D□L□T□ -本当に消したいのは何？-
前回、ANMY初めての動画を撮ってみて、
「こりゃ説明が楽だ！」となり
すっかり楽しくなってしまったANMYの二人は、1st Album 「Poppy insaniy」の真相を暴き、
皆様に清く正しく楽しんでいただきたい！という当初の目的をすっかり忘れそうになっていたが、
やがて落ち着きを取り戻し、改めて謎の解明に勤しむのでした。
南：はい、今回は3曲目に入っとります「Delete」の話をしようかと思いますよ！
佐々木さん準備は良いですか？この曲ちゃんと覚えていますか？
佐々木：えっと多分、、ちょっと予習を、、、
（各種ストアからのストリーミングはこちらから）
南：はい、ちなみに私は既に記憶の彼方にあるので、この最初の資料をみながら、、、
佐々木：あ、そんな資料なんてあるんですね！？
南：はい、そうなんです。この曲は元になっている言葉がいっぱいありまして、そこから言葉を抽出して歌詞を書いてみるという方法をとってみたようですね。
佐々木：なるほどなるほど、だからこの曲の歌詞が全然意味がわからないんですね。
南：そうなんです、隠されています。
佐々木：いつも大切なところは言わない南さんらしいですね。
南：そうなんです、私は大切な事は言いません。
佐々木：はい、今大切な事言いましたね。
南：いえ、私は絶対に大切な事は言いません。
佐々木：だから今言っていますよ笑
南：！！！！怒…
佐々木：それにしてもこの曲も大事なところにくると、なんかパッパら言い始めて、そのままパッピやして、終わりますよね。すごい歌詞だ。
南：なので、作ってから時間がたった今、私もこの歌詞が何を言ってたのか全くわかりませんw
佐々木：言い切りましたね！
南：はい、ただ私は、私が作ったからには説明責任があると思うんですよ！
佐々木：そ、そうですか？（そうでもない気が）
南：はい！なので、ここにある資料を読み解き、自分の言葉でしっかり説明したいと思います！
佐々木：わかりました、それではどうぞ！
南：では、、、この歌詞を要約すると、
「愛する事って弱い自分が露呈するってこと」です。
終わります。
佐々木：、、、、、、、、、
あ、ごめんなさい。。。。終わりですか？
南：この場でちゃんと言えて良かったです！！！
佐々木：、、、それは良かったのですが、、説明責任というか、、
南：はい、果たせました。
佐々木：、、、あ、そうですか、
では、ありがとうございましたー！
（今大切な事を言ったのか？それともやっぱり言わなかったのか、、、）
じゃ、、（気を取り直して）
ちなみに今さら思い出したのですが、この曲、、五拍子ですよね！
南：そうですそうです！忘れてました。
５拍子の曲を作ってみようかなと思いまして、でも最初全然拍子が取れなくて、手で常にお星様を書きながら作っていました🌟笑
佐々木：なるほど、確かにこの曲の５拍子はちょっと取りづらいかもしれない。
南：でもなんか自然な５拍子になったかなぁ、、と思ったんだけど。
佐々木：そうなんですよね、とても自然で５拍子ってこと忘れてしまう。
でも間奏で３拍子になり、一瞬５拍子を忘れ、そこからスリル満点に5拍子に戻ってくる。
南：そうですそうです、言いたい事も忘れ、５拍子も忘れ、、、
佐々木：パッピやが始まる訳ですね。
南：そう、、何も思い出せない。。。
佐々木：あ、大切なことを言わないのではなく、忘れている、、という事ですか？
南：そう捉えていただいても構わないと思います。
佐々木：いや、思いますって笑
南：でもこの曲って一番楽しい気持ちになる曲だと思いませんか？
佐々木：はいはい思います。リズムとかメロディとかも楽しい。
でも歌詞は全然楽しくないかもしれない。
南：確かに。
作っている時もこんな音とか楽しいかな、を優先して作っていました。
歌詞がというより音楽として楽しいかどうかのような？
佐々木：なるほど。
この曲に出てくる人も、いろいろ消しちゃった結果パッピやして、とても楽しそうですけどね笑
南：複雑な胸の内、消したい記憶あると思うんです。
でもその中にいる時ってめっちゃダウナーな状態と、考えてもどうしようもないなっていうアッパーになってしまえ！な部分の共存といいますか。
そういう時ってあると思うんですよ。
結果パッピヤして今を楽しんでいる感じの曲にw
佐々木：パーリーピーポーですね。
南：そうです。
私自身、良いこと、嫌な事とか思い出したくない事もほとんど忘れちゃうんですよね。
消去したのか忘れているのかすら定かじゃなく。
記憶喪失かっていうくらい見事に。
だから思い出せないし、別にそれでもあんまり支障がない、、、
