短歌:自分の冷酷さ
集積所のごみ袋にいるこの蝿は
そのまま連れて行かれるのだろう
実は、この短歌は塩漬けにしていたもの。
が、「虹色のかめと花笑のさる」さんのnoteをを拝見して、
公開してみようと思いました。
読書日記での深い考察に
怒涛の勢いでいつもスキしています。
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ごみ集積所にごみを捨てにいくと、
よそのご家庭のごみ袋の中で
蝿が飛んでいました。
ごみ袋の口は閉められているので、
蝿が袋から脱出することは多分無理そう。
ごみ収集車が来たらごみ袋ごと連れて行かれ、
あとの運命はもう決まっています。
そんな蝿の運命を、特にかわいそうとも思わず、
蝿を助けるはずもなく、
そんな冷酷な私の存在を認識しました。