杏仁

KPOPアイドルASTROが好きです。

杏仁

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幾千の星の中から、私はあなた達を選んだのです。

ASTROがさ、好きだなぁ、って思うんですよ。 じゃあどういうところが好き? って聞かれたら、伝えたいことが多すぎていくらでも話せてしまうので、いくらでも話してしまおうと思います。 いつも思いつくままの文章なんですけど、今回は本当に脊髄反射でことばを連ねてるから、IQが5くらいになってると思う。好きだから仕方ない。恋は盲目っていうから。恋じゃないけど。 ①ジンジン いやさぁ、あんなにふわっふわした喋り方のリーダーいる……? 最初この人がリーダーだって聞いて「こんなにお

    • 月と豆

      拝啓 ムンビン様 私たちのあいだを隔てるものが海ではなく、高い高い空になってから幾日かが過ぎました。そちらはどうですか。暖かく、晴れているでしょうか。手を伸ばせば星に届きそうですか。雲の寝心地はどうですか。地上のことは、どれくらい見えているでしょうか。 今もまだ、心のどこかでは信じきれていません。貴方がいないこと、貴方のパフォーマンスを二度と見られないこと、ふにゃふにゃとした声で笑う貴方の姿が、私たちの目には見えなくなってしまったこと。少しだけ長いお休みの期間で、私たちの

      • 八月、そして四月

        【八月】 涙は出なかった。 ただ、安心した。 あるべきものがあるべき場所へようやく納まったのだと、ホッとした。 2016年から2021年。日数にして1999日。 長いようでいて短いような旅がひとつ、目的地へとたどり着いた。 泣かなかったのが自分でも意外だった。 切望していた光景を目の当たりにしたら感極まるものと思っていたのに、眼球は乾いていた。不思議な気持ちだった。嬉しいのに切なかった。よく分からない痛みだった。 もっと早くにあげられていたのかもしれないという後悔なの

        • 春の日に咲く愛の種へ

          私はどこまでも部外者だ。誰に言われずとも理解している。アイドルとファン。ただそれだけの、他人同士だ。 そんなことを言うと情がないとか冷めているとか思われそうだし、私自身も若干思うけれど、これは事実だ。恋人も家族も究極的に突き詰めれば自分以外の人間、他人なのだから、アイドルとファンはなおのこと他人同士だ。間違いない。 自分とは違う人間だからこそ、私は彼らを好きになったのだから。 閉ざしていた瞼を静かに上げるように、握りしめていた手のひらをそっとほどくように、固いつぼみが花開く

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        幾千の星の中から、私はあなた達を選んだのです。

          全て良いと、君が言ったあの日に。

          仕事が少しだけ変わった。 少し、というのは嘘かもしれない。週に一、二度は出勤時間の一時間半前くらいには出勤しないといけないような感じになった。シンプルに早起きがつらい。半日職場にいるってどうなの、ねぇ。おかげでSNSに浮上する時間も減って……いや嘘、あんまり減ってない。時間帯が変わっただけだコレ。 運の悪いことに、仕事を引き継いだタイミングで仕事内容が結構変わった。私も、周りも初めてのことだらけで、てんてこ舞い。ご飯をかきこんで、すぐに現場に戻って、昼休みも黙々と手を動か

          全て良いと、君が言ったあの日に。

          あなたへ贈る花

          MJ『菜の花』 「小さな幸せ」 「快活な愛」 「活発」 「豊かさ」 「明るさ」 「予期せぬ出会い」 「競争」 ハイビスカスだとか向日葵だとか、大ぶりな花も考えたけれど、あなたはきっと、本当はとても素朴で愛らしい、それでいて凛とした人なのだと思います。そんなあなたに似合う花を考えたとき、瞼の裏側に広がったのは一面の黄色でした。冬が去り、春が来た証のように地面を埋め尽くす黄色い菜の花の絨毯。青空によく映える、小さな花の群生。風に吹かれ、合間を蝶が戯れ飛ぶのを受け入れて。まぶしい

          あなたへ贈る花

          雑感①

          と、いうわけで広大なウェブ上のTwitterという世界にAROHAの杏仁が爆誕して早一年。「嘘じゃんもうそんなに時が経ったの……?」という気持ちと「この濃度でまだ一年とか、私は精神と時の部屋にいる……?」という気持ちがせめぎ合っています。どっちも本当の気持ちです。最大瞬間風速で駆け抜けた一年でした。満足。 この一年、色んなことがありました。 あと一年早く出会えていたなら、推したちをこの目で直に見ることも、韓国へ旅をすることを叶ったのかもしれないと思うと、そういう意味ではタ

          雑感①

          それを奇跡などと呼んでたまるか

          私は推しを泣かせたい。 周りにたくさんの人がいる場で、普段泣かない彼を泣かせたい。そしてその光景を電波を通じて世界中の人に見せつけたい。私の心からの願いだ。 私は推しに、ラキに泣いてほしい。 推しの足を見たい。 靴を脱ぎ、素肌をさらした足を見て、そして泣きたい。そんなときは訪れないからこそ、願う。私はあなたの傷痕だって愛おしいけれど、あなたはきっと傷跡を、毎日毎日靴下に血がにじむほど練習した結果が刻まれた足を、ファンには見せない。だって、アイドルだから。見せるはずがな