佐々木：いや、ちょっと日常生活に支障があるのではないかと心配になる時はありますけどね。
南：まぁそうですよね。自分でもびっくりするくらい記憶がない。
この前も買い物しようとして、レジまで行ったのに財布を忘れた事に気付いて、諦めて財布を取りに帰って改めて買い物に出かけたのに、今度はそのお財布にお金が入っていなくて、まぁいい、お金おろそうと思ったら次はカードがない。結局買い物ができなかったっていう。。
佐々木：いや、結構支障きたしてますよ！！
南：うん、私もちょっと自分が心配になりますが、
毎日が楽しいのできっと大丈夫ですという曲ですね！
佐々木：そ、そういう曲だったのか、、、（さっきの要約と違わないか？）
南：私ちょっと多重人格的なところあると思うんですよ。
佐々木：わかりますわかります。普段ぼんやりしているように見えて、
レコーディングのプレイバックの時とか、
「あ、ちょっと戻して」
「はい、そこもう一回再生して」
みたいめっちゃ怖い感じで言われるのでこっちも
「あ、はい！」ってビクビクしながらやってましたよ。
南：え、、そんなだったの私？
佐々木：覚えていないんですね笑
南：あ、はい、やっぱり違う人格が、、、
佐々木：もう本体の南さんがどれなのか、、、
南：私もちょっとわからなくなってきた。。。w
佐々木：記憶喪失で多重人格。やっかいな事になってきましたねw
南：それでもハッピーなら良いですw
佐々木：本人が平和w
南：話変わりますが、この曲のボーカルレコーディングあたりから、佐々木さんディレクションしなくなりましたよね。
佐々木：あーはい。そうです、あえて辞めました。
南：あえて、、だったのか。私このまま忘れ去られるのかと。
佐々木：いえ、狙ってやりました。この人は下手にディレクションしないほうが良いテイクが録れるかもしれないと思いまして。放置プレイです。
南：私放置されていた。
佐々木：一応僕的にボーカル録りのディレクションする時って、その人の癖だったり、性格だったり、録音と録音の合間はどれくらいあったらいいかな？とか考えたりしているんですよ。その結果、あーこの人は何も言わないで自分で好きにやれた方が自信持ってできるかもしれない、と思いまして、それで放置してみてました。
でも一応コントロールしていたんですよ。別の作業しているように見せて、ちゃんと聴いて言うべき事だけ言うようにしてた。
南：なんと！
佐々木：それと南さんの歌い方をもう少し僕も知っておかないと、うまくコミュニケーション取れないなぁと思ったりもしてました。
南：あ！そうですそうです！発声の仕方とかの意思疎通がもう少しできれば、どうすればいいかわかりやすかったかもしれないです。
この発声は、なんとかモードみたいに名前つけるとか？
佐々木：さっきのアレさ、あの歌い方で、、いや、それじゃなくてさ、、、みたいになってしまうから、
そこのボタンちょっと一回押して、はい、そのレバー上げて、はいはい、それそれ、、、みたいに出来たらいいなぁ〜と。
南：私はシンセサイザーになりたい笑
佐々木：ミナミッポイド。
南：え？ …ポイド…？
佐々木：あ、いえ笑
南：私もちょっとこの機会に整理してみたいと思ったんですよね。今まで歌ってきて、曲とか方向性ごとにこういう歌い方かな？とか試行錯誤して発見があったりもするので、そういうものをコントロール出来たらいいなぁと思ったりします。
佐々木：そうですよね、歌い方もかなりバリエーションがあるので、僕の理解がまだ追いついてなかったかもしれない。
南：私も追いついていない笑
レコーディングの時も、あれ？さっきどうやって歌っていたっけ？ってなるし、
テイクを聴き比べても、今どっちで歌ったんだっけ？となる。。。
佐々木：レコーディング中も記憶喪失が起きていたんですね。
南：そうですね、、、、あれ、、、今私何喋ってったっけ？
佐々木：え？南さん？どうしましたか？
南：あれ、えっと今何をしているんでしたっけ？
佐々木：え、、？南さん？大丈夫ですか？
南：、、、が、、で、、、だったから、、、わ、し、、、で、ま、、、ち、そ、、 、 、
佐々木：え！？南さん！言おうとしてる事が消えてしまっているんですか！！
南：
佐々木：みなみさぁ〜ん！！！
あぁ、、、消えてしまった。。。。。
唐突に姿を消してしまった南さんを後に、今日の楽曲紹介は何を言いたかったのか、そして果たして本当の事を言っていたのか？と不安になりはしたものの、
でも確かに、なるほど、、とその場では色々と理解したつもりの佐々木さんでしたが、後々何を理解したのかは結局思い出せないままでいたのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？