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エバーグリーンのエフェメラル

みどりの日。
陽光を受けて輝く緑の波、若葉が日に日に色みを増していく。
ひと月前はさくらエフェメラルだと言っていたら、いつの間にか新緑になっている。

その横で常緑樹の木の葉が静かに揺れている。
常緑というとさも永遠のようであるが、あらゆるものはエフェメラルであるから、生長や季節の中で少しずつ色みが変わっている。
今見えるエフェメラルな色が美しい。

変わらないことでなく、変わることで永遠を見出す。
生まれ死にそして生き返す、エフェメラルな位相から永遠という高みを目指す。

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