          それを奇跡などと呼んでたまるか

          春雷と種

          かつて、 「俺の人生半分やるからお前の人生半分くれ!」 と叫んだ主人公がいた。エドワード・エルリックだ。ハガレンは名作だから皆に読んでほしい。私はオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将が好きです。強い女はな、いいぞ。 さて。 人生の半分。 それは、一体どれくらいの重さだろう。 80歳なら40年。50歳なら25年。 20歳なら、10年。 人生の半分を共に過ごしてきたひとを一言で表すなら、伴侶だろうか。それとも同伴者? 伴走者も良いかもしれない。 でも、少なくと

          春雷と種

          だから、あなたに星を捧ぐ

          その星々の輝きを、私も知っている。 もちろん、彼らが見たものに比べればずいぶんとチープだけれども。 それでも知っている。 彼らの目線から見る光の海が、どれほど美しいのかを。 マラソンが苦手だ。 体育の授業で行われる持久走的なやつはもちろんのこと、ロングスパンで取り組むような物事すべてが得意じゃない。思い立ったが吉日で日々を過ごしている人間なので。徹夜明けに公共交通機関で片道一時間かかる距離の美術館にひとりで訪れるような人間なので。 計画性がないとか、コツコツ取り組

          だから、あなたに星を捧ぐ

          推しのイメソン集(随時更新)

          タイトルで95%完結しているんですけれども、こちら推しのイメソン集です。 お前の推しはなんだという話ですよね。ASTROです。アイドル寄りの芸人と称される、うるさくて明るくて賑やかでファン思いでやかましくてパフォーマンスが素晴らしいKPOPグループです。 ね、写真の全面から伝わってくるでしょう? 善良そうで健やかそうでうるさそうな感じが。 そんな彼らの個人的イメソン集です。 ①平井堅「POP STAR」 URLはこちら。 https://youtu.be/Wzft

          推しのイメソン集(随時更新)

          最前線の後方支援を、私は愛と呼びたい

          「光が強いほど、影も濃くなる」 かの有名なドイツの詩人、ゲーテの言葉。シンプルイズベスト世の真理。世界の常識。言われなくても分かってる、でも改めて言われるとそれなって感じ。 なんの話だ、と思うよね? 私も思う。お前、いったいなにを話題にするつもりだよ、と。 結論から延べますと、ノテユンです。 ノテユンとは、いつでもどこでも元気いっぱいな、大型犬のドックラン(先日どこかで見かけてめっちゃわかると膝を叩いた表現です)みたいなASTROを陰に日向に支えるマネヒョンのお名前。

          最前線の後方支援を、私は愛と呼びたい

          いつかマチュピチュの頂上で会えたら、その時はよろしく。

          終わりはいつかくる。どんなものであっても、必ず。 あがこうが、わめこうが、変わらない。始まったからには終わる。 どんなに終わってほしくないものでも、いつかは終焉が来る。 でも、と思う。 終わったら、そこですべてが断ち切られてしまうのか。 そんなことはない。 自分が生まれる前に解散したバンドの曲を有線放送で偶然耳にすることがある。 何十年も前の古い映画をレンタルショップで借りて家で見ることができる。 かつて人々が暮らし、月日とともに朽ちた建物を、この足で歩くことだっ

          いつかマチュピチュの頂上で会えたら、その時はよろしく。

          哲学者の椅子に、あなたは星を置いていった

          うつくしい言葉を紡げるひとになりたいと思う。 ひらがなカタカナ各五十音、アルファベット26文字、無数の漢字。それらを組み合わせて作られる音の羅列に、うつくしく優しい意味を持たせたいと願う。ひとの心を揺り動かせたり、あるいは何度も反芻してもらえたりするような印象深い言葉を生み出したいと考える。 それは、おそらくは私がこうして文章を書くことを生き方の一つに組み込んでいるからだと思う。 仕事ではないし、趣味かと聞かれると少し悩む。そういう次元ではなく、私は文章を書かずにはいら

          哲学者の椅子に、あなたは星を置いていった

          一度も会ったことのない推しからプレゼントをもらった話

          その文言を書けることが、純粋にすごいと思った。筆記能力の問題ではなく、意志の問題として。 私なら、と思う。私なら多分無理だ。それを思っていても、きっと書くことはできない。なぜか。その意志を表明したときに周りから向けられるかもしれないものに、その意志を明確にすることによって自らの言動に生じる責任の重さに耐えきれないからだ。 決して許されるものではない。それを許容するつもりはない。彼の意志に120%同意する。 それでも私には勇気がない。だから彼のように、この言葉を綴ることが

          一度も会ったことのない推しからプレゼントをもらった話

          さぁ、焼肉をしよう

          まずはじめに。 以下には 「北海道の短い夏を思いっきり楽しみたいものの、昨今の諸事情がありそういうわけにもいかず、室内でひっそり過ごす夏を楽しんでいる人間の、実家帰りたいなぁ焼肉食べたいなぁという郷愁が生んだ純度120%の妄想の産物」 が綴られています。 OKな方のみお進みください。 サマービッグイベント、焼肉 往年の個人サイトのログインページかと思われそうな書き出し(これも現代っ子には伝わるのかどうか筆者ちょっと心配)だが、とりあえず私はいま焼肉をしたい。家族で

          さぁ、焼肉をしよう