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一曲目から刺激が強くはありませんか…First Digital Release 「Tsukiyo」
数回にわたり、「Tsukiyo」について話そうとしてるのに全くたどり着かなかった普通のエレクトロニカを作る佐々木と歌うたい南。
今日は脱線せずにたどり着けるのでしょうか。。
佐々木:夜におしゃべりをすると次の日二日酔いのような頭痛に襲われる佐々木です。
南:か弱い佐々木さんに比べて、
特に痛くも痒くもなく日々健康に生きる南です。
佐々木さんは女子の慢性的な辛さを大体持ってますよね。
佐々木:はい。女性の不具合の多くを共感できると思います。冷え性、偏頭痛、だるさ、めまい、立ちくらみ、低気圧のやつなどなど。あげたらきりがないのですが、とりあえず健康的な日の方が少ないです。最近は生きることは痛みを我慢することなのだなと思いまして。。。
南:そうですか!生きてるだけで偉いといつも感じます!でも今回は早めに楽曲の話を。。。!
佐々木:はあぁ!!あぶねぇ。。。
南:今回はMakicomさんの「月夜」という曲を…なんていうんですかね
佐々木:リアレンジかな。
南:「Tsukiyo」のリアレンジはどうでしたか。
佐々木:まぁ、、大変でした。もう何回やったかわからないよね、何パターンあったかなぁ。
南:そうですね、佐々木さん、鬱で死ぬんじゃないか一瞬思う時がありました。作っては壊しを何回しましたかね、、、
佐々木:いや、あれが1番楽しんでる時間なんだよ!あの苦しみが人生の楽しみで。
もうダメだ、、死ぬ!とか言ってる奴は、だいたい死にたくない笑
というか南さんが作ったもの(アレンジしたもの)聴いても何も言わないのが不安すぎました。
しかも終わってからさっきのよかったのにとかいうパターンで、、、
南:ええ。何度か揉めましたねぇ。。
自分ではだいぶ伝えてるつもりなんですけど、何も伝わってないっていう。
多分自分の中でトークして終わってるのかもしれません。コミュニケーション能力の低さが露呈。
佐々木:うん、いつも言ってるけども、
会話の最後の部分はいつも言わないよね。
何故言わない!?となります笑
南:だから自分の中で、、、笑
まぁでも「Tsukiyo」は初めの方にやったから、まだ私達コミュ障だったということです。
佐々木:そうですね笑
あ、でもこの曲の時も、そうだったんだけど、
アレンジやってる時サクってできちゃう時は大体ダメなんだよね。。聴きどころどこだ?シンプルすぎない?っていう不安ループにハマって一年間アレンジし続けた。
初めはドリルンベースみたいの入れてたり
それも嫌いじゃなかったんだけど、
やっぱりなんか違う、、何が違うんだろうってかなり苦しみましたね。この曲。
南:長い長い戦いでしたね。どれもよかったと思うんですよ。思い出したんですけど。私、最初の段階で良いってちゃんと言った気がするんですけど、、、
佐々木:、、、、そうです。。。
結局ダメだと言ってたのは僕です!
