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日当たりのよくない湿気った畑にスーパーで買ったサトイモを植えてみた

 我家の自家菜園には、年中日陰になる一角があります。畑のすぐ南側にお隣さんの車庫が建っているんですよね。^^;
 ここは日当たりが悪くていつも湿気っているので、作物を作るにはどうもねえ…と思っていたのですが、ふと「サトイモなら行けるんじゃね?」と気づいて植えてみることにしました。実は私、これまでサトイモは近所のオッサンからいただいてばかりで、一度も作ったことがない。つまり、初挑戦なんですけど。www

 さて、そんなわけでちょいと調べてみましたら、サトイモが日本に伝わったのは縄文時代。稲作よりも前とされる歴史の古い野菜です。インド東部やインドシナ半島が原産で、現地ではタロイモと呼ばれています。もともと湿地に自生している植物で水分を好みますから、この場所にはピッタリなんですよね。(^^)

 というわけで、数週間前から牛糞堆肥や昨年秋に作った落ち葉堆肥をたっぷり入れて、しっかり土壌を整えて畝の準備をしました。

種芋にするサトイモはこちら。芽出しをしましたがなかなか出ないのでこのまま植えます。(^^;)

 種芋はスーパーに売っていた食用の格安品。だけど、どれも卵ほどもある大きめの子芋ばかりですので、しっかり種芋になってくれることでしょう。ちなみに孫芋は種芋にするには小さすぎて、植えても充分な収穫が見込めないようです。

昨年秋に近所のオッサンからもらって食べきれずに残しておいた親芋。これも植えてみます。

 こちらはいわゆるサトイモの親芋。ヤツガシラ(八ツ頭)ですかね。直径が軽く10㎝以上あって、こうして撮ってみるとかなりイカツイ風貌ですが、れっきとしたサトイモです。サトイモは種芋を植えると、そのすぐ上にこの大きな親芋ができて、その周囲に子芋ができて、さらにその子芋に孫芋がついて徐々に大きな株を形成していきます。
 で、実は普通は捨てられてしまうこの親芋を翌年の種芋にすると、大量収穫が見込めると言う話を聞きました。さらに夏にはカラーとそっくりの白い花が咲くらしいので、面白がって2つとも植えてみます。(^^♪
 気になってカラーについてちょいと調べてみましたら、カラーは別名オランダカイウと言って、南アフリカ原産の同じサトイモ科の植物でした。ま、サトイモとは遠くに住んでる親戚くらいの関係ですな。

古いマルチを張って50㎝間隔に植えつけ。バーミキュライトを置いて植えた場所の目印にします。
サトイモは肥料食いなので、株間にぼかし肥と鶏糞でかなりしっかりめに置き肥をしました。

 今回は初めてなので逆さ植えなどの実験的なことはせず、ひとまず基本に忠実にやっていきます。
 置き肥は、先日「超古米」の活用法をAIに聞いて作ったぼかし肥と、鶏糞一握り。このぼかし肥が効くのかどうか全く分かりませんけど、まあ何も入れんよりマシかな?^^;

 さあ、これでゴールデンウイーク頃に芽さえ出てくれれば、しめたもの。サトイモは何しろ生命力の強い作物ですので、あとは水の管理だけして秋までほったらかし栽培で何とかなるでしょう。(^^)

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