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お金と労働の相性①

お久しぶりです!
都市伝説好きの為の経済学のANTHONYです!
だいぶ前回の投稿から空きました。
新しいプロジェクトを始めたり、スケジュールが詰まってて、更新できてませんでした〜。
それも言い訳になるかもしれないので、時間は自分で作ります。笑笑
では今日も参りましょう!!!

通貨はどこから来ているのか?

みんな銀行だと思っていませんか?
実は政府なんです!
お金は政府手動で発行がスタートします!

政府は行政を動かしていきます!
世の中の政治だったり、市民サービスだったりを、提供して行くために、いろんな事をしようとします。

ただ、政府自体はお金を持っていません!

なので何をするかと言うと、政府は国債を発行して民間銀行に売ります!
その代金を民間銀行が政府に払うって感じです。
そうすると民間銀行は国債の代金を払います。
すると、政府にはお金がある状態なので予算を組むことができます。
これで行政は動いていきます!

民間銀行はその国債をどうするか?というと、日本銀行に売ります。
日本銀行は民間銀行が買った国債を現金にする、買い上げる義務がある為、日本銀行はお金を刷って民間銀行に渡します。

じゃあこのお金をどうするか?というと一般企業だったり、個人に融資したりして、お金を動かして行くという事になります。

この国債の流れ、お金の発行+世の中に行き渡ってる通貨、貨幣、紙幣の合計の事をマネタリーベースと言います。
お金の源がどれくらいあるか。

民間銀行は自分たちがお金をもらった、国債をお金に変えた分を世の中に流すというこの部分と、一般の企業の銀行にある口座、個人が銀行に置いてある口座の中にどれだけ入っているかというのがマネーストックと言います。
マネーストックにはあと数種類ありますが、難しいので覚えなくて大丈夫です!笑

マイナス金利

今の日本はマイナス金利です!
みんなが銀行にお金を預けていたとしても、お金は減りません。
マイナス金利なのに!?
これはおかしな話です。
だったらニュースで言ってるマイナス金利はなんなの?って話になりますよね。
そこを話していきます!

実はみんなには関係ないです!
日本銀行は一般、個人、企業が口座を作れません。
民間銀行、支柱銀行しか口座を作れません。
なので、日本銀行にある口座の名義は全部金融機関です。
日本銀行には日銀当座預金という預金科目があります。
ここに一般の銀行はいくら以上入れておかないと銀行として認められないというノルマがありますので、一定額を日銀当座預金の口座に入れないといけないのです!

プラス金利(普通の金利)がついているときはこの日銀当座預金の準備率が超えた+αの部分には日銀が金利、利子をつけて銀行に返しますよ!ってルールですが、マイナス金利の時はその反対で、その日銀当座預金の預金準備率より上の部分、+で銀行が預けている分、マイナス金利とるよ、だから日銀に預けててもお金が減っちゃうから、みんな日銀に置いとくんじゃなくて、一般企業となる個人にたくさん貸して、景気を刺激してくださいって言う状態なのがマイナス金利政策なんです!

民間企業はどう考えたかと言うと、日銀にお金を置いといてもお金が減っちゃうから、住宅ローンの金利を下げたり、企業融資の金利、利息を下げたりして、世の中にお金が行き渡るようにします!

ですが!!!
今の日本は株高で、つまり日経平均の株価は高いです!
日経平均の株価は今ものすごく歪な形で高くなってるいる事をちゃんとわかりましょう!

日経平均株価

株が高くなる理由は大きく分けると二つです!
そのうちの一個はみんなが知っている理由です!

企業の価値を表すのが株価なので、企業の売り上げが上がり、利益が上がると会社の価値があがり、会社のこの株を欲しいという人が増え、株価は上がります!
これが普通の株が上がっていくバージョンです!

では、何故株価は今あがっているのか?

政府にお金がめちゃくちゃある状態で、一般の民間銀行が政府にお金を貸そうとしても、この人たちがお金がいらないって状況になっているので、民間銀行や金融機関が企業や個人などに貸し出す「景気を刺激するためのお金」ではなく、お金の価値を保存するものに変えてるから株に変わっているんです!

普通、お金が余ってたくさんある状態であれば、一般の世の中に対してお金をばら撒かなければならない。
みんながお金を借りて消費を起こす→誰かの消費が誰かの売り上げになる
なので、どんどん経済が動いていくのですが、今は全く一般経済に需要がない状態なので、いくら日銀がお金を刷ったって、ただお金がで溜まってるだけ。
上とは銀行や政府の事を指す。自分たちのところまで降りてこないという意味。

じゃあそのお金をどうするのか?というとお金の価値を保存する金融商品に流れている状態です!
株が上がって、金が上がって、ビットコインが上がってって形になってきています!

本来は一般にマネーストック(企業や個人の貯蓄や資産)が増える→消費が増える→誰かの売り上げが上がる
利益が上がって株価があがるはずだったのに、今はどこにも行き場所がないお金が、株だったりお金の価値を保存する場所へ流れているから、株が高くなっている。
そしてこの傾向はこの一年は絶対続きます!

なぜか?

オリンピック需要

オリンピック需要とは?
実はオリンピックをやりまーす!と言ってオリンピック施設建設の3年前まででオリンピック需要の景気は終わります。
何故かというと、不動産は先行投資になるので、回収をするのがオリンピックの開催派。
だから今、この3年間は全く経済が動いていない。
ここ3年の収益をあげれなかった取り返さないと行けないので、ここからオリンピックを挟んだ1年間、政府はマネタリーベースを増やし続けます

一般の景気がここで回復していけば、そのマネタリーベースに溜まってるお金が流れていきますが、流れる見込みがないので、どんどん株とか金融商品に流れ続けていきます!
だから株価は上がり続ける。

バブルでもなんでもないです!

何かの価値、価格が上がって株価が上がるのではなく、お金を刷りすぎて、増やしすぎて、金融緩和の現象が世界中で同時に起こっただけです

この会話の流れから覚えておいて欲しいものが一つあります!
それは

G.D.P

G.D.Pは国民の消費と投資の合計なので、どれだけ一般庶民が豊かに暮らしているかっていうのがG.D.P。
マネタリーベース、マネーストックをいくら増やしてもG.D.Pが伸びなくなってしまったから日本は1990年から失われた30年間と言われています。
G.D.Pの発展がない国になってしまって、G.D.Pが世界で2位だったのが26位まで落ち、先進国で言うと下から2番目まで成り下りました。
一般人貧乏でが国金持ってるって国になったんですね!

だーかーら、日本国は強いけど、日本人の生活は貧乏ていうのが今の日本人の最大の特徴です!
こういう状態だとわかっていて、みんなはお金を稼ぐために労働をするっていうのがおかしいって事を話したいのです。

みんなが今の日本で貧乏、資産が増えていない事に対して、怒って欲しいなと思います。
でも、そもそもお金というものの概念の捉え方変えないと、一生働き続けます。
お金を持ってる人が偉いのではなく、お金があれば守れるものが増えるという事に着目して聞いてください!

稼ぐ=労働???

みんなまずお金を稼ぐ時どうするのか?
労働、時間の提供、お金を稼ぎたかったら沢山働くって事をやめてください!
この概念を変えることができないと次の章からは苦しくなります。。。

続く。。。

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