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Freedom from Suffering⑥苦から自由になる ルアンポー・プラモート師

(続き) ブッダはこの様に教えられたのです。「1本の矢が刺さったとき、私たちはあたかも二本の矢が刺さったかのように感じる」と。同じように身体に苦が生じた時、心もそれに従って苦を感じるのです。例えば、身体が年を取った時、心もその事実の為に苦を感じるのです。初めて白髪を見た時どう感じましたか?幸せでしたか?最初の皺を見つけた時はどうでしたか?嫌な気分になりませんでしたか?私達はそれに抗おうとするのです、しかし沢山の皺を見つけた時、あるがままにしておきました、そうですよね?苦はいつでも身体を圧迫しているんのです。しかし、もしも私たちが身体は幸せなものだと捉えている限り、私達はいつまでも苦に抗おうとするのです。私たち亜身体が苦であることを望んでいません。そのように思う時、私たちの心はそれにつられて苦を感じるのです。しかしもしも私たちの心に智慧があるのならば、身体の真実はそれ自体が苦であると観ることが出来るのです。(続く)


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