アレンジブレイカーの血が騒いでしまった笑
いや、でもあまりにも何回やってもうまくいかないから、
なに表してる曲なの?どういう気持ちを言ってる曲なの?って1番色々話したよね。
で、結局なにを聞いてもよくわからないみたいな笑
南:え。結局わからなかったんですね。笑
佐々木:イェーーーーーってなる手前の感じを、表しています、みたいな曲?だったよね。。。(恐る恐る)
南:いえ、どちらかというと、
イェーーーーーーっていうのを知ってしまった状態の曲ですかね。
佐々木:えぇぇぇ。。。微妙すぎる!笑
そういえばこの曲ちゃんとした設定があったんだよね。平安時代?のイメージ?だっけ。
南:そうですね、具体的に話すと、
この曲の主人公は、平安時代の演奏家の女性で、ある時、ある体験をしてしまったんです。
それは簡単に言うと「他者との交わり」で、
例えば、、、音楽のセッションとか、Sexとかって他者がいなくてはいけなくて、自分一人ではできない事で、
そういう時、自分という感覚がなくなるような瞬間や高揚感を感じます。
そういう体験って、ある意味自分自身を手放した時に得られるというか、手放すというか委ねるというか、「私」という感覚が消えてしまうような怖さだったりもするけど、同時に「他者」を認識できる「悦」だったりもする。
この主人公は「それ」を知ってしまったんですね。月の出る夜に音楽のセッションのような、sexのような体験を。それで月あかりを感じるたびにその感覚が蘇る。
その感覚はとても高揚してるような感じとも言えるのだけど、逆に静寂の中にあるとも言える。
なので、どこにフォーカスするのかで、
高揚感だったり、静寂だったりで、捉え所が非常に難しい、、という事だったのかな?と。
佐々木:なるほど。。。どおりで捉えられなかったわけだ。。。
いや、音楽としてその高揚と静寂というところは感じていたんだけど、それを何でどう表現したらいいのやらで。
そうか、、、ずっとアレンジに迷いがあったのはある意味必然だったのかもしれない、、、!
南:えぇぇ。。。笑 ご理解いただけましたか。笑
話変わりますが、この曲、途中からソフト変えていましたよね?
佐々木:そうですね。
studio oneとableton live使ってるんですが、
歌ものを作る時はstudio oneの方が便利なんで、
ANMYの他の曲は全部studio oneで作ってます。
なんだけど、この曲だけabletonliveにスイッチしてます。
何故か?と聞かれる前に先に答えますが、気分です笑
南:、、、!笑 聞かれる前に答えるんかい笑
佐々木:本当はstudio one が出来る事が、ableton liveで出来なかったり、
その逆もあったりで、、、。
本当このソフト二つ合体しないかなとか思ってまして、
studio live ? ableton one?とか。
統合しないかな、もしくは買収とかさ。
あ、でも内部ルーティンのソフトとかがもっと進化して、レイテンシーとかがもっと改善すれば、いいのか。セーブの仕方も厄介だし、rewireってのがいまいち上手くないんだよね。結局MIDIとオーディオっていう仕組み自体がそもそものネックなんだよな。
いや、そもそもマシンのスペックが相変わらずネックなのか、、あ、いや、結局クロックがはずれてしまうことがそもそもの問題で、、、
南:????、、、、zzz
佐々木:あ、わからない話をし始めた途端眠くなってきたんでしょ?笑
南:いえ!そんな、、ことは。。。zzz
佐々木:ソフトの話は長くなるので、いつの日かまとめて話す回(話す会)を作りましょう笑
南:はい、、、その時は私も頑張ります!笑
でも実はアレンジだけでなくて歌も迷走しましたよね。
一人で迷走しているのならまだしも、二人それぞれ同じように迷い苦しみ、完全に救いようがありませんでしたね。無限地獄。
お互いに助け合うこともできない地獄。。。
佐々木:そうだった。。。助け合えない。。
歌も何回録り直したかわからないくらい録って、
「今のテイク良かったね!!」って言っても、
「また録り直す」といい、
「今のテイクも良かった!!」と言うと
「また録り直す」と言われて、
もう「今のテイク良かったね!」っていうのが怖い、という病気にかかりました。
もうトラウマレベルでした。w
南:はにゃ〜。
佐々木:あ、それ最近若者の間で使われてる奴ですな。でも使い方合ってるの?
南:さぁ。。。
佐々木:俺ら世代はハニ丸でしかないよね。
南:はにゃ!
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なんとか今回はやっと「Tsukiyo」の話にたどり着きました。
あなたは自分の中のイェーーーーーーー!を感じたことがありますか?
何かご質問などございましたらお気軽にコメントなどお待ちしております。
誰にも見られてないと思って言いたい放題のANMY。
そんなANMYが配信リリースしました「Tsukiyo」お聴きください。どうぞ。
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