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超高畝栽培で春ジャガの芽かきと土寄せをしました

 3月6日に植えつけた春ジャガの芽が出て大きくなってきましたので、芽かきと土寄せ作業にかかりました。

 キタアカリと男爵は、3月21日の春分の日に発芽の確認をしましたので、そこからさらに15日目。植え付けてからはほぼ一ヶ月となります。

たくさん芽が出て日ごとに大きくなってます。

 今年の我家の植え方は「超高畝栽培」。マルチ掛けなしで普通の深さに植えて、芽が出たらその芽が完全に埋まるように土寄せをする栽培方法です。

 マルチ栽培も手間いらずな栽培方法で、粒のそろったよいイモが楽に収穫できますが、超高畝栽培のメリットはマルチ栽培より一株当たりにつくイモの個数が多くて、しかもすごく大きなイモが穫れることです。一株あたりの収量でいうと約1.5~2倍くらいになります。

 逆に超高畝栽培のデメリットは、土寄せと収穫の作業が大変なところでしょうか。埋められるジャガイモの芽も大変ですが、土寄せをするこちらも結構な重労働です。でも、ここでジャガイモにストレスを与えることが収穫結果につながるので、そこはがんばってしっかり芽を埋めます。

 え?せっかく出てきたジャガイモの芽を埋める?そんなことして大丈夫?はい。このくらいでジャガイモはヘタれたりしません。翌日には寄せた土を押しのけて頂点からしっかり葉が出てきます。

ここまで土寄せするのが超高畝栽培。成長点が完全に埋まってます。

論より証拠。翌日に同じ株を同じ角度から撮った画像がこちら。

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ほらね、大丈夫でしょ?土を押しのけてしっかり顔を出してます。(^^)
手前が土寄せのビフォー、奥がアフター。完全に埋まってるこの状態から一気に成長するんです。

 趙高畝栽培の土寄せは、このように芽が完全に埋まるまで土寄せをしますけど、上から土をかぶせるのではなく、あくまで土寄せです。横から丁寧に少しずつ土を寄せて行って最終的に芽を埋めるというイメージかな。

芽が大きくなりすぎていて、土寄せしきれずに葉が出てますけど、これだけ埋まってりゃOK。
芽かきした芽はもったいないので、捨てずに半日水につけて3本ずつまとめて植えてみました。

 北海こがね、ニシユタカ、キタカムイはまだ芽が小さいので、もう少し大きくなってきたらまた続きの作業をしましょうかね。


おまけ。(^^)

 ところで、ここまで来てまだ発芽していないところが数ヶ所ありましたので、どうなってるのかな?と思ってちょっと掘ってみたらこんなことになってました。www

芽の出ていないニシユタカの種イモを確認したらこんな感じ。

 何と発芽していないのにストロンだけが出ていて、その先に子芋がついてるじゃありませんか。この子たちはどこから栄養をもらってここまで大きくなったのでしょうか?種イモからかな?すごく不思議です。
 何はともあれ、これじゃどうにもなりませんので植え替えましたけど、一か月以上遅いリスタートですのでどうなりますやら。まあ、欠株にするよりマシかな?(^^;)

あ、追肥するの忘れた!ま、いいか。www


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