あゆみん

スキーとマルチーズが大好き。

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最近の記事

イマジネーションの力 『宇宙の話をしよう』 小野雅裕著

常識って何?「常識」という枠に囚われていませんか? 囚われていると思っている方も、私は囚われていないよ、という方も 是非、手に取っていただきたいのが、 「宇宙の話をしよう」 の本です。 NASAで働くパパと、娘のミーちゃんによる宇宙探査のストーリーです。 12歳のミーちゃんが 「先生がね、『世界で一番高い山はなんですか』って聞いたから、(火星の)オリンポス山、って言ったの。 そしたら、違いますって。 そしたら、常識では、世界とは地球の意味です。だって。」 と、パパに怒りな

    • どうしてでしょうか? 書きたい思いはたくさんあるのに、全く筆が進みません。 滑らかな文章が書ける人が、羨ましいなあ。

      • アクロイド殺し アガサクリスティ

        村の名士アクロイドが殺された。 犯人は誰か。語り手である、医師の「わたし」が、となりに越してきた「ポアロ」とともに謎解きをする。 絡み合うそれぞれの思惑、ちりばめられたヒント、いったい誰が犯人か。 見事な人間描写とともに、ストーリーが繰り広げられる。 終盤、犯人がわかり、真相が語られると、「やられた!」と、言いたくなった。 ネタばれになったら、楽しくないので、この辺で。 クリスティの本は、やはり、面白い。 推理小説を堪能したい方におススメの一冊。 #読書感想文 #アク

        • 「具体⇔抽象」トレーニング 細谷 功

          「具体的な思考」「抽象的な思考」ができれば、「やわらか頭」が手に入るのではないかと思い手にした本。 ところが、具体的な思考、抽象的な思考、の説明にとどまらず、その先に及ぶ、コミュニケーションギャップの構図について話が広がる。 コミュニケーションギャップの根本原因は「私たち一人ひとりの経験や知識、 あるいは思考回路が異なることによって『違うものを見ていることに気づいていない』ことである」 という。つまり、横軸に具体の違い(知識経験の違い)、縦軸に抽象的思考の違いを示した ピ

        イマジネーションの力 『宇宙の話をしよう』 小野雅裕著

        • どうしてでしょうか? 書きたい思いはたくさんあるのに、全く筆が進みません。 滑らかな文章が書ける人が、羨ましいなあ。

        • アクロイド殺し アガサクリスティ

        • 「具体⇔抽象」トレーニング 細谷 功

          スキップとローファー 高松美咲

          1巻~4巻まで発行されている、「スキップとローファー」に、 はまってしまい、お正月休みは、一気読み&読み直し、してました。 首席で入学した、天然キャラの美津未と、イケメン志摩君の友情や、 十人十色のクラスメイトを描く、学園ものコミック。 私が高校を卒業したのは遥か昔のことだけれど、「わかる!わかる!」と、共感でき、友情っていいなぁって思ってしまう。 完璧な人間なんていないんだよね。 不器用に悩みながら、お互いを受け入れていく、人間模様が描かれていて、 こっちまで、心がほ

          スキップとローファー 高松美咲

          寝床にスマホを持ち込まない

          年末から、身体にいいことチャレンジを始めてみた。 「なんとなく不調」って、「文明病」からくるんだそう。 狩猟採集民に近い生活に近づけて、脱・文明病するぞ!、って思った。 それで、昨日の就寝時は、スマホなどのタブレットを寝室に持ち込まないで寝てみた。 これが、結構辛かった。 布団に潜り込んですぐ、 「う、さっむい~。今の気温は?」って、お天気アプリをみたくなった。 寝る直前にSNSチェックしたくなった。 目をつぶれば、明日のご飯は何を作ろうかなと、お料理アプリをみたく

          寝床にスマホを持ち込まない

          最高の体調  鈴木祐

          以前、「複利で伸びる 1つの習慣」の本についてnoteに書いた。 noteには、「ゆとりとユーモアのある読書家になりたい」と記した。 「読書家」の一般的な定義は知らないが、 私流の定義では「毎日、1ページ以上、読書をする事を目標とする」というもの。 読書ができない日があっても、諦めず、読書を再開すればOKとするという、特別ルール付き。 なので、諦めさえしなければ達成できそうである。 問題は「ゆとりと、ユーモアのある」の部分。 「得体のしれぬ不調と、遊びごごろのない生活」現

          最高の体調  鈴木祐

          ストレスフリー超大全 樺沢紫苑

          心と身体に良い習慣をつけ、ストレスをうまくコントロールしたくて、手に取った本。 精神科医でもある著者が 規則的な生活習慣を整えることが、心の健康にも良いと力説する。 睡眠、食事、運動、朝散歩の重要性を、わかりやすく、理論的に解説していた。 早速、起床から一時間以内の朝散歩を取り入れることにした。 冬の朝、キン、とする空気間の中で、著者が言う 「日光をたっぷりと浴びながらの散歩」が効果的と体感がある。 また、「恐怖と不安は、人間の感情の根源である」という話も興味をそそった

          ストレスフリー超大全 樺沢紫苑

          ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる 1つの習慣

          読書会で勧められた1冊。 仕事も家事も子育ても趣味も忙しい中で、また新たな習慣を身につけなくてはならないのと、 敬遠していた一冊でしたが(ゴメンなさい💦)もっと早くに読んでおけば良かったと思った1冊。 私たちは、ごく小さな習慣の積み重ねにより形成されている。 良いものも、悪いものもである。 つまり、私の「忙しい。忙しい。」と、ぼやく習慣も、ゆとりのない生活も、 元はと言えば、ごく小さな習慣による。 未来の私は、 ゆとりと、ユーモアを備えた読書家になりたい。 そのためには

          ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる 1つの習慣

          ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ

          ジョージア州出身の動物学者である、ディーリア・オーエンズによる小説で、2019年アメリカで一番売れた本。 ノース・カロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。 6歳で家族に見捨てられた時から、カイアは湿地の小屋でたったひとり生きなければならなかった。 読み書きを教えてくれた少年テイトに恋ごごろを抱くが、彼は大学進学のため彼女のもとを去ってゆく。 以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、 彼女は生き物が自然のままに生きる「ザ

          ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ

          少年と犬   馳 星周

          第163回 直木賞受賞作 迷い犬『多聞』は、飼い主を変えながら、南に向かった。 多聞は人に助けられ、人は多聞に癒された。 犬と人で織りなす、心揺さぶられる連作短編小説。 震災、痴呆、介護、貧困、犯罪、夫婦のすれ違い等の問題は、 私たちの近くにある。 我が身に降りかかるかどうかは、偶然なる境遇の違いでしかない。 けれど、八方塞がりな問題を抱え、解決策を見出すことができなくとも、 犬との触れ合いで幸せを見いだすことができると思わせる作品だった。 多聞はなぜ、南へと向かったの

          少年と犬   馳 星周

          僕はイエローでホワイトで、 ちょっとブルー   ブレイディみかこ

          アイルランド人の配偶者を持つ著者が、イングランドの元底辺中学校に通う息子の日常を綴ったエッセイ。 息子は、中学校の日常の中で、多様性、格差、貧困、友人へのいじめ等に直面しながら、悩み、成長します。日本に住んでいる私には、考えることのない、答えのない問題の連続で、読んでいてハッとさせられっぱなしでした。 ・エンパシーとは何か『エンパシーとは何か』 11歳の息子さんが通う中学校の期末試験の問題でした。 息子さんは、 『自分で誰かの靴を履いてみること』と書いて満点をもらいます。

          僕はイエローでホワイトで、 ちょっとブルー   ブレイディみかこ

          アウトプット大全 樺沢紫苑

          結構、本を読んでいると思っていた。 なのに、日常生活に生かせていないし、意見を求められても答えられない。 だから、もっと、本を読もうとした。 けれど、新しい情報が頭の中にしみ込まない感じがした。 飽和している感じ。 そこで、手に取ったのが「アウトプット大全」である。 1、インプットの量を減らす「月3冊インプット、0冊アウトプット」と、「月1冊インプット、1冊アウトプット」を比べると、 「月1冊インプット、1冊アウトプット」の方が圧倒的に成長できる。 アウトプットの無いイ

          アウトプット大全 樺沢紫苑

          戦士志願   L・M・ビジョルド

          2017年ヒューゴー賞ベストシリーズ受賞の「ヴォルコシガン・サガ」シリーズの一冊。 貴族階級のマイルズは、身体的ハンデが原因で、士官学校受験に落ちてしまう。 失意の中、幼馴染のエレーナ、ボサリ軍曹とともに祖母に会うために、ベータ星へ向かう。 ベータ星に着いたマイルズ達は、ひょんなことからジャンプ船を手に入れ、宇宙に旅立つ。 しかし、向かった先は戦争真っ只中。 マイルズ達は、切り抜けていくことができるのか? ・冒険ものを楽しみたい方 ・痛快な英雄譚を楽しみたい方 そんな人

          戦士志願   L・M・ビジョルド

          フルライフ 石川善樹

          子育てと、仕事の両立は悩ましい。 子供は、三人。 毎日が、バタバタと過ぎ、あっという間に時間が過ぎる。 もっと、仕事の腕を磨きたいと、思っている。 さらに、自分の趣味である、読書、スキー、スポーツジム、 フルート、友人と過ごす時間も削りたくない。 昨年末に犬も飼い始め、この新しい家族も幸せにすごしてほしいとも思ってる。 書き出してみると、なんと、欲張りな性格なのだろうと、我ながら思う。 けれど、「幸せですか?」 という問いを投げかけられたら、自分は何と答えるのだろうか。

          フルライフ 石川善樹

          Think clearly ロルフ・ドベリ

          そもそも、世界は複雑で人生を好転させる究極の方法なんてあるはずがない。この本は、よい人生を送るために必要な「思考の道具箱」として、著者が集めた「52の思考法」が書かれた本である。その中から、興味深いものをいくつかを上げよう。 1、境界を知る 世界を完全に理解している人はいない。世界はあまりに複雑すぎる。投資家のバフェットは「能力の輪」と、表現している。「能力の輪」の内側にあるものはよく理解でき、外側にあるのは理解できないか、できたとしてもほんの一部だという。欠点より「能力

          Think clearly ロルフ・ドベリ