色も広がっていました。
青い空に、青い海。
私の大好きな景色です。
しばらく登って、到着した頂上からの景色も絶景でした。
見間違い
「さあ、帰ろうか。」
帰り道でも、気になるものがあるとすぐ寄り道してしまって、3時間じゃ済まないほど歩いていたと思います。
「帰りのフェリー、時間大丈夫かな」
「予定時間には間に合うでしょ」
確かに、私たちが見ていた予定時刻には間に合いそうでした。
しかし、いざ船場に戻ってみると、
「こんなに人いないことある?」
もうそろそろフェリーが来る時間だというのに、誰1人来ません。
怖くなってもう一度時刻表を見直しました。
「最終便、もう終わってるじゃん…」
見間違えていました。笑
帰りのフェリーに間に合わないから、だからみんな①のコースを選んだのか!
同じ②のコースを選んだ人もみんな走ってハイキングしてて、
これで納得がいきました。笑
今だから笑い話になるけど、このときは本当に野宿を覚悟したし、かなり焦ってました。
お金はかかるけど、救助の船を呼ぶしかない…泣
しぶしぶ呼んで、船場で体育座りして待っていました。笑
「寒いね。」
夏の始まりと言っても、夕方は結構冷えます。
そしてなかなか船が来ない!
どうするよって話していたら、一台の自家船がやってきました。
勇気を持って、友達がその船の人に事情を説明し、オークランドまで乗せていってくれないかと頼みました。
答えは、Yes!!
いいよ!って快く引き受けてくれたんです。嬉泣
救助の船には、やっぱり大丈夫ですって連絡して、船に乗りました。
どうやら住んでる場所はオークランドから少し離れた場所で、たまたま釣りをしにランギトト島へやってきてたみたいです。
無事オークランドに着いて、港のはしごをよじ登り帰還することができました。
送ってくださった方の帰る姿は夕日に照らされ、本当にかっこよく見えました✨
「一生忘れない、温かい出来事だったね。」
命の恩人、感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に
みなさん、ランギトト島にかかわらず、時刻表は見間違いのないように確認してください。
あたりまえのことですよね。😂
以後、気をつけます…。笑
